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タイで売られている中型バイク(200~400cc)の紹介
タイは南国で気候が良いと、やっぱりバイクに乗りたくなるんですよねぇ。
実際に実用性と考えた時にも車だと渋滞が酷くて時間が掛かりますし、バスや電車や歩いて出かけるのも暑いと面倒ですしね。
そんな理由からスクーターを買ってみたものの、バイクに乗ったことのある人はやはりミッション車が欲しいなぁなんて思う人もいませんか?
はいっ!私がそうなんです。
でも大型バイクは見栄やロングツーリングには良いのですが、やっぱり重くて気を使いますし普段使いも考えると中型のバイクぐらいが丁度いいかなと思うんです。
そうですねぇー、200ccぐらいから400ccのミッションバイクで軽くて気楽に乗れるのが良いなと考えました。
街乗りには、このぐらいのサイズが最高ですからね。そしてどうせタイに居るんだから、日本には売っていないバイクなんてのもあるのかなと調べてみました。
今回は、タイで売られている中型の街乗り用のバイクの特集をしたいと思います。
日本では売っていないメーカーやバイクもあるんです。
タイには日本の4大バイクメーカーが、全て本格的に参入しています。
スズキはまだ輸入車がメインで、これから始めるかどうかという感じですね。
本格的にタイでバイクの商売をするのであれば、メーカーは工場を作り現地生産をしないといけません。その理由は関税が掛かり日本の倍以上の車両価格になってしまうために現実的には商売にはならないからです。
そのために車種のラインアップは日本と比べると少ないです。
それに日本では250ccで売っているバイクは、グローバルスタンダードの300ccのエンジンが搭載されているのが普通です。
しかも信頼の日本製品ですから安心ですしね。
さぁでは、タイで売られている中型バイクを見ていきましょう。先ずは日本のメーカーのバイクから。
カワサキ
カワサキは日本のメーカーの中で最も初期からタイに工場を造り、中型・大型バイクを生産して販売してきました。
ニンジャ ZX-25R
日本のバイク業界でも、このバイクの話題で持ちきりとなりましたが、その理由は、勿論250㏄直列四気筒のエンジンです。
コスト的に割に合わないとして、250㏄では絶滅していたこのエンジン形式が、今のカワサキの最新技術で新設計されての登場なのですから当然です。
ただ価格はそのコストが反映されての高めの設定!上の排気量の400㏄2気筒のニンジャと比べても7万バーツ近くも高いんです、、、、
それでもやっぱり小排気量の高回転エンジンは、日本のお家芸なので乗りたいって思っちゃいますね。
ニンジャ250&400
ニンジャの同一のボディーに250ccと400ccの2種類のエンジンを載せたモデルです。デザインが最高にかっこいいですね。
しかしここまで良いデザインだとニンジャ600と見分けがつかないし、むしろこっちの方がカッコイイかもしれない。
特に400ccの方は軽量なボディに、パワフルなエンジンを搭載しているので運動性能も高いです。
Z250&400
いやーカッコイイ、最近のカワサキさんはどうしちゃったのでしょうね、快進撃じゃないですか。
ただしこのバイク顔が兄貴のZ800と同じ系統の顔です。そして白人にZ800が人気のために結構見かけます。
なぜ好きなバイクに乗って、いつもZ800の存在に怯えて生きていかねばならぬのか(笑)
Versys-X 300
カワサキの最も小さい排気量の、アドベンチャースタイルのツーリングモデルです。
遠くまでツーリングで出掛けたくなるモデルですよね。
W250
日本ではエストレアと呼ばれていたモデルが、タイでも発売となっています。
ただ、、、、、220,000バーツ前後と、ちょっと高いんですよね。
ヤマハ
最近、タイ市場に力を入れだしているヤマハも、商品ラインナップを増やしています。
YZF-R3
ヤマハもタイに本格的に中型バイクを投入すると宣言したことにより、販売されたモデルです。
特にこのデザインは優秀で、流石バイク界のオシャレ番長ヤマハのモデルという感じです。タイでもカスタムされています。
MTー03
SR400
SRもタイで買えます。私もSRは大好きなので、本当なら買いたいです。
タイでも人気があるし技術的にはインジェクションの部分を除けば40年も前のものですから、タイに工場造って安い値段でアジアで売ればいいのにって思うんですけどね。
しかも日本では既に発売中止なんですけど、この歪んだ構造はどうゆう事なんでしょう?
