タイのコンビニエンスストアのお弁当
前回はタイのお弁当の話をして、レポートに関しては先ずは日本では馴染みのない冷凍ものを食べてみました。まぁ冷凍のお弁当だし冷蔵の真空パックのお弁当も横で売っているんだし、保存期間が売りで味に関しては2の次の商品だと完全になめていました。
ところが食べてみてビックリです!
かなり美味しいんです。ご飯なんてフワフワですからね。高いと思っていた価格も日本食がお店の何分の1だと考えると悪くないかもと思いました。
タイに居ると気楽に家でご飯を食べるときに日本食が食べたくなることもあるのですが、日本食は基本的にお店に食べに行くか自分で作るかになるので、なかなか気軽にというわけには行かない。そう考えると保存が利いていつでも食べられるこの日本食の冷凍のお弁当は有難いものなんですよね。
今更ながら気が付きました。今までごめんね、気が付かなくて。
ということで、今回は真空パックのシリーズのお弁当も食べてみたいと思います。
当然冷凍のお弁当より美味しいと予想されるんですが、この冷凍より美味しいということは相当なレベルになってしまうので疑わしいですね。
でも美味しくないと存在意義がないですもんね、どうなんでしょうか?
焼き飯の豚肉のバジル炒めのせ 39B?40B?
これが真空パックのお弁当です。パックされたビニールの上蓋をはがすようにしてあけます。チンする際には少しだけ空気の出入り口を開けてチンして下さい。
写真的にはかなり美味しそうですが、タイでは写真と現物がまったくイメージが違うのもお約束ですからなんとも言えませんね。
電子レンジでチンしました。うーーーん、やっぱり写真とは違うなぁ。
地味な感じですね。
タイのお弁当はコンビニで箸をくれるのではなく、スプーンやフォークがお弁当についています。 さて、食べてみることにします。本当に冷凍より美味しいのですかね?
あれ?美味しい!本当に美味しい!
冷凍の弁当はお弁当として美味しいという意味だったんだけど、それはやっぱりお店の美味しいところとはレベルが違いました。でも、このカオパッド(焼き飯)はやばいです。お店と比べても美味しい。バジルの香りが本格的にしていますし、焼き飯のご飯のパラパラ感もあって電子レンジで温めたべちゃべちゃした感じが少ない。
これは私は凄く好きですね、また買って食べますよ、普通に。と感激していると、問題が、、、、、、、、辛い!かなり辛い!私は辛い物も食べられるのでタイで標準ぐらいなら大丈夫なのですが、これはそれ以上じゃないかなぁ。ちょっと私も参りました。美味しいから最後まで食べましたが。
この焼き飯の豚肉のバジル炒めのせは本当に美味しくてオススメです。ただし辛いのが苦手な人は無理だと思います。
かにチャーハン 39B40?
シンプルはチャーハンを食べてみました。焼き飯の豚肉のバジル炒めのせは凝ったタイ料理という感じで美味しかったのですが、これはスタンダードなものなのでどうでしょうか?
