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海外旅行保険はクレジットカードに自動付帯されているのを知っていますか?
海外旅行に行った時に、海外で病院に行くことになると、健康保険が使えないために病院での治療費が高額になってしまうことは、多くの人が知っていると思います。
そのために海外旅行保険が必要であることや、何を重視して海外旅行保険に加入すれば良いのかは、前に⇓の記事にしていますので、詳しくは下の記事を読んで下さい。
そうなんですね(笑)
では、この記事でも簡単に海外での病院の治療費が高いことを簡潔に説明をしたいと思います。
そしてメインは、クレジットカードの海外旅行保険のチェックすべきポイントと現在おススメのクレジットカードを紹介したいと思います。
海外旅行で海外旅行保険に加入する理由とは?
先ずは海外での病院の治療費が高いことの説明といきましょう。
海外旅行保険に加入する理由にもなりますが、それはハッキリ言えば、海外の病院では日本の健康保険が使えないからです(日本に戻ってから返金請求の制度はあります)。
そのために、もしも現地で病気や怪我で病院に行った時には、日本の自由診療と同じレベルの治療費が掛かります。
海外では盲腸の手術が200万円って話を聞いたことがありませんか?
これは国や病院でも違いますが、日本人としてそれなりの病院で手術すれば、確かに200万は海外では普通の金額です。
◎私の実際の体験談
私は数年前にデング熱で入院しました。そう!あの代々木公園で騒ぎになった病気です。
これがかなり悪化してデング出血熱までなったので、2週間ほど入院したのですが治療費は約133万円でした!手術したわけじゃないですよ、それでもこの額です。
いやぁ知識として海外の入院費が高額なのは知っていましたが、実際に自分に請求書が来るとビビリますよ。だって133万円ですからね!
これは海外旅行保険の保険会社が、直接病院に保険金として支払ってくれたからです。
ここまで高額な治療費を簡単にポンッと払える人は余りいないですからね、本当に海外旅行保険に加入していて良かったと思いましたね。
海外旅行保険はこの様に病気・怪我の高額な治療費のために入っていると言っても良いものであり、そのために補償内容も疾病・怪我治療費用を重視して加入するようにしなければなりません。
ただ実は私は海外旅行保険の保険加入料の数千円さえも払ってはいないのですが、、、、
海外旅行保険の保険料って意外と高い!?
そう考えると海外に行くのであれば、海外旅行保険が必要なのは理解できたと思いますが、海外旅行保険の保険料は決して安くはないですよねぇ。
でも、もしこれが無料に出来るとしたら嬉しくないですか?
知っている人も多いと思いますので、率直にその方法を書いてしまうとクレジットカードの中には海外旅行保険が付いているものが存在します。
しかも年会費が無料のクレジットカードでも海外旅行保険が付いているものもあるんです。
つまり海外旅行に行くたびに、毎回何千円も使っていた海外旅行保険料がクレジットカードを持つことで無料にすることが出来るんです。
私は、元々は損害保険会社で働いていました。
損害保険会社の中でも営業に力を入れた会社だったので、自社以外の保険会社に加入していることは絶対に許されませんでした。入社前に加入した他社の保険でも解約をして自社に加入するのが普通です。
まぁこれはトヨタの社員がトヨタの車以外に乗っていることが許されないといったケースと同じです。
そんな自社で加入することを強制する保険会社でさえクレジットカードに付いている他社の海外旅行保険を使うことは許されていました。
流石に無料ですからね、文句のつけようがないということなんだと思います。
ただしクレジットカードならどれでも良いということではなく、クレジットカードの種類により保険内容はかなり異なります。
海外旅行保険が付帯されていないこともありますが、その保険内容も異なるため注意が必要です。しかも利用条件などもありますから難しいかもしれませんが、必ずチェックしないといけません。
クレジットカードの海外旅行保険を調べる時には何を注意すべきかを見ていきましょう。
クレジットカードの海外旅行保険をチェックする5つのポイント
①海外旅行保険が付いているかどうか?
最初のチェック項目は、そのクレジットカードには、海外旅行保険が付帯されているかどうかです。
まず最初に調べることは、海外旅行保険の付帯を調べることです。
その時の注意点なのですが、以前は付帯されていたクレジットカードも改定により海外旅行保険の付帯がなくなってしまったものもあります。
例えば、東急TOP&カードやエネオスカード・オリコUPty iD等です。
実は私も東急カードは海外旅行保険のために持っていたクレジットカードでした。
当然ですが、現在進行形でそのクレジットカードに海外旅行保険が付帯されていなければいけません。
②クレジットカードの年会費はいくらか?
