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タイマッサージのメニューと受け方を詳しく説明
タイ旅行では、楽しいことが一杯ありますよね。
タイの歴史的な王宮や寺院を観光したいし、美味しいタイ料理も食べに行きたいし、お土産の買い物はしないといけないし、忙しいスケジュールになってしまうのも仕方ないですよね。
でも、タイは暑いですから頑張りすぎて疲れて、体調を崩してもいけません。
タイマッサージと聞くと、芸人さんがプロレス技の様なものを受けて痛がっている、そんな姿をテレビで見たことがあるかもしれませんが、これはタイマッサージの技術の中の珍しい技の話です。
普通に受けるタイマッサージは、気持ち良くて寝てしまう人も多くいるほど、リラックスできるものです。
本場のタイマッサージを体験すればて観光となる上に休憩にもなり疲れた体もリフレッシュされて、まさに一石二鳥!
そこで今回は、タイ旅行で気軽にタイマッサージを受ける為に、メニューの種類や料金チップの渡し方や金額を解説したいと思います。
タイ古式マッサージとは、どのようなものなのか?
タイマッサージは、タイ古式マッサージとも呼ばれる2500年前からの歴史のある施術です。
仏教の開祖であるブッダの主治医として有名なシヴァカ・ゴーマラバットというインド人医師が、考え出したものと言われています。
現代のタイにおいては、タイ古式マッサージは、東洋医学の中での伝統的医療として認知されているものです。
そのためストレッチとして行うだけでなく、タイ人は医療行為としてタイ古式マッサージを受けている人も多くいます。
タイ古式マッサージは、大きく2つの流派に分かれています。
現代のタイマッサージは、その技術体系やスタイルにより大きくは2つに分類されています。
◎バンコク式(ワットポー式)タイ古式マッサージ
バンコクにある最古の寺院ワットポーを総本山とするスタイルです。
ワットポーで行われているマッサージスクールは、大変人気があるため多くの門下生がこのスクールで習ったことにより、タイで最も多くの人が身に付けているスタイルとなりました。
実はマッサージスクールとしては歴史はそれ程古くはないのですが、伝統医学学校としての歴史がワットポーにはあるために、タイ古式マッサージの総本山として自他共に認められる存在です。
ワットポーにより、医学的な面から複雑であったタイ古式マッサージを簡素化することで、多くの人から支持を受けるようになりました。
◎王宮式(ワットポー式) タイ古式マッサージ
多くの流派が存在する中でも、王宮式は特殊なスタイルになります。
本来は王族に対して、施術するためのタイ古式マッサージで、王族に対して失礼の無いような配慮がされています。
◎チェンマイ式 タイ古式マッサージ
ベースは、バンコク式とも言われるのですが、チェンマイに伝統的に伝わる技術を積極的に取り入れて、独自のスタイルへと変化していったものです。
マッサージスクールのオールドメディシンで学んだマッサージ師達が多くの流派に別れていくことで色々な技術やスタイルが存在するようになりました。
◎地方のタイ古式マッサージ
各地方にも伝統的に受け継がれるタイ古式マッサージが存在します。
ただ全体的な特徴として、派手な技術は余りなく、センを中心に押すことと力で筋肉を揉むという構成されているケースが多いですね。
タイマッサージの受け方とメニュー・注意点を解説
実は、タイマッサージを受けてみるとマッサージ師により、かなりマッサージの内容は違います。
その内容は、大技(吊り上げたり捻ったり)を多く用いる人、背中に乗ったり関節を押さえて引っ張ったりする人、セン(人体に走るエネルギーのラインのツボのようなもの)を指で揉み込む人、同じタイ古式マッサージとは思えないほどの多様性があるものです。
マッサージのお店では、マッサージ師の出入りも激しく、スタイルも流派によりかなり異なるので統一することが難しいために、お店では大まかな部分だけしか統一させていないことが多いのです。
タイマッサージのスクール併設のお店でもない限り、そのお店がどのスタイルのマッサージ屋であるようなことが書いてあることは無いのが普通です。
そのために受けたマッサージの当たり外れは、お店の推奨するスタイルやお店がどうというよりもマッサージ師個人の技量によるものが殆んどです。
使う技術の好みもそうですし、力の強さや力の入れ方など個人で異なるものです。
もし気に入ったマッサージを受けた場合には、そのマッサージ師の名前を聞いておいて次からも指名することをオススメします。
実際にタイ古式マッサージの受け方の手順を説明
①入店をしてマッサージの種類を決める!