真空パックです。これって便利ですね、保存も利きそうですしね。
セブンイレブンの商品です。 電子レンジで温めた後にスプーンでほぐしてホワホワ感をだしてみました。 アップにしてもかなり美味しそうですね。この見た目ならお店で頼んだものと変わりがありません。ということで試食です。
うーーむ、これも美味しい!不味い屋台のお店のカオパットよりも確実に美味しい。ご飯の炒めた感じがキチンと出てるんですよね。味は薄めです。でこれだけ美味しいですから驚きですよ。こんなスタンダードなものでもこのレベルなんですか参りましたね。
大丈夫ですか?タイの屋台は。
スパゲティーのトマトソース 37B
次はスパゲティーにしてみました。タイでもコンビニでスパゲティーが置いてあるようになったんですね。それだけイタリア料理も普通にタイ人が食べるようになったということですか、なんか時代の流れを感じて感慨深いものがあります。
しかしスパゲティーのお弁当はハードル高いですよね。日本でも柔らかくなっていて美味しいことって殆んどないので私は絶対買わないメニューです。期待する方が無理があるのであくまで試しということで食べてみます。
と言ってもお弁当のスパゲティーとして考えるというレベルですが、グニュグニュのやわらかぁーい状態ではなくスパゲティーも少しコシがあります。トマトソースもケチャップ味ではなくてトマトから作りましたという味ですね。日本の美味しいお店と比べられるレベルでは勿論ないのですが、タイで食べるスパゲティーは元々レベルが低いので不味いお店で柔らかいスパゲティーにケチャップベースのソースを掛けたものよりは美味しいです。
レベルの低い争いではあるのですが、なかなか美味しいパスタの食べられないタイでは凄いと思います。
っていうか、このコンビニのスパゲティーに負けているお店はメニューから外してください、頼んでしまうと悲しいので。
鶏肉のマカロニ 35B
タイというかアジアでは良く見る料理ですね。ナポリタンのマカロニ版のような料理で白人が来る西欧料理を出す余り高くないレストランの定番料理です。
先ほどのスパゲティーが思ったよりも美味しかったので、同じパスタのマカロニにも自然と期待がかかりますが、、、、、、、ダメでした。
マカロニは柔らかく味付けもケチャップベースな感じですね。
でもこれは私の好みの問題かもしれないです。元々お店で食べるこのマカロニを炒めた料理自体この感じですし、それも私は美味しいとも不味いとも思ってないので逆に言えば忠実に再現されているということですか?
私はもう食べないと思いますが、この味が好きという人がいるのかも。
お弁当ものの初のカレーの登場です。タイ料理の中でもレッドカレー・グリーンカレーは代表的な料理の1つですからね。やはり食べておくべきでしょう。この組み合わせもタイでは定番の組み合わせなのでタイ人うけは良いんじゃないのかなぁ。
蓋を剥がして電子レンジで温めてみました。なんか偉く本格的な見た目です。特にレッドカレーはこの色合いも凄くないですか。 このオムレツの焼き加減が良い感じですね。 うーーん、レッドカレーに赤、緑、白が具の色で加わるところは絶妙ですね。見た目は綺麗ですが、味のほうはどうなんでしょう?食べてみます。
これは私が食べたタイのコンビニのお弁当の中で1番美味しいです。本当にレベルが高くて下手なお店よりこのレッドカレーの方が断然美味しいです。本格的なスパイスの香りとココナッツの濃厚な味が本当に美味しい、癖になる美味しさです。これは皆さん食べてみたほうが良いと思います。
日本で売ったら本格的エスニック料理がコンビニで買えるということでブームになるんじゃないかな。全然、日本で通用するレベルでしょう、これは。
そう考えると世界に進出しているコンビニは色々なノウハウをもっているんですねぇ。
まとめ
いやー驚きました、美味しくて。冷凍のお弁当を食べたときも冷凍なのにこんなに美味しいんだって思いましたけど、この真空パックのお弁当は普通にタイの不味いお店よりも美味しいですからね。特に私が好きだったのは、”焼き飯の豚肉のバジル炒めのせ”と”豚肉のレッドカレーとオムレツ御飯”です。この2つに関してはこれが食べたくてお弁当にするレベルですよ。
しかぁし、例によってタイ特有の問題点があります。量が、、、、、、、、少ない。
これじゃ普通の日本人男性はおなか一杯にならないでしょう、女の子は丁度いいのかもしれませんが。私はこの”豚肉のレッドカレーとオムレツ御飯”の時はカレーが美味しかったこともありご飯だけ足して残りのレッドカレーで食べてしまいました。
いやー、もっと早くから食べておけば良かった。旅行でタイに来た人もこの真空パックのお弁当は、コンビニで何処でも買えますし温めてくれるので食べてみる価値あると思いますよ。これからも他のお弁当を食べてレポートをアップしていきたいと思います。