ホンダ
ホンダもカワサキと同じように、タイに本格的に販売を行っています。
しかも販売店も大型専門店のビッグウィングを出すなど充実させています。
CBR300R
タイでも信頼の高品質で人気の本田のCBR300Rです。マイナーチェンジしてカウルが変わりSS風のデザインでかっこよくなりましたね。
でも性能的に劣ることは、ホンダ的には我慢できないことだったのかもしれません。結局は、RRを開発しました。
CB300R
ホンダの新シリーズ・ネオカフェシリーズの300㏄モデルです。
まぁコンセプトモデルとしては他のメーカーがしていたものですが、市販車としてはホンダが実現した感じです。大人も乗れる新しいスタイルという事です。
CBR250RR
そして2気筒エンジンを積んだCBR250のダブルRです。性能的に飛躍的に良くなりました。実際、カッコいいですね。
タイでは日本生産モデルを輸入するので価格が高くなるので、まだ実際に走っている姿を見たことはありませんね。
レブル300
もしカスタムを楽しみたいのであれば、良い選択ですね。
CRF250L&RALLY
ホンダのオフロードバイクも現地生産で発売されています。
250という排気量以上の迫力がありますし、ラフロードも走れるのはタイでは嬉しいです。
スズキ
スズキは中型バイクには力を入れていなく、小排気量のスクーターと大型バイクというラインナップです。
VANVAN200
カスタムやファッションバイクとして乗られるよりも、実用性重視が本当の姿のバイクですね。
日本車以外のメーカーが生産・販売するバイク
タイでは日本車以外のバイクも、意外と販売していて人気だったりもしているんです。
スクーターなどは台湾製も多いのですが、ミッション車もあります。
KTM
KTMはオーストリアのメーカーで元々は、非常に高価なバイクが多かったんですよね。
しかしスモールDUKEと呼ばれるシリーズは、インド生産のためにリーズナブルな価格で販売されるようになりました。
DUKE200・250・390
日本でもお馴染みで、世界中で人気のKTMの人気シリーズDUKEです。
品質的には荒い部分が目立つのですが、乗り味に関しては日本車とは異なるもので気持ちが盛り上がるバイクです。
タイでもディーラーがあるので、購入も保証があり意外とおススメなバイクです。
DUKE390も新型に変わり、これがまた先進的なデザインで好き嫌いが出そうですね。
平成仮面ライダーに、こんな顔のがいませんでしたっけ?(笑)
RÇ200・250・390
エンジンのプログラムも変更してあるようで、ミドルクラスのSSというモデルです。
KTM 390 Adventure
このデザインが好きな人には、コスト的にも性能的にも素晴らしいのでおススメです。
ベネリ
実はベネリは昔はイタリアの名門のメーカーで、中国資本が買い取って再生した会社です。
TNT300
このバイクデザインがかっこいいですよね。トラスフレームのようなフレームに倒立サスペンションでリアタイヤなんて160もあるんです。
値段もこの装備でCB300Fと変わらないので、リーズナブルです。
タイでは流行った映画で、主人公が乗っていたバイクがベネリだったとかで、人気になったそうです。
カスタムベースとしても人気の様です。確かにこれはカッコいいですね。
TNT25
302S
スタンダードなデザインが好きな人にはこれも素敵ですよね。
302R
現代的なデザインで、SS系が好きな人にはこのモデルが良いですし、ロングツーリングには最も向いているでしょう。
IMPERIALE 400
ベネリのクラシック系のバイクになります。
最新の技術が使われていませんから、トラブルに関しては逆に安心して乗ることが出来るかもしれませんね。
TRK 251
今はやりのべネリのアドベンチャーモデルです。
大型な車体で、ツーリング好きな人には良いですね。
Stallions
Stallionsというメーカーを、聞いたことがある人は少ないと思いますが、実はタイのバイクメーカーなんです。
タイに住んでいるんですから、タイのバイクメーカーのバイクはチョット良いかなと思うんです。タイ人受けは間違いなく良いですよね。
バイク大国の日本人がワザワザタイ製のバイクに乗ってやがるぜ!見たいな感じで喜ぶと思うんですよね。
SM400
このクラスだと現在販売されているのは、SM400だけになっています。
250のモデルも少し前までは、色々と会ったのですが、今はこのモデルのみです。
GPX
GPXというバイクメーカーも、タイのメーカーです。
なんて思っている間に、実は日本での販売も始まっていました!
