タイ・バンコクのソンブーンシーフードを解説：メニュー・値段・店舗等を掲載

小泉元総理が食べたプーパッポンカレーのタイ料理レストラン”ソンブーン・シーフード”

バンコクで美味しいシーフードを食べたいと考えた時に、絶大な人気を誇るシーフードレストランがあります。

タイ人だけでなく中国人や韓国人にも有名で、小泉元首相が訪れたことで日本人にも有名なレストランです。

このソンブーン・シーフードが有名な理由は、タイ料理を代表する料理の1つであるプーパッポンカレーを創作したレストランでもあります。

タイ旅行では、必ず食べておきたいタイ料理の1つです。

今回は、このプーパッポンカレーのソンブーン・シーフードを、全メニューの種類や値段、店舗の場所や実食レポート等で、徹底解説したいと思います。

紹介するお店：タイ料理レストラン・ソンブーンシーフード

タイで最も有名なシーフード・レストランと言えば、ソンブーン・シーフードでしょう。

ソンブーン・シーフードは、1969年に開業したバンコクでも老舗となるシーフードレストランです。出典　www.somboonseafood.com

日本のタイのガイドブックでも必ずといっても良いほど掲載されているソンブーンシーフードですが、それはタイでも同じく変わりありません。

タイの地元の雑誌やテレビでの良く紹介されています。

下の写真は、タイのメディアでソンブーンシーフードが紹介されている記事です。出典　www.somboonseafood.com

こちらは流石老舗です、1985年に英字新聞で紹介された記事です。出典　www.somboonseafood.com

こっちは、中国人向けの新聞での紹介記事になります。 出典　www.somboonseafood.com

当然ですが、タイ国内向けのテレビＣＭもあります。ソンブーンの歴史を感じる仕上がりになっていますね。

 

ソンブーンの代表料理プーパッポンカレーとは？

プーパッポンカレーは、カニのカレー風味炒めと呼ばれる料理です。

独特のふわふわタマゴとカニの相性が抜群に美味しく、辛さはタイ料理の中ではきつくない方の料理でもあることから、日本人に1番人気とも言えるタイ料理です。

プーパッポンカリーをタイ語の意味に直すと、それぞれの単語は下の様になります。

（この記事ではカレーと表記していますが、カリーと書いていることも多いです。）

この料理を考案して創作したのが、ソンブーンシーフードの社長夫人です。

家で家族向けに作っていたオリジナルのアレンジ料理で、ココナッツミルクを入れた卵とじが、家族から評判が良かったので、試しに店のメニューとしてみたところ、大人気となったという一品です。

評判となったこのプーパッポンカレーを食べに、多くのお客さんが訪問してソンブーンシーフードは有名になりました。

今ではタイ料理レストランなら、どこでも食べれるほどのポピュラーなタイ料理となっています。

そしてカニの重さでグラムで値段が決まるケースと1皿で決まるケースがあるので注意が必要です。高いカニの時ほどグラム売りとなります。

ソンブーン・シーフードの店舗を紹介

ソンブーン・シーフードの店舗は、バンコク市内に8店舗ほどあります。

スリウォン支店は、タニヤやパッポン通りが近いので日本人には利便性が高いのでしょう。

店内には日本人は半数以上の状況も珍しくなかったりします。

この他にも、サイアム・スクエア・ワン支店・セントラル・エバンシー支店やセントラル・ワールド支店は、BTSの駅に近いデパートの中の支店となりますから、アクセスが良い支店となりおススメです。

バンタットン本店

やはり本店に行きたいという人は、少し行きにくい場所ですが、良いと思いますよ。

スリウォン支店

日本人には最も有名な支店であり、ここが本店と思っている人も多くいるでしょう。

ラッチャダーピセーク支店

ラチャダーにホテルがある時には利用するかもしれないですね。

ウドムスック支店

タイの在住者以外は、ウドムスックは行くことはないでしょうね（笑）

サムヤニン支店

地下鉄MRTを利用している時には、実は便利な支店だったりします。

セントラル・エバンシー支店

超高級デパートセントラル・エバンシーにも支店があります。

サイアム・スクエア・ワン支店

サイアムスクエアーワンに入っているために大変便利な場所にあり、買い物ついでに行くことが出来る支店です。

セントラル・ワールド支店

日本人に愛される伊勢丹が入るセントラルワールドなので、日本人には馴染みのある支店です。

実際にソンブーンシーフードに訪問してみましょう！

それでは実際にソンブーンシーフードに訪問してみましょう。

ソンブーンシーフードで最も有名なスリウォン店の行き方

スリウォン店は、チョンノンシー通りとスラウォン通りの交差点にあります。

BTSの駅で言えばチョンノンシー駅からでもサラデーン駅からでも、一応歩いて行ける距離にはあります。

ただし距離は結構あるので、まだ暑い時間帯などではタクシーを使った方が良いと思います。

サラデーン駅からパッポンなどで買い物をしながら歩くのであれば、まぁそれも良いかと思います。

地図でのお店の場所：⇓

4階建てのビルなのですが、割と素っ気ない白いビルになります。

店内も含めて、シンプルな感じなんですよね。　スリウォン通りに面して看板も出ています。

ソンブーンはこの赤い色のカニがトレードマークです。レストランの看板には、日本語でもソンブーンシーフードと書かれていますね。ここが入り口ですが、本当に素っ気ない感じですね。タイを代表するほどの人気レストランとは思えないですね。

