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海外旅行にはクレジットカードを持って行ったほうが良い理由とは?
海外旅行に行く際に必ず持って行ったほうが良いものはいくつかありますよね。
その中でも意外とクレジットカードは必須と言えるのではないでしょうか?
クレジットカードを海外旅行に持って行ったほうが良い理由に関して以下の様な点があるからです。
- 現地通貨をATMで引き出せる点
- 買い物をクレジットカードで出来るために現金を持ち歩かなくて良い点
- クレジットカードによっては海外旅行傷害保険が自動付帯される点
- 現地にあるクレジットカード会社の窓口でサービスを受けられる点
- 旅行先で盗難にあってもクレジットカードの再発行が現地で出来る点
今回は上記の中でも、特に4番目・5番目に関しての説明になります。
クレジットカードは3枚持ちがベスト!2枚目カードはJCBがオススメ
海外旅行に行く際には、クレジットカードは最低でも2枚、出来れば3枚持つのが良いと言われています。
1枚目のクレジットカードの国際ブランドはVISAもしくはマスターにすべきです。
それは、この2つの国際ブランドで利用出来るお店やレストランの数が最も多いからです。
私は個人的な好みでVISAのカードの方が多いですが、マスターでも大差ないのでどちらでも構いません。
更に言えば1枚目のクレジットカードに関しては、海外旅行保険が自動付帯されていることが良いとされます。
今回はこの1枚目の海外旅行保険を重視したメインカードに関しては細かくは説明しませんので、その説明に関しては”クレカの保険は使えない?海外旅行に持って行くクレジットカード最強のベスト3”を読んで下さい。
今回はこの2枚目のクレジットカード・サブカードについての話です。
サブカードに関しては、JCBのクレジットカードをオススメします。
では、どのようなメリットがあるからサブのクレジットカードはJCBにするのが良いのかを説明しましょう。
理由➊JCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジが利用可能
JCBのクレジットカードをおススメする最初の理由は、JCBはJCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジというJCBのスタッフが日本語対応する窓口を世界60箇所に設けていて、JCBのクレジットカードを持っている人はこれを無料で利用できるのです。
誰もが普段は特に日本語だからどうということはないと思います。
しかし緊急の時にはやっぱり日本語で対応してくれるのは安心感が違うんですよね。そんな場所があるのと無いのでは大きく異なります。
その安心感の差を生むのは無料で作れるクレジットカードを持っているかどうかだけですから、作っておいても得することはあっても損することはありません。
しかもそれ以外でも色々なサービスが利用出来ますので、JCBプラザに遊びに行くために持っているだけでも価値があります。
例えば、、、、
- フリードリンク
- 日本語の新聞・雑誌・ガイドブックを自由に見れる
- フリーWIFI
- 荷物預かりサービス
- 無料のプリントアウトサービス
- 無料のマッサージ器が置いてある場所も!
どうですか?こんなにサービスが充実してるんです。
買い物などをして疲れたときに立ち寄って日本の新聞を読んでWIFIで地図を調べてプリントアウトして持っていくなんてことが出来ます。大変便利ですね。
しかも!マッサージチェアも置いてあるんですよ。
外を歩きつかれた時に無料で使えてしまうなんて嬉しすぎます!毎日行ってしまいそうです(笑)これだけでもJCBのクレジットカードを持つ理由になると思うのですが、最大の理由が更にもう1つあるんです。
理由➋JCBクレジットカードは海外での再発行が出来るから
JCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジで出来るサービスの1つとしてクレジットカードの再発行が出来ます。
そうなんです!紛失盗難などでクレジットカードが無くなってしまったケースでも、海外でも再発行された新しいクレジットカードを受け取ることが可能なんです。
このクレジットカードは海外専用緊急再発行カードという専用のカードではあるのですが、現地で受け取れることは非常に大きなメリットです。
もし海外に滞在中にクレジットカード・キャッシュカード類を全て盗難されてしまった場合にカードの使用を止めることは出来ても、そのカードは使えないことには変わりません。
現金まで盗まれてしまっていた場合なら、手元に使えるお金さえも無くなってしまいます。
それこそ日本大使館にお金を貸してもらえないか泣きつくしかなくなってしまうわけです。
こんな時にJCBカードなら数日程度でJCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジでクレジットカードを受け取ることが出来るんです。
