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タイ旅行でスワンナプーム空港で両替を勧める理由とは?
海外の国に旅行で着いた時に入国審査終えてバッグを受け取って、そしてまず最初にすることは何でしょうか?
現地通貨を持っていないことには、空港からホテルに行くのにも、タクシー・電車・バスの移動費も払えませんし食事も出来ないですからね。
ただ世界中のどこの空港でも基本的には両替のレートに協定があり市内レートに比べて2・3割悪いことが多く、スワンナプーム空港でも必要最小限の金額だけ両替していた人も多いと思います。
しかし実はスワンナプーム空港には市内と遜色ないレートの両替所が存在しているんです。
今回は、スワンナプーム空港で市内レートかそれ以上に良いレートでバーツに両替できる両替所を紹介したいと思います。
バンコクのスワンナプーム空港での両替事情を解説
基本的にどこの国の国際空港でもそうなのですが、空港内の銀行もしくは私設両替所でも現地通貨に両替するレートが異常に悪いのは常識です。
これは訪問してくる外国人観光客がどんなに悪いレートであっても、必ず両替をしないとどこにも行けないことを考量した悪しき習慣で、空港内では協定が組まれていたためです。
スワンナプーム空港も例外ではなく空港内は多くの両替所がありますが、空港内の協定レートを使っています。
しかし実はスワンナプーム空港には隣接したエアポートリンクというモノレールがありその施設では空港の協定レートが適用外となる為に、簡単に市内と同じ両替レートの両替所があるExchange Zone(両替ゾーン)なるモノが存在します。
◎スワンナプーム空港での代表的な3つの両替手段
- 空港内の市内レートの両替所:Exchange Zone(両替ゾーン)
- 空港内の空港レートの両替所
- ATMでカードの海外キャッシング
それではこの3つのメリットとデメリットを比較する前に、先ずは両替レートが良いかどうかをチェックする方法を簡単におさらいしましょう。
両替所の両替レートボードの読み方を説明
両替所の両替レートを調べるには、両替所にかけてある電光掲示板に表示された両替レートで確認します。
間違えやすいのは、BUYINGとSELLINGのどちらをチェックすべきかという事でしょう。
◎両替レートボードの読み方
- JPY:各国の通貨を表示してあるのでJPY:日本円を見ます。
- BUYING:現地通貨を買うという意味なので、日本円からタイバーツへ両替するレートになります。
- SELLING:現地通貨を売るという意味なので、タイバーツから日本円に両替するレートになります。
分かりましたね、現地通貨に両替する際に見るのはBUYING:つまりタイバーツを買う方を見ることになります。
上記に例で言えば、日本円の1円に対して、0.2619バーツのレートとなりますから、1万円を交換すれば、2619バーツになるという計算になります。
BUYINGの数字は大きほうがいいのか?それとも小さいほうがいいのか?意外と悩む方が多いのではないでしょうか。
これによりJPYのBUYINGの数字を比較して、最も大きい数字の両替所で交換するのが、最もお得という事です。
①空港内であって空港内でないExchange Zone(両替ゾーン)
スワンナプーム空港には、指定地域から外れた厳密には空港ではない場所があります。
その場所に建てられた両替所に関しては、空港レートを使わなければならない協定が適応外となるために、市内と同じ独自レートとなっているんです。
その場所は、Exchange Zone:両替ゾーンと呼ばれています。
スワンナプーム空港のExchange Zone:両替ゾーンへの行き方
そのスワンナプーム空港内でありながら空港レートが適応されないExchange Zone:両替ゾーンへの行き方を説明したいと思います。
その場所は、スワンナプーム空港の地下1階から行けるエアポートリンクの乗り場前にあります。
下の写真はスワンナプーム空港の案内板になります。B階にエアポートリンクと書いてありますね。空港内にも案内が出ていますので、案内に従って地下1階に行けば着きます。 地下1階に降りると絨毯が引かれた緩い坂がありこの坂を下るとエアポートリンクの駅があります。 この絨毯の坂が空港内と空港外の境界線となります。 この絨毯の坂の上にもカシコーンバンクの両替所がありますが、当然ですが空港レートになります。
この坂を超えた先のエアポートリンクの駅側の両替所で両替をして下さい。絨毯の坂を下るとエアポートリンクの切符売り場があり、その奥が地下鉄の乗り場になっています。
