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飛行機の機内持ち込みで気を付けることは?
海外旅行では勿論、国内でも飛行機を利用するときには、誰でもある程度の荷物を持ち歩くことになりますよね。
預け荷物は状況に寄ってはあったりなかったりすると思いますが、機内に持ち込む手荷物はない人はいないと思いますしね。
特に2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件を契機に、テロ対策として機内持ち込みが厳しくなった品もありますから、そこは気をつける必要があります。
機内への持ち込みが出来なくなったものには特別なものではなく、日常生活で使用しているものも、危険だと判断されるかもしれないからです。
持ち込めないものは、廃棄することになるかもしれないので、余計なトラブルを防ぐためにもあらかじめ自分で除外しておきましょう。
この規定は毎年変更が繰り返えされていますから、現在の規定を知っておく必要があります。
今回は、飛行機の機内持ち込みで注意すべき要点をまとめましたので参考にして下さい。
持ち込みに制限のある具体的な品を説明
①オイルライター・ガスボンベ等の注意点
まず、爆発の危険があるということで、持ち込むことが出来ないのは、花火やガスボンベやオイルライターなどです。
また訪れる国によっては、オイルライターだけではく、普通のマッチやライターでさえも持ち込むことが禁止されていることもあります。
ライターの中には、コレクターズアイテムとしても通用する芸術品もありますが、どれだけ愛着があっても廃棄することになるかもしれないので、荷物に入れることは避けておくほうが良いでしょう。
②液体バッテリー・リチウムイオンバッテリー等の注意点
爆弾の材料になり得る液体バッテリーや一定容量以上のリチウムイオンバッテリーなども持ち込むことは出来ません。
リチウムバッテリーはパソコンやビデオカメラによ良く使われるものですが、制限に引っかかるほどの大容量バッテリーというのは、かなりの大きさなので、携帯する電化製品に使われているものであれば、この部分はあまり心配する必要はないでしょう。
障がいを持つ人が使う電動車椅子などで、大容量の液体バッテリー・リチウムバッテリーを使うことがありますが、国際規約・国内規約で定められたルールに基づいてバッテリーを預入するか、預かり不可か、機内持ち込みかが判断されます。
③殺虫剤・漂白剤等の注意点
それから有毒物質が発生するということで漂白剤などの酸化性物質、殺虫剤や農薬なども禁止されています。
可能性があるケースとして考えれるのは、洗濯用に漂白剤を持っていこうとする場合だと思いますが、その場合は高いモノでもありませんし、その場で放棄して、現地で買えばいいでしょうね。
④ナイフ・ハサミ等の刃物の注意点
犯罪に使われる可能性があるということで、刃物類も持ち込みは出来ません。
カッターやナイフ、ハサミであろうと刃物として認識できるものは、機内持ち込みは無理です。
刃がなくても、鈍器になりえるものとしてバットやゴルフクラブなども持ち込みは禁止されています。
⑤ジュースなどのドリンクの注意点
最も注意が必要なのは、液体モノです。現在の規定では、基本的にはかなり厳しい条件が課せられています。
国内線であれば、検査をすることで手荷物として運び込むことが出来ます。
基本的に未開封であれば問題なく認められて、開封済みだと中身が本当に飲み物かどうかを臭いなどで確認することになります。
では、国際線になるとどうなるのかというと、一定の容量の容器に入れておけば持ち込みができます。
例えばアメリカに行くときには、100ml以下の容器に入れておけば持ち込むことが出来ます。その際、持ち込む液体はジッパー付きの透明なプラスチック袋に入れておく必要があります。
1人が持ち込める量は袋一つ分ということであまり多くは持ちこめません。さすがに100ml以下となれば持ち込むことが出来るのは化粧品程度で、飲み物は無理ですね。
土産物で持っていきたい酒などは預け入れることが出来ますから、不要不急なものは手荷物にする必要はありません。
ただし、ベビーミルクやベビーフード、食事療法で決められた食品、処方箋などで指定された医薬品については液体であっても、持ち込み規制の対象外となります。もちろん、機内で必要になる量が認められてるということで、あまりに多すぎると検査でひっかかる恐れがあります。
なお、検査を通った後に空港の免税店で購入した飲み物、化粧品などであれば危険性がないということで、容量制限に縛られることなく、持ち込みが可能です。