しかも日本語で話が出来るんです!盗難にあって困り果てた時にこんなに頼もしいことはないですよね。
JCBクレジットカードの盗難・紛失の緊急連絡先
もしもJCBカードを盗難されてしまった時の緊急連絡先の電話番号を載せておきます。
世界の60箇所のJCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジ
では世界のどこの国にJCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジあるのでしょう。
思っているより多くの国にあり緊急時に日本語対応してくれますから本当に助かります。
JCBプラザ
アメリカ・フランス・韓国・台湾・中国・シンガポール・タイ・
JCBプラザ・ラウンジ
アメリカ・カナダ・ブラジル・ペルー・メキシコ・中国・韓国・台湾・シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン・マレーシア・カンボジア・オーストラリア・ニュージーランド・フィジィー・フランス・イタリア・スペイン・スイス・ドイツ・オランダ・デンマーク・オーストリア・ハンガリー・トルコ・ギリシャ・エジプト
バンコクのJCBプラザ及びJCBプラザ・ラウンジ
因みにバンコクではJTBプラザとJTBプラザ・ラウンジの2箇所があります。
サービスの内容に違いが少しあるので注意が必要です。
JCBプラザラウンジの詳細
JCBプラザラウンジの地図
オススメなJCBのクレジットカード
もしJCBのクレジットカードを持っていないようであれば、おススメの国際ブランドJCBのサブクレジットカードを3枚紹介したいと思います。
ただしもし持っているカードの中で他のクレジットカードであっても国際ブランドがJCBのカードであれば、JCBプラザは利用出来ますのでそのクレジットカードでJCBブラザを利用して貰えば問題ありません。
横浜インビテーションカード
サブのクレジットカードのJCBブランドのサブカードとして横浜インビテーションカードがオススメです。
このカードは買い物をした時に付くポイント還元は良くないですが、年会費は無料ですし海外旅行保険が自動付帯されますし且つ内容の充実したものとなっています。
最近は海外旅行保険が自動で付くカードは改悪によって保険金額が減らされてきていますが、この横浜インビテーションカードは現在間違いなく最強クラスの1枚でしょう。
自動付帯される海外旅行傷害保険の詳しい内容は下記になります。海外旅行で1番心配されるのは、怪我・病気の入院です。これは傷害治療費用・疾病治療費用を言われる項目なのですが、共に200万円です。
つまり怪我・病気の入院費は200万円まで無料つまり支払い不要で治療が受けれます。これって今時のクレジットカードとしては、結構凄いことです。
クレジットカードによっては死亡の保険が付いていても傷害と疾病の治療費用が付いていなかったり、傷害治療費用が付いていても疾病治療費用が付いていなかったりもします。
これは使用する可能性が高く保険料も高い疾病治療費用を付帯せずに人気の高い海外旅行保険が付いていますと説明する手法で、良く知らない人は病気の入院でも保険が使えると勘違いするところですから気を付けないといけませんね。
勘違いかぁぁ、、、、うーーん言いたくないですが、ワザと間違えるようにこんな海外旅行保険の内容にしているよーな気も、、、、、
その点では横浜インビテーションカードは、年会費無料で海外旅行保険ためのベストなクレジットカードと言って良い位です。
今回のJCBブランドのサブのクレジットカードとしては最もオススメです。
詳しくはここから⇒ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)
JCB EITカード
JCB EITカードは、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯となります。海外旅行保険の内容は下記になります。
死亡・後遺障害保険金 最高2,000万円
傷害治療・疾病治療保険金 100万円
個人賠償責任 2,000万円
携行品損害 1旅行中20万円限度(保険期間中100万円限度)
自己負担3,000円、携行品1つあたり10万円限度
救援者費用保険金 200万円 購入日から90日間
ショッピングガード保険 年間最高100万円
1事故につき自己負担額 国内:3,000円、海外:10,000円
保険の引受会社:損保ジャパン日本興亜
上の様に少し劣る点は、傷害治療・疾病治療保険金の保険金額が100万円ということで低めということです。他の保障内容は他の会員無料のクレジットカードと同レベルの内容になります。
保険金額が100万円の低さが嫌な方は、VISAにはなりますが、疾病治療270万円傷害治療200万円という最高額のエポスカードがありますので、そちらをおススメします。詳しくは⇩の記事で読んで下さい。
”元保険会社社員が教える海外旅行保険がベストな無料クレジットカード”