ここはもう空港内ではありません。この隣と裏手にある両替所が目的の市内レートの両替所となります。
スワンナプーム空港の高レートのExchange Zone:両替ゾーン
◎Exchange Zone(両替ゾーン)にある両替所
- スーパーリッチ1965 :Super Rich 1965
- ハッピーリッチ :Happy Rich
- ハッピーリッチプラス :Happy Rich Plus
- トラベレックス :Travelex
- バリュープラス :Value Plus
- トゥエルブビクトリー :Twelve Victory
- カシコン銀行 :Kasikorn Bank
どの両替所が固定してレート良いというわけではなく、両替レートは時間単位で変わっていきますので、その時により入れ替わります。
ぐるっと全店を見て回っても2・3分ですから比べて1番レートの良いところを見つけて両替しましょう。
しかしなぜかいつも込んでいるのはスーパーリッチです。特に中国人が多い様な気がするのですが、中国人のガイドにでも書いてあるのでしょうね?
1番知名度があるのは、スーパーリッチですからブランド力でしょうか?
Exchange Zone:両替ゾーンの弱点とは?
Exchange Zone:両替ゾーンには、実は弱点があるんです!
基本的に各両替所により異なるのですが、営業時間は朝の6時程度から23時半から24時ぐらいまでです。
ぐらいというのは、タイなのでその日の気分で少し違いがあるからです。
もしこの時間外にスワンナプーム空港に着いた人は、Exchange Zone:両替ゾーン以外の空港のレートの両替所かATMでキャッシングするしかないという事です。
スーパーリッチ1965 :Super Rich 1965
バンコク市内にある高レートで有名な両替所で知名度ではNO1です。通称オレンジのスーパーリッチです。
ココが元祖と言う話で、他は兄弟で分かれて出したお店などスーパーリッチという両替所が何店があります。
この場所でも1番人気の様でお客さんが並んでいたりもします。もしレートが同じであれば他で替えた方が時間の節約が出来るといことです。
ハッピーリッチ :Happy Rich
私はこのハッピーリッチに関してはバンコク市内で見たことはないですね、このスワンナプームしか見たことのない両替所です。
ハッピーリッチプラス :Happy Rich Plus
ハッピーリッチはもう1店ハッピーリッチ+出しています。おそらくレートは両店ともに同じだと思います。
トラベレックス :Travelex
Exchange Zoneの両替所としては最も新しい店舗となります。
バリュープラス :Value Plus
このエリアが出来た時からスーパーリッチと鎬を競う店舗です。
トゥエルブビクトリー :Twelve Victory
カシコン銀行 :Kasikorn Bank
Exchange Zoneの両替所として、異色なのはカシコン銀行です。
そうです、ここだけは私営の両替所ではなく、タイで3・4位に位置する銀行の両替所です。
市内では銀行のレートなので良くないのですが、ここでは基本的に他と同じレベルの好レートを出しています。
②空港内の空港レートの両替所
スワンナプーム空港にあるExchange Zone:両替ゾーン以外の両替所は、基本的に空港の協定レートとなるので、ハッキリ言って市内の両替所を比べるとかなり悪いので、出来ることなら交換したくないです。
両替ゾーンのカシコーン銀行のレート:0.2840
空港内のカシコーン銀行のレート:0.2619
つまり1万円を両替した際には、221バーツの違いが出ます。
この日の空港内の両替レートは、何処でも0.2619で同じなのが、下のサイアムコマーシャル銀行の両替レートの写真で分かると思います。 といことで、出来れば両替をしたくないスワンナプーム空港にある両替ゾーン以外の両替所ではありますが、両替ゾーンの両替所の営業時間外の際には、仕方ないので両替しましょう。
場合に寄っては、最低限必要な額だけをバーツに両替して、翌日に市内で両替するのをおススメします。
1000バーツ程度あれば、タクシー代・食事代・コンビニで簡単な買い物程度は出来ますので。
それとこれは補足ですが、バンコク市内の両替所も一部の繁華街にある所を除けば、24時間営業ではないので、注意が必要です。
③ATMでカードの海外キャッシング
スワンナプーム空港でタイバーツを得る手段としては、日本円からの両替以外としてATMでキャッシングする方法があります。