クレジットカードの年会費というのは何パターンかあります。
海外旅行保険料を安くしたいと考えるのであれば、年会費は無料のクレジットカードがベストなのは当然の話ですね。
③海外旅行保険の期間と利用条件はどうなっているのか?
先ずは保険期間ですが、これは90日間であることが大半です。稀に60日というクレジットカードもありますので、確認はして下さい。
利用条件と言うのは、海外に行くだけで自動的に保険が使えるようになっている”自動付帯”と言われるタイプと公共移動手段をクレジットカードで支払った事で保険が使えるようになる”利用付帯”と言われるタイプと2種類あります。
公共移動手段というのは、要は海外旅行に行く時の飛行機のチケットかツアー代金を、クレジットカードで払ったら保険が使えますよっということです。
これは自動付帯のクレジットカードを選ぶようにして下さい。
毎回の旅行の代金や飛行機代を、そのクレジットカードで払うとは限りませんから自動付帯の方が利便性が高いのは当然ですね。
もし利用付帯のクレジットカードを持っている場合にはツアー代金か飛行機のチケット代を必ずそのクレジットカードで支払ってください。
④海外旅行保険の補償内容はどうか?
クレジットカード会社の海外旅行保険の説明欄には、保険金額2,000万円とだけ書いてあったりしますが、これは怪我による死亡保険金額を示していることが多いです。
これはもし死亡保険金が心配であるなら生命保険に入るべきだからです。海外旅行中だから死亡の保険金額を上げないといけない理由はありませんからね。
もう一度確認をすると海外旅行に行く時に、海外旅行保険がなぜ必要かと言えば、海外では健康保険が使えない為に高額な支払いになることと、それを現地通貨で支払わないといけないことが困難だからでしたよね?
その状況を回避するために海外旅行保険に加入するのです。
このことから考えると必要な補償内容は死亡保険金ではなく、病気と怪我での治療費(入院費)の保険が最重要な補償になります。
この保険金額がいくらなのかをチェックしなければいけません。死亡保険金が何千万であろうとあまり関係はありません。
多くのクレジットカードは病気・怪我の治療費の保険金額は50万円か100万であることが多く最高額のカードでも200万円が数枚あるだけです。
ただし現在は1社だけ病気の治療費だけは270万円としたクレジットカードがあります。
⑤キャッシュレスの治療が受けれるか?
キャッシュレス治療と言うのは、あなたが現地の病院に行った時に、保険会社が直接その病院に治療費を払うシステムです。これが使えると、あなたは病院のレシートにサインをするだけで手続きが完了する大変便利なシステムです。
海外で急に何十万・何百万というお金を用意するのは、大変な手間が掛かりますし、請求書や医師の診断書等も用意する必要もあります。
このキャッシュレス治療が受けれるかどうかはかなり重要です。クレジットカードの種類のより付帯状況は異なるので注意してください。
この点に注意して、自分に合った良いクレジットカードを何百枚の中から探してみてくださいね!では、健闘を祈ります、、、、というわけにはいかなですよね?やっぱり。
では、あくまで私見になりますが私自身が使っていてベストと考えているクレジットカードも紹介しましょう。
年会費が無料のクレジットカードですから気楽に紹介出来ますしね。
このカードは年会費無料のクレジットカードとしては、海外旅行保険の内容が他のカードより明らかに良いので間違いなく1番オススメなクレジットカードと言えます。
エポスカードがオススメな理由と特徴を解説
年会費無料で、海外旅行保険の内容が充実した最もおススメなクレジットカードは、裏技的な珍しいカードでもなんでもなく、皆さんが普通に知っている赤いカードのエポスカードなんです。
丸井としては、このクレジットカードを広めることで、現金が無くても丸井で買い物をする機会を増やし、また分割払いで利息分を儲けるというビジネスモデルのために、先ずはこのクレジットカードを持ってもらうことを重視した戦略なんだと思います。
そのために少しぐらいコストが増えても、海外旅行保険等のサービス内容を他のカードより良くして、魅力的なクレジットカードとしてアピールして加入者を増やすことを重視しているということです。
それでは、具体的なエポスカードの特徴をチェックしましょう!