ソンブーン・シーフードのスリウォン店の内装

レストラン内に入ってみましょう。レストランの内装も飾られたものは、特に何もないですね。

イスやテーブルも高い立派なモノではありません。これだけ見ると繁盛店という感じは余りしません。

キッチンは半オープンキッチンですが、キッチンの無い階の席であれば調理している姿は見れないです。お客さんは日本人も多いですが、中国人や韓国人などのアジア人が多くいます。

白人は少ないのも印象的です。しかし全席満席ですね。凄い人気です。

ただしある意味味で勝負している感じがして、レストランとしてのポリシーに好感も持てます。

訪問しやすいサイアムスクエア・ワン支店の行き方

こちらの支店は、サイアムスクエア・ワンに出来た比較的新しい支店です。

行き易さで言えば、ＢＴＳのサイアム駅の前になりますから、最も簡単ですし買い物などの観光ついでにも行きやすい支店ですね。

ショッピングモール”サイアムスクエア・ワン”のレストランフロアの4階にあります。

サイアムスクエア・ワンに関して、更に詳しく知りたい方は、下の記事を読んで下さい。

これがソンブーン・シーフードレストランのサイアムスクエア・ワン支店の入り口になります。 基本的にいつも外には順番待ちの人がいるので、ノートに名前を記入して待つことになります。

ソンブーン・シーフードのサイアムスクエア・ワン店の内装

店内はシーロム店よりはオシャレな雰囲気ではありますが、それでもこの価格帯のレストランとしてはいたってシンプルな造りです。

内装の豪華さや高級感を求めるのであれば、ソンブーンは止めた方が良いでしょう。

タイ料理レストラン”ソンブーン・シーフード”のメニュー紹介

では、ソンブーン・シーフードのメニューを見ていきましょう。

ソンブーン・シーフードと言えばプーパッポンカレーです。

カニのメニューです。 エビのメニューです。 シャコもエビのメニューに入っています。 魚のメニューです。 イカと貝のメニューです。 当然ですが、肉料理だってあります。野菜メニューです。 ドリンクメニューになります。

タイ料理レストラン”ソンブーン・シーフード”の実食レポート

さぁ、では実食といきましょう！その前にテープルセットを見てみますが、やっぱり食器も簡素なものですね。

プーパッポンカレー

さぁ遂にきました、プーパッポンカレーです。これが小泉元首相も食べたという、元祖プーパッポンカレーです。殻付きのモノを選択したので、カニが丸まる1匹使われています。

カニがなかなかの迫力です。

カレー風味でカニの出汁が効いたタマゴ炒めみたいな料理ですね。カレーとカニの風味が絶妙でご飯が進む料理です。

ソンブーンシーフードのプーパッポンカレーの評価で言えば凄く美味しいですが、特別感は正直なかったですね。

それでも凄く美味しいのは間違いないのですが。

クン・オプ・ウンセン

このタイ料理クン・オプ・ウンセンは、エビとタイ春雨の蒸し焼きにした料理で、パクチーの根が独特の風味を出す料理です。

エビの出汁を吸った春雨が本当に美味しくて、普通はエビが主役なのが、この料理では春雨を主役にした逆転的な料理です。

このウンセンの味の深いこと深いこと、正に絶品です。

ご飯が何杯でも食べれてしまいます。エビや挽肉や出がらしの様に下にあります。

オースワン

オースワンとは、中華系タイ料理を代表する1品です。

水に溶いた片栗粉やタピオカ粉等に牡蠣を入れて、タマゴともやしと一緒に炒めたトロトロな卵焼きとお好み焼きの中間の様な料理です。

牡蠣の味が染み出た生地が美味しいんです。

ソンブーンシーフードのオースワンは牡蠣は大きくはないですが、多く入っています。ここのオースワンはとても美味しいのですが、他店と比べて別格に美味しいとまではいきませんね。それでもかなり美味しいオースワンなのは事実で、シャキシャキのもやしとぷにぷにの生地のコントラストがたまりません。このタレを少しずつ付けて食べます。