お店に入るとメニューを持ってきますので、その中から何のマッサージを受けるのかを決めてください。
そのマッサージ師が施術中の時には、後どのぐらいで終わるのかを聞きそのま待つか、もしくは終わる時間にまた来ることにして予約して置いて貰うかを決めます。
②マッサージを受ける時間を決めます
時間に関しては、通常のマッサージなら1時間か2時間になります。
1時間か2時間の料金が書いてあるところもあれば、2時間の場合は少し割引の値段のお店もあります。
ただし30分だけ受けることは基本的に出来ないことが多いです。
タイマッサージを1時間、フットマッサージを30分というような形であれば、大丈夫なこともあります。
③洋服を着替えをします
Tシャツに短パンで体を動かすのに問題のない服のときには、そのままマッサージを受けれますが、服装がマッサージの妨げになりそうな時には着替えます。
フットマッサージでは、ズボンのみを履き替えますし、タイマッサージの場合は上下着替えることになりますが、ズボンしか用意していないお店もあります。
オイルマッサージは、服を脱いでタオルのみを羽織って受けるケースと使い捨ての下着に着替えるケースとあります。
④足を洗います。
マッサージの種類やお店にも寄るのですが、足を洗うこともあります。
⑤選んだマッサージの種類の場所に移動します
マッサージの種類で、椅子やベッドの種類が異なります。
もし友人同士で来店したとしても、選ぶマッサージが異なる時には分かれて受けることになることもあります。
①タイ古式マッサージ
タイマッサージは、スペースが広い場所が施術しやすいので、マットだけのであったりすることが多いです。
それをカーテンで仕切ることで別けています。
ベットの上でタイマッサージをするお店もあり、このスペースで良く出来るものだとマッサージ師の技能に驚くこともあります。
③フットマッサージ
フットマッサージは、フットマッサージ専用の椅子で行うことが多いですね。
たまにタイマッサージのベットですることもあります。特に田舎のタイ人しか来ないようなところでは、イスが無いためベッドでしていたりもします。
⑥マッサージを受け終わった後は、シャワーや着替えを
マッサージが終われば、シャワーを浴びるか着替えをします。
基本的にオイルマッサージの場合は、施術後にはシャワーを浴びてオイルを流しますが、繁華街の中などのお店ではシャワーがない時もあります。
タイマッサージやフットマッサージは、シャワーの必要はありませんから、着てきた自分の服に着替えます。そしてフロントに移動します。
⑦フロントでお会計、そしてドリンクはサービス
着替えが終わってフロントに行くと、多くのお店ではお茶がサービスで出てくることが多いです。
その時にはフロントのサイドにでも、椅子が用意されているので、腰を掛けて飲んでくださいね。
⑧マッサージ師にチップを渡しましょう
キャッシャーで料金を払って、お店を出るまでの間にマッサージ師にチップを手渡します。
もしも側にいない時には、チップを渡したいと頼めば急いで呼んできてくれます。この場面で呼ぶのはなんのためなのかは、彼らも分かっていますから急いで来ますよ。
チップの金額の相場は、基本は50B〜100Bぐらいです。
まぁ、40BでもOKですね。20Bだとチップが少なかったとマッサージ師が裏でボヤイていたりします。
彼らの対応やマッサージが良かった時は100Bを渡してあげると良いでしょう。100Bだと本当に喜びますからね。
ただし特別な理由がない場合は、100Bを超えるのチップは多すぎですので止めましょう。
たまにキャッシャーにチップも渡してしまう人を見ますが、基本的には止めた方が良いです。お店の人が必ずマッサージの人に渡すとは限りませんし、中には渡さないことがルール化されているお店もありますので。
マッサージの代表的なメニューの紹介
では、マッサージのメニューを詳しく見ていきましょう。
タイマッサージ系
◎タイマッサージ:1時間
タイの伝統的なボディーマッサージ、タイ古式マッサージになります。
タイでのマッサージが初めてな人は、このタイマッサージ1時間を選んで体験してみてください。
◎タイマッサージ:2時間
実はタイマッサージの本来のメニューは2時間で行うものです。
1時間はあくまで営業的に作られた縮小版で、体のために考えられた施術としての本来のメニューは2時間のものです。
その効果を考えるなら時間があれば、本物の2時間で受けてみてください。
◎タイハーブマッサージ
タイマッサージをハーブボールを使って行っていきます。
ハーブボールによるリラクゼーション効果もあります。
ハーブボールとは?