利用できるカードも、クレジットカード、キャッシュカード、海外旅行用のプリペイドカードなどがあります。
タイのATMであれば、どのカードの利用できますし、ATMもタイ語・英語を選ぶことが出来ます。
対応済み銀行であれば日本語もOKですが、古いタイプのATMだと未対応の昔のATMのこともあったりもするので、注意をして下さい。
それとタイのATMでは、1回の最高限度金額と最高限度枚数が決まっているので、注意して下さい。
◎タイの銀行の1回の引き出し最高限度金額と最高限度枚数
- バンコクバンク:最高限度金額25,000バーツ(限度25枚)
- アユタヤバンク:最高限度金額30,000バーツ(限度30枚)
- カシコーンバンク:最高限度金額30,000バーツ(限度30枚)
- クルンタイバンク:最高限度金額20,000バーツ(限度20枚)
- TMBバンク:最高限度金額30,000バーツ(限度30枚)
- サイヤムコマーシャルバンク:最高限度金額20,000バーツ(限度20枚)
バンコクバンクのATMを例にキャッシングの方法を解説
それでは、タイ最大の銀行であるバンコクバンクのATMを使って、実際の海外キャッシングの仕方を説明しましょう。
バンコクバンクのATMの初期画面です。
先ずはクレジットカードを挿入しましょう。 暗証番号を入力して、右上のエンターを押します。 言語選択の画面になるので、右の上から2番目の英語と日本語のボタンを押します。 FASTCASHつまり表示された所定の定額で良い人は、指定額のボタンを押せば終了です。
それ以外の金額を指定したい人は、右上のWITHDRAWALを押してください。 口座の種類は、右上の普通預金を選択します。 金額を入力して、確認(CORRECT)を押してください。
ATMでのキャッシングの注意点とは?
Exchange Zone:両替ゾーンの営業時間外で、空港の悪いレートで両替するならキャッシングの方がお得だったりもします。
ただキャッシングは各カードごとに特徴があり、為替レート・金利・ATM利用料・事務手数料とかなり多くの要素が複雑に絡んでいます。
クレジットカードは、お金を借りることになるので金利が高いのですが、引き落とし前に自分で繰り上げ返済が可能です。
早く返済することで、金利も下がりますので、結果として安くキャッシングできるんです。
但し大切な事ですのでもう一度言います。自分で可能な限り早く返済をすますことが条件になります。
海外キャッシングでおススメのクレジットカードは、セディナJiyudaカードと丸井のエポスカードの2つです。
①セディナJiyudaカードの特徴
- セディナ系のカード
- 年会費無料
- 利率 0.15%~
- ATM引出手数料が無料
- 繰り上げ返済が電話不要でネットのみで返済することが出来る
- ペイジー利用なら繰上返済の振込手数料が無料
- 海外旅行保険は付帯されない
- 国際ブランドは、VISA/master/JCBの3つから選べる
詳しくは公式サイトで⇒公式サイト セディナJiyuda
海外キャッシングを出来るだけ安く済ませたいのであれば、間違いなくおススメはセディナJiyudaカードです。
セディナJiyudaカードは、年会費無料のセディナ系のカードで、キャッシングする際の強みは、利率0.15%~と最安クラスな上に、ATM引出手数料が無料、ペイジーからの繰上返済であれば振込手数料も無料と
しかも繰り上げ返済の手続きの際に、ネットのみで返済手続きを完結することが出来る利便性の高さで、間違いなく海外キャッシング最強のカードと言えます。
②エポスカードの特徴
- ショッピングモールの丸井のカード
- 年会費無料
- 利率:0.147%~
- ペイジー支払いも可能
- 海外旅行保険が最も充実している
- ATM引出手数料が216円が1回ごとに必要
- 繰上返済時にカード会社への電話が必要な点がマイナス点
- 国際ブランドはVISAのみ
詳しくは公式サイトで⇒公式サイト エポスカード
丸井のエポスカードはというと、海外キャッシングで言えば、利回りは0.147%~となりますし、ATM引出手数料が1回ごとに216円必要となり、キャッシングコストで言えば、クレジットカードの中でも5・6番手です。
ただエポスカードは、年会費無料のクレジットカード中最高に充実した内容の海外旅行保険が付いてきます。実は、セディナJiyudaカードには海外旅行保険は付帯されていないんです。
海外キャッシングから考えるクレジットカードの持ち方は?