フエダイ（スズキ）の醤油蒸し

タイ料理と中華料理は融合が進んでいるのですが、この醤油蒸しもそんな一品です。

中華系のレストランで用意されるメイン料理の1つで、大きなスズキが丸まる1匹お頭付きで出てきますから迫力満点です。

でもこれ、、、、、フエダイじゃないですね、スズキです。

良く見ると、英語でもシーバスって書いてあるし、、、　スズキの上に薬味となるネギが刻んでのっています。お腹の中にもシイタケなどを詰めて蒸してあります。

タイのシーフード用の辛い緑のたれをつけて食べると、更にグッドです。

辛さはこのタレの分量で自分で調整できるのは日本人としては嬉しいですよね。

ホイ・ジョー

カニの湯葉包み揚げで、この料理はレストランごとにかなり味が異なる料理でお店ごとに好みが分かれます。

私の中では、ソンブーンのホイ・ジョーは、かなりの高得点です。

サイズが2種類あり、スモールは8個、ラージは16個入りです。ん？と店員さんが言ってたのですが、9個あるけど、、、、、、 この蜂蜜の甘いソースが意外と合うんですよね。これが開けてみた餡の部分です。

カポプラーナムデーン

カニ肉と魚の浮袋の醤油スープで、魚の浮袋を煮込んだ料理でタイではポピュラーな料理ですね。

お味の様はフカヒレスープに近い味ですよ。そう考えるとお得感がある？ 下に固形燃料が燃えているので、アツアツです。これが魚の浮袋を揚げたものです。肉厚なシイタケですね。

小皿に取るとこんな感じです。

日本人は誰もが好きな味ですからおススメです。

塩漬の魚と茄子のホットプレート

塩漬けにした魚と茄子を、ホットプレートの上で炒めた料理です。

私はこの料理は他のレストランで見たことはないので、ソンブーンでしか食べたことがありません。 塩漬け魚の出汁で茄子を炒めますから、想像の付く美味しさですよね。もうご飯が何杯でも食べれますし、ビールも止まりません！

個人的には大好きな味なのですが、皆さんもどうですか？

空芯菜の炒め物

数あるタイ料理の中でも、このシンプルな炒め物はかなり人気の高いタイ料理です。

空芯菜をニンニクとナンプラーで炒めただけの料理なのですが、これが歯触りと味付けが最高なんです。

誰もが好きな空芯菜をソンブーンの強力な火力で炒めるので最高の味に仕上がります。

野菜4種の炒め物

シイタケ・白菜・菜っ葉・アスパラの炒め物です。

中華系のレストランに行くと必ず頼むのですが、意外と高いんですよね。ソンブーン・シーフードのこの炒め物も最高に美味しかったです。

強火で炒めた時の香りが付いているのが良いんですよ。タイ料理は野菜が食べる機会が少ないので野菜補充という意味でもおススメです。

ソンブーンシーフードを紹介している動画

地元のタイのテレビでも多く紹介されていて、下の動画はタイでのテレビ番組でソンブーンシーフードが紹介された時のモノです。

こちらも同じくTVでの取材番組ですね。

バンコクで有名な3つのお店の紹介記事

バンコクにはソンブーンシーフード以外にも、おススメのレストランが多くあります。

タイ料理レストラン：マンゴツリー

日本にも支店があるマンゴーツリーはソンブーンシーフードと同じぐらい日本人には有名なレストランです。

バンコクで本番のマンゴツリーで食事をするのも記念になると思いますよ。値段に関しても六本木店の半分以下ですからお得ですしね。

タイスキのコカレストラン

タイに来たらやっぱりタイスキは食べないといけないですよね。コカレストランは、タイスキで最も有名な老舗レストランです。

タイスキって、昔に日本人のお寿司の様なタイ人のごちそうです。一度は味わってみて下さいね。

マンゴ専門スウィーツカフェ：マンゴタンゴ

タイには多くの南国のフルーツがありますが、やはりマンゴーは別格です。

そのマンゴの専門店として長いこと人気を維持しているのが、サイアムスクエアにあるマンゴタンゴです。

1年中完熟の甘いマンゴが食べれますので観光の合間に休憩を兼ねて訪問してみたらどうでしょうか？

タイ料理レストランソンブーン・シーフードのまとめ

どうでしたか？今回の人気なタイ料理レストラン”ソンブーン・シーフード”は？

タイの人気のレストランは、怠慢となり味が落ちてしまう所も多い為に、有名度や人気度が必ずしも味と比例しているとは限らないのが、バンコクのレストランです。

特に私がソンブーンで美味しいと思っているベスト3の料理を選んでみました。

これらのタイ料理は、当然他のレストランでも何度も食べたことがありますが、これまでに中でもベストと呼べるレベルのものです。

オプ・ウンセンは、カニで作ったものも人気ですし、プー・パッポン・カレーも勿論美味しかったですね。

中華系のタイ料理が中心なので、辛さも控え目な料理が多いのも日本人には嬉しいですしね。

ぜひバンコク旅行では、ソンブーン・シーフードに食べに行ってみて下さい。

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ひつじ執事

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