⑥食べ物等の注意点
LCCでは、機内食が別料金となる為に、誰もがお弁当やパンなどを持ち込んで食べたいと思ったりすることもあるでしょう。
まぁ遊園地などで食べ物の持ち込みを禁止しているのと同じ理屈ですね。
誤解しないでほしいのは、機内に食べ物を持ち込むこと自体は、特別に匂いがひどくて他の乗客に迷惑が掛かるようなものでなければ問題要りません。
これは仕方ないと諦めて、機内販売のモノを食べるか、搭乗前に食べて機内では食べないかしかないですね。
機内持ち込みのサイズや重量の制限にも注意
機内持ち込みが出来るものでも、無制限に持ち込めるというわけではありません。
荷物の大きさ及び重量は、利用する航空会社によって異なるので、飛行機を予約した時にはどのくらいの手荷物を持ち込めるかを調べておく必要があります。
ある意味手荷物の規定が、最も気になるのはLCCだと思います。そのため最も人気の高いエアアジアの国際線の規定を、例に見てみましょう。
◎機内持ち込み手荷物(大)
機内持ち込みバック(大)はハンドル・キャスター・サイドポケット等を合わせて56㎝x36㎝x23㎝を超えないものとなります。
機内では座席上の収納棚に収納できるものに限ります。
◎機内持ち込み手荷物(小)
機内持ち込み手荷物(小)は、40cm x 30cm x 10cm を超えない のラップトップバッグ、ハンドバック、バックパックまたはその他の小さなバック1つで、前の座席下に収納できるものとします。
機内持ち込み手荷物は、最大合計7kg、2つまで持ち込み可能です。
実は2016年に規定変更があり、2つの手荷物の合計が7kg以下となりました。
機内持ち込みで規定より多く持ち込む裏技とは?
ここまで規定を見てきましたが、ここでは機内持ち込みに関する裏技といういうか、ちょっとした方法を紹介します。
①服に持てるモノは入れてしまおう!
エアアジアで見たように、全てのバッグを合計したキロ数で規定が設けるキャリアも増えてきました。
この為にボーディングパスを受け取るときにも、必ずカウンターで手荷物の重量を預入荷物と同じように計る様になりました。
昔と異なり規定は厳格に適用して、重量オーバーしていれば追加料金を払わないといけません。
では、その規定を超えても持ち込める裏技をお伝えします!
まぁ、そんなもったいぶるほどの大した裏技では荷のですが、、、、、
それは、重量のあるバッテリー等は荷物には入れずに衣服のポケットに入れておくということです。
そしてカウンターでボーディングパスを受け取った後にそのれらのモノをカバンに入れる様にしましょうね。これで規定以上に荷物を持ち込めますよ(笑)
②免税品は、規定とは別に持ち込み可能!
実は空港で購入した免税品は、持ち込み荷物の規定とは別に持ち込むことが可能です。
規定が厳しい液体類でも免税品であれば、特別に機内持ち込みが出来るんです。
ただし目的地の国の免税規定を超えていると到着地で没収の可能性があるので気を付けましょう。
③帰りのフライトのみ受託荷物を追加する
LCCでチケットを購入する際には、オプションを細かく設定できます。そしてそれは往路と復路にそれぞれで設定しますから、違う内容にすることも可能です。
この特質から、往路は受託手荷物を追加せずに手荷物のみとして、復路は受託手荷物を追加するということが出来ます。
これは帰りはお土産を買うので荷物が重くなうための対策として有効な手段です。
そして受託手荷物の追加は、帰る際の空港でも頼むことは可能ですが、料金的には割高になるので、最初に航空券を購入したときに一緒にオプション追加するのが安いのでおススメです。
旅行の計画を立てるときから、受託手荷物の追加に関しても検討しておきましょう。
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どうでしたか?今の飛行機の機内持ち込みの荷物の規定って、複雑で難しいですよね。
実際にドリンクの持ち込みを注意されていて、その場で飲んだりする中国人は良く見ますからね(笑)まぁドリンクを機内に持ち込めないのも、本当は不便なんですけどね。
それと気をつけなければいけないのは、日本の空港で行った検査では通ったけれども、経由地や目的地の空港で行った検査では認められずに没収されてしまうこともあったりします。
では、快適な飛行機の旅を楽しんでください。
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