ただし JCB EITカードには別の特徴があります。
JCB EITカードのデメリット
1.海外キャッシングは出来ません。
ファーストカードであれば致命的ですが、セカンドカードですので海外キャッシングはファースト・クレジットカードを利用して下さい。
2.リボ払い専用のクレジットカードです。
残念ながら一括払いは出来ない、自動的に支払いがリボ払い設定となるクレジットカードになります。
その点だけは気を付けていただきたいのですが、その注意点を考慮してもJCB EITカードのメリットは魅力がありますのでおススメ出来るクレジットカードです。
では、そのメリットも見ていきましょう。
JCB EITカードのメリット
JCB EITカードのメリットは、カード発行までの期間が早く最短3日で発行される点や学生や主婦でも簡単にカードが発行して貰える点などもあるのですが、最大のメリットはこの補償内容が家族カードを発行した家族全員に適用させるということです。
もちろん家族カードの年会費も無料です。
つまり家族の海外旅行保険も無料で付帯することが可能なんです。
傷害治療・疾病治療保険金100万円は高額ではないですが、家族までカバーされるという意味で貴重なクレジットカードです。
その意味でもセカンドカードとしておススメのクレジットカードになります。
詳しくはここから⇒JCB EIT
楽天カード
JCB楽天カードは、年会費無料であり海外旅行保険の内容は下記になります。
死亡・後遺障害保険金 最高2,000万円
傷害治療・疾病治療保険金 100万円
個人賠償責任 2,000万円
携行品損害 1旅行中20万円限度(保険期間中100万円限度)
自己負担3,000円、携行品1つあたり10万円限度
救援者費用保険金 200万円 購入日から90日間
ショッピングガード保険:ナシ
保険の引受会社:三井住友海上
楽天カードの海外旅行保険は、傷害治療費用・疾病治療費用共に200万と高額です。
保険金額は合計されますんで、上の2枚に加えて申し込むのに最適と言えます。
もし上の2枚で審査に落ちてしまったり、ネットで楽天の買い物を良くされる人などはポイントが得れますからお得感もあります。
ただし上の2枚と比べて明確の劣る点があります。
それが海外旅行保険は利用付帯となる点です。
これは旅行に行くための交通機関(飛行機代など)の支払いを楽天カードを使って支払いをした場合のみ保険が使用できるというものです。
これだと気を付けてても楽天カードの支払いを忘れる可能性もあり、全ての旅行で必ず保険が付いているとは限らなくなってしまいますよね。
もし楽天カードを所有したならば、旅行行く際の飛行機やツアーの代金は必ず楽天カードで払うようにして下さいね。
詳しくはここから⇒楽天カード
海外旅行でクレジットカードを持つべき理由とは?JCBプラザが凄いのまとめ
どうだったでしょうか?サブカードでJCBカードを持つ意味が伝わったでしょうか?
JCBプラザは本当に便利ですし、しかも親切なので利用出来るようにしておいたほうが良いですよ。心細い海外では日本語で相談の出来る窓口があるだけで心にゆとりが出来ますからね。
後半はクレジットカードと海外旅行保険の話になりました。
今回はあくまでJCBプラザを使うためのにJCBのクレジットカードを取得する意味で書いてますので、必要最低限のことしか書いていません。
クレジットカードにしても海外旅行保険にしても注意点は色々とありますので、気になる人は”クレカの保険は使えない?海外旅行に持って行くクレジットカード最強のベスト3”
横浜インビテーションカードは非常に良いカードで勿論私も持っています。近年、クレジットカードは改悪が行われていて、例えば年会費無料のセゾンカードは昔は海外旅行傷害は自動付帯でしたが、今は海外旅行保険の付帯自体なくなりました(利用付帯でもありません)
横浜インビテーションカードには、ぜひとも海外旅行者の最後の砦として今の内容を維持してもらいたいものです。そのために横浜インビテーションカードを使って支払いをするようにしてみんなで応援していきましょう(笑)
海外旅行の時に加入する海外旅行保険を無料にする方法があります。
私は世界60ヶ国以上行ったことのあるバックパッカーで、ファイナンシャルプランナーとして保険会社で働いていました。そのため海外旅行と保険を合わせた実経験は誰にも負けないのではないかと思います。
そんな私が使っている海外旅行に持って行くと得をするクレジットカード最強の3枚の組み合わせがあります。
このカードを持つことで海外旅行保険には自分で加入しなくても病気や怪我での入院費は無料になりますし、荷物を無料で自宅に宅配できたり、盗難にあった時の緊急時にも海外でクレジットカードが再発行できるなど多くの特典を受けることが出来ます。
正に海外旅行には必須のクレジットカードと言えるのではないでしょうか?
詳しくは”クレカの保険は使えない?海外旅行に持って行くクレジットカード最強のベスト3”の記事で説明していますので読んで下さい。
海外旅行の保険料が無料になるだけでもお得ですからオススメですよ。