MAD300
しかし、、、、、、、トラブルは流石に心配ですが、デザインはネオクラシックで良いですね。
レジェンド250
日本よりも生産国のタイの方が安いですから、お得ともいえます。
GR200R デーモン200
GPXの最新モデルのGR200Rは、ミニSSモデルになります。
今の若い子が街道レーサーを気取って乗るモデルですね。
走行性能はどれぐらいなんでしょうか?気になりますね。
BMW
BMWがKTMと同じように生産をインドで行い、価格を抑えてエントリーモデルとして、中型バイクを発売してきました。
G 310 GS
BMWがエントリーユーザー向けに、シングルエンジンで気軽に乗れるバイクとして開発したモデルです。
フロントフォークも角度を見ても街乗りに最適なモデルとなるでしょうし、これにBMWのジェントルな乗り味を出せているなら面白いでしょうね。
これブレーキキャリパーがバイブレなんですが、インド製のブレンボのブランドだと思うのですが、インド生産なのでしょうか?それともキャリパーだけ?
しかしこれは面白そうなモデルですね、シングル好きの私としては興味大のモデルです。安っぽくないシングルのバイクが貴重だったりしますからね。
ドカティ
ドカティーも1車種だけ中型バイクを売っています。
Scrambler Sixty2
スクランブラーの車体性能を考えるとこの400ccエンジンがベストバランスだとも言われているモデルです。
バイクは排気量が大きいほど偉いという風潮がありますが、ロングツーリングにないなら中型がベストですからね。
今は買えない販売が終了になったモデル
販売が終了したモデルの中でも、個性的なモデルは存在しています。
ニンジャ250SL
シングルエンジンを搭載して、レーサーポジションの小型のSSモデルといういっちゃっているバイクです。
これを売るなんてカワサキもやりますね。
アジア向けの若者用に安いシングルエンジンでニンジャを造ったということのようですが、シングルエンジンでフルカウルのバイクなんてあまり存在しませんから貴重なモデルです。
私は大好きなコンセプトです。でもタイでは余り売れなかったんですよね。
Z250SL
ニンジャ250SLのネイキッドモデルです。
楽になったポジションから街乗りではその車重の軽さもあり乗りやすいモデルでした。
ただし、これもZ300の方が人気の様で余り見ません。
D-TRACKER X
ロングモデルとなったD-TRACKERですが、バランスの取れた車体性能もあり人気が今でもあります。
正し新車の発売は既に終了しています。
それにタイは未舗装の道も多いですから、モタードモデルは実用的です。
LEONCINO 250
べネリのスクランブラーモデルです。
デザイン的にはかなり優秀ですから、この系統が好きな人に良いかもしれませんね。
価格も250という事もありリーズナブルなのですが、人気にはならないまま販売中止になりました。
Centaur 150
そしてこのCentaur 150というダサカッコイイ、クラシックスタイルのバイクがStallionsのメインバイクでした。
ただ今はもう発売終了みたい(涙)
問題はやはり壊れるんだろうなということ。それとタイ製エンジンの150ccは流石に非力すぎるんだろうなと思うんですね。
最悪スクーター以下も有り得ると思うんです。初めて見たときになんかノーマルのダサさがSR400に似てるなと思ったんです。
まさかと思って調べていくと、私の勘が当りました。
このバイクはプアマンズSRだったんです。
タイ人がSRのようにカスタムするベース車両だったんです。カフェスタイルがメインですが、これが結構センス良くカスタムされているんです。
下の動画はバンコクのカスタムショップ”ゼウスカスタム”で弄られたバイクです。
スカチューンにセパハンで、ぺっタンコのシートが最高にかっこいいです。マフラーもブラックペイントでクラシック風ですね。
こっちはアメリカンカフェのようなスタイルですね。ライトは小さめですね、ベイツライトかな。
Centaur Siam
上のCentaur 150をメーカーの手でカフェスタイルにしたモデルです。
GB250みたいな感じで、オシャレですね。
Centaur 400
排気量も400ccとなり本格的にSR400のパクリかと思いましたが、、、、、、こちっちのデザインの方が好きかも。
現行モデルはカスタムカーの様な外観に進化しましたね。
Centaur maKina 250SP
250ccのCentaurもありました。
トラッカーやカフェなどのスタイルが選べるようになっています。
タイで売られている中型バイクの紹介のまとめ
どうでしたか?タイで買えるミドルクラスのバイクは、意外と多くの選択肢がありますよね。
だって元々の車両価格が安いですから、これに30000B程かけて改造すれば、かなりカスタムしたバイクになりますからね。
でも問題は、カスタムするショップで良いお店があるかですね。
日本語のマニュアルがないですから良いショップがないと、自分で簡単なところは弄れても難しいことは任せないといけないですからね。
私はバイクをカスタムするのが好きなので、弄れるバイクが好きなんです。この辺は国が変わっても年を取っても趣味は変わらないですからね。
皆さんもスクーターよりも遠くに楽に行ける中型バイクも、真剣に考えてみると良いかもしれませんよ。