オススメな理由①年会費が無料
これは知られていることですが、エポスカードは入会費・年会費ともに永年無料です。
初年度の年会費だけが無料ではなく、ずっと永続的に無料です。
これは絶対条件ですね。
オススメな理由②疾病費用の補償額が無料クレカの中で最も高い
これが細かい補償内容です。
この金額は年会費無料のクレジットカードの中では、エポスカードだけ唯一抜けて高く、次に高額なのは横浜インビテーションカードなどの200万円が数枚あるだけです。
海外旅行保険において大切なのは傷害治療費用と疾病治療費用ですので、この額でクレジットカードの良さが決まると思ってもらっても良いぐらいです。
オススメな理由③海外旅行保険は自動付帯
海外旅行保険に関しては条件なく利用可能となる自動付帯です。
保険期間も90日となります。
海外に出た日から自動的に90日間は、上記の保険が使えるようになっています。
オススメな理由④キャッシュレス治療が受けれる
キャッシュレスでの治療も可能です。
キャッシュレスが可能であれば、建て替えて支払う必要もありませんし、請求の書類も揃えなくて良いですから、利便性は全然違いますよ。
何百万円の現地通貨を用意することが大変なのは分かりますよね?
キャッシュレスサービスは必須とも言える条件です。
オススメな理由⑤学生さんも加入できる
丸井のカードですからね、お客さん自体学生さんが多いのでしょう。
逆に言えば社会人の審査基準も高くないので取得できる可能性は非常に高いです。
エポスカードの余り良くない点
エポスカードが、1番オススメとは言っても全てが良いわけではありません。
ただし良い面・悪い面を相殺すると良い面が勝ることになりオススメになるということには変わりはありません。
悪い点①傷害死亡保険金額は500万
他のクレジットカードでは2000万円の死亡保険金も珍しくありません。それが500万ですから明確に劣っています。
もし必要な人は海外旅行保険ではなく生命保険に加入すべきです。
悪い点②買い物保険は付いていない
クレジットカードを使って買った物の保険はありません。
他のクレジットカードにも加入してそのカードを使って買い物をするようにして下さい。
ただし旅行中に持ち物や買った物を壊したり盗まれたりした時は、携行品損害で保険が使えますので安心してください。
悪い点③救援者費用が100万円
エポスカードの救援者費用は100万円となってます。
救援車費用というのは、山などで遭難して緊急時に救援を頼んでヘリコプターで捜索するなんて時の保険です。
悪い点④発行日数が掛かる
これが最大の問題点かもしれません。海外旅行に行く予定が決まったからこそ保険のことを今調べている人が多いと思います。
通常のクレジットカードは発行まで1週間から2週間で手元に届くことが多いのですが、エポスカードの場合2週間から1ヶ月も掛かることがあります。
海外旅行でも保険が欲しいのに間に合わなかったら元も子もないですからね。
海外旅行の予定が決まっているいないに関わらず早めに申し込まれてクレジットカードを手にしてしまうことをオススメします。
詳しくは公式サイトで見てくださいね⇒公式サイト エポスカード
海外旅行に最適な保険が付いた無料クレジットカードのまとめ
どうですか?このエポスカードが実際に海外旅行保険における私のメインのクレジットカードです。
年会費は無用で、病気の治療費270万は最高額ですし、海外旅行保険の付帯条件もありませんし、キャッシュレスでの治療も受けれます。
問題点は、発行日数が掛かるカードなので前もって申し込まないと必要な時に届いていないということが起こるのですが、年会費は永年無料ですから、直ぐに申し込むのが良いと思います。(ケースに寄っては即日発行も可能です)
しかも私は年金などの引き落としなどのメインカードでも使っているので、ポイントが貯まった時も丸井での買い物に使えますから、利便性が高いのでお気に入りです。
エポスカードは、海外旅行保険が優れているのでメインカードにしていますが、他の理由で他のカードも何枚も持っています。
それはエポスカードはVISAなのでメインカードには最適ですが、JCBプラザを使うためにサブカードを持っていたり、空港のラウンジのためにゴールドカードを持っていたりもします。
それぞれのクレジットカードに関しても記事にしていますので、それを読んで下さい。
JCBデスクが使うためのサブカード⇒”海外旅行でクレジットカードを持つ理由とは?JCBプラザが凄い!”
空港のラウンジのためのゴールドカードの記事⇒”国際線の空港ラウンジは無料クレカでは使えない!最も安く使う方法とは?”
私はクレジットカードを多く持っていますが、これは昔に保険会社の社員だった時に海外旅行保険の内容が異なることが分かり、徹底的に色々なクレジットカードを調べたことがあるからです。
この時にクレジットカードは各社サービスに特徴があり、色々な使い分けをすべきであると知ったからです。
今回は、年会費無料で海外旅行保険の内容が1番良いクレジットカードということで、エポスカードを紹介しましたが、また次回以降にこのブログでも”違う理由で持っているクレジットカード”や”クレジットカードの組み合わせて使う方法”なども紹介していきたいと思います。
エポスカードの詳細はこちらから⇒公式サイト エポスカード