ハーブボールとは、インドの伝承医学アーユルヴェーダと中国の漢方から知識を得てタイで考え出された伝統医療で、何種類もの天然ハーブをコットン布で包んで蒸したものです。
タイマッサージやオイルマッサージをしながらスチームして暖かいハーブボールを肌や関節に当てて施術するものです。
効果としては、血行促進や発汗作用・老廃物の排泄促進などがありそれにより美肌効果やダイエット効果がありまた薬草成分による温熱効果により筋肉の凝りをとりリラックスを促進します。
◎ヘッドアンドショルダー
名前の通り頭と肩を中心としたタイマッサージとなります。
希望によりどちらかだけにしたり背中も加えて貰ったりも出来ます。
◎スポーツマッサージ
タイ語で、ヌアットセンと言ったりもします。腰や肩を痛めているときなどに、施術として行うより医療に近いマッサージです。
このマッサージは技術がいるために出来るマッサージ師が限られます。
フットマッサージ系
◎フットマッサージ
イスに座って左右の足を中心にマッサージをしていきます。
寝てしまう人が半分以上いるぐらいリラックス出来るものになります。観光旅行で外を歩き回る外国人にとっては最適ともいえるマッサージだと思います。
外国人には1番人気なのですが、タイ人で受ける人は少ないです。タイ人から見るとマッサージといえば、やはりタイ古式マッサージなんです。
オイルマッサージ系
◎オイルマッサージ
オイルを全身に塗って体を揉み解していきます。体をほぐしリラックスすることが出来ます。
◎オイルハーブマッサージ
ハーブがブレンドされたオイルを使います。内容的にはオイルマッサージと同じです。
◎クリームマッサージ
オイルを好まない人はクリームを使ってマッサージをします。内容的にはオイルマッサージと同じです。
◎アロママッサージ
アロマがブレンドされたオイルを使います。内容的にはオイルマッサージと同じです。
◎アロベラマッサージ
アロエがブレンドされたオイルを使います。内容的にはオイルマッサージと同じです。
スクラブ系
◎ボディースクラブ
スクラブを使って全身をマッサージしながら古い角質を落とします。終わると肌はつるつるになります。
◎スクラッチヒール
かかとの古くて硬くなった角質を削り取ります。
フェイス系
◎フェイスマッサージ
顔をフェイス用のクリームを使ってマッサージします。
◎ハーブ フェイスマッサージ
顔をバーブをブレンドしたフェイス用のクリームを使ってマッサージします。
お手入れ系
◎マニュキュア
手の爪を切って整えてマニュキュアをしてくれます。
◎ペディキュア
足の爪を切って整えてペディキュアをしてくれます。
◎爪きり
爪を切ってくれます。これは価格がお店により様々です。
200Bぐらいのところもあれば、他のマッサージをしてくれれば無料のところもあり、正式なメニューではなく裏メニューみたいなところもあります。
基本の3つのマッサージの料金基準
タイ古式マッサージの基本は、下の3つのマッサージとなります。
◆3つの基本的マッサージの料金
- タイマッサージ:200B~300B
- フットマッサー:200B~300B
- オイルマッサージ:300B~400B
外国人が普通に行ける店としてはこれぐらいの料金が基本になります。ただしスパを行うお店の場合は更に高いことが多いです。
場所も大きく関係していて、バンコクの中心地は更に50B~100B程度高くなります。
中には競争原理が過剰に働いている場所などもあり、99Bの格安のお店があったりもします。
因みにタイ人の行くお店でも、100B~120Bぐらいが相場です。
と
ハーブボールやアロマをプラスして使うマッサージは、上の基本料金に200B~300B程度高くなっていることが多いです。
上手なマッサージ師に巡り合えるために!
上手なマッサージ師を見分けるポイント
先に述べましたように、マッサージの上手い下手は基本的にお店ごとに異なるのではなく、マッサージ師により異なります。
◎上手なマッサージ師を見分ける3つのポイント
- 30歳以上のおばさん
- 少し太っている
- 指が太く力がありそう
ただ実は本当に上手い人は、センと関節を的確に捉えて梃子の原理を使うので、細くて小さい体の人でも驚くほど力強いマッサージが出来ます。
実は驚くほど上手い人は、逆に細い人が多かったりするんです。これはその人は力を使わずにマッサージをする技術を身につ付けるけているからだと思います。
ただしそのような細くてずば抜けて上手い人は少ないので、少し太いおばさんの方が上手い人に当たる確率は高いと思います。
それとマッサージをしながら他の人と喋っている人は、集中もしていないので駄目ですし、そういう姿勢の人は上手くはならないですね。
まぁ、おしゃべりを許しているお店の姿勢からして駄目ですが、、、、、
リピーターとしてマッサージ屋に通う場合
好みのマッサージが受けれた時は、担当したマッサージ師の名前を聞いて、次回も指名することをオススメします。
そのためにもしそのマッサージ師がお店を移ってしまうと、お客さんも付いて移ったりすることも普通にあります。
中にはマッサージ師の電話番号を聞いて、直接予約を入れたり自分のホテルに来てもらうことも出来たりすることもあります。
ただしホテルに来てもらうときには、マッサージ代とは別にお店に出張料の様な代金を、2・300バーツほど払わなければなりません。
それでも自分の部屋でゆっくりマッサージを受けたい人達がいるんですよね。
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タイマッサージをタイバンコク観光旅行で受けようのまとめ
どうでしたか?これを読んだのなら、初めてでも気楽にタイマッサージを受けれるようになったのではないでしょうか?
◎タイ古式マッサージの基本知識
- マッサージのスタイルは、お店ごとの特色ではなくマッサージ師個人の技量により異なる。
- タイマッサージは、基本フルコースが2時間なので、出来れば2時間で受ける。
- チップを渡す時はレジではなく直接マッサージ師に渡し、金額は最低でも40Bか50Bぐらいは用意する。
- マッサージの内容が気に入った時には、個人の名前を聞いて、次回からはその人を指名する。
タイマッサージは価格も高くはないですし、タイに来たときにはぜひ体験してもらいたいものです。
体の疲れも取れますし、リラックスした時間を過ごせると思いますよ。ぜひタイの伝統をご自身で感じてみてください。
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