海外旅行や海外キャッシングから考えるクレジットカードの持ち方は、どうすればいいのでしょう?
セディナJiyudaカードは最もお得に海外キャッシングできるカードとしてメインに使うのが良いでしょう。
加えてエポスカードがあれば、海外旅行保険という意味でも、セディナJiyudaカードを無くした時やATMに飲まれた時(海外のATMは良くカードを飲んでしまうので(涙))の海外キャッシング用の予備という意味でも保険になります。
エポスカードの海外旅行保険に関しては、下記記事でも説明しているので、そちらも読んでみて下さい。
市内の高レート両替所よりスワンナプーム空港の両替所をお勧めする理由
上に書いたように、市内にある高レートの1位を争う様な有名な両替所である”スーパーリッチ”もスワンナプーム空港に支店を出しています。
確かにレート的にはスワンナプーム空港の支店の方が悪いですが、1万円の換金で、5バーツ程度から20バーツ程度の差になります。
バンコクの”スーパーリッチ”や”イエンジェット”の本店に行けば、タイで1番の高レートで両替は出来ますが、そこに行くまでの交通費も掛かりますから、そこまでする意味があるかは疑問が残りますよね。
そしてもう1つの理由は、タイ・バンコク旅行ではその時間が貴重ですから、少しばかりの高レートのために離れた両替所にわざわざ出かけていくことは本末転倒だとも思います。
海外旅行というのはその国に滞在している時間を買っているようなものですからね。しかもお金を得ることは後でも出来ますが、時間を得ることは出来ませんからね。
このような理由からタイ旅行ではスワンナプーム空港で両替をすることをおススメします。
勿論100万円とかの高額の両替する人は、バンコクでその日に1番良いレートの両替所を調べて出掛けて行って下さいね。
バンコク旅行に関する参考となる記事3選
バンコクを旅行する上で参考となる記事を3つほど選んでみました。
タイの旅行でスワンナプーム空港での両替方法のまとめ
どうでしたか?私もそうでしたが、普通は空港での両替はレートが良くないから少額のお金しか両替しない方が良いって思いますよね。
それがエアポートリンクが出来たことで、スワンナプーム空港では高レートで両替が出来る様になっています。
ただし真夜中の時間帯には閉まってしまうのが最大の問題点です。
その時には仕方ないので、昔の様に少額だけ両替するかATMで元気を引き出すかして、街に出るしかないですね。
通常の時間であればホテルや銀行で両替をするより、スワンナプーム空港で両替されることをおススメします。
◎海外キャッシングでおススメのクレジットカードは下の2枚です。
- 詳しくは公式サイトで⇒公式サイト セディナJiyuda
- 詳しくは公式サイトで⇒公式サイト エポスカード
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”クレカの保険は使えない?海外旅行に持って行くクレジットカード最強のベスト3”
クレジットカードを複数持った時の注意点やおススメのクレジットカード等も説明していますので、興味のある人は是非!