海外から国内限定サイトを見るのは、マイIPとセカイVPNではどちらがおススメ?
この記事の目次
海外から日本のサービスにインターネットで接続をすると、”海外からの接続は出来ません”とアクセスを拒否されたことで、VPNというサービスを知った人も多いと思います。
VPNのサービスが思ったよりも安くて期待してインターリンクのサービスを検討してみると、、、、、、
マイIPとセカイVPNは同じじゃないの?って思った人も多いと思います。
そうですよね、VPNという仕組みも初めて知ったし、動的IPアドレスとかPPTPとか聞いたこともないし、、、、、、それが素直な感想の人も多いですね。
そんな普通に悩まれている皆さんに、VPNサービスと有料動画サービスを多く利用してきた私の実体験を踏まえて説明します。
今回は、マイIPとセカイVPNのどちらが良いのかを具体的に説明したいと思います。
インターリンク社のマイIPとセカイVPNを比較検証
この記事を読まれている多くの人は、海外から日本に限定されたサイトやインターネットサービスを利用するうえで、VPNサービスをどれするかを悩まれている人だと思います。
更に具体的に言えば、インターリンクのサービスにしようと思ってサイトを見たら同じようにしか見えないマイIPとセカイVPNという2種類のサービスがあり、しかも価格が同じでどちらを選べばいいのか迷ってしまった人だと思います。
それでは、今回は結論から言ってしまいましょう。
私個人の見解ですが、これがその答えとなります。
VPNとは、どの様なモノなのか?
まず初めになぜ国内限定のサイトに、VPNを使うとアクセスできるのかを簡単に説明しましょう。
国内限定のサイトというのは、アクセスしてきた人が国内か国外かを識別して国外のアクセスを拒否しています。
その識別はアクセス先のアドレスがどこかで判断している訳で、要はアドレスにリアルの住所と同じようにその国名が書いてあるわけですね。
VPNというのは、海外からのアクセスでも、1度VPNサーバーが置かれている場所を経由することで、その場所のサーバーがある国のアドレスに変更する仕組みです。
その仕組みを図で見ると下の様になります。
VPNサービスは無料のモノや海外の格安のモノもあり
VPNサービスは、多くの機関や会社で提供されているので、無料のモノや海外の格安のVPN提供業者もあります。
しかしインターネットを使用していると個人情報やクレジットカード情報を取り扱うことになると思いますので、セキュリティー面でも安心できるものであることを優先すべきだと思います。
昔は自分で日本にサーバーを置くこともしましたが、現在は月の利用料が1,000円程度で有料サービスも使えますから、その方が結果として運営コストも手間もかからないと思います。
筑波大学の学術プロジェクト
- 詳しくはこちら⇒http://www.vpngate.net/ja/
インターリンク社のVPNサービスは5種類
日本の会社が安心できて良いという人は、知名度も高く月額利用料1,000円のインターリンクのVPNを選ぶ人が多くいると思います。
インターリンクのVPNサービスをここからは比較していきましょう。
マイIP・ソフトイーサ版とセカイVPNを比較
インターリンクのVPNサービスは、細かく見ると5種類もあり、マイIP・ソフトイーサ版とセカイVPN・セカイブラウザ・グループ専用VPNサーバーがあります。
しかし実際に契約するのに悩む選択は2つで、マイIPとセカイVPNです。
グループ専用 VPNサーバーは目的が違いますし、セカイブラウザはセカイVPNを契約すれば付いてくるアクセス方法が異なるシステムの違いでしかありません。マイIPソフトイーサ版もマイIPが利用できない時の対策として、アクセス方法を変更したモノです。
余って実際に選択する上で悩ましいのは、マイIPとセカイVPNとなるわけです。

基本サービス
基本のサービスという意味では、大きな違いはこの2つにはありません。
月額も1,080円という全く同じなことが、逆に悩ませてくれます。

マイIPとセカイVPNで海外から日本国内限定のサービスを使う
海外から日本の動画サイトや有料動画サービス、そして日本の電子書籍を買う為に利用するのであれば、マイIPとセカイVPNのサービスでも現在はまだ大きな差はありません。
下にマイIPとセカイVPNの接続状況を分かる様に表にしました。
VODをマイIPとセカイVPNで見ることが出来るかの状況表 | ||
マイIP | セカイVPN | |
Hulu(フールー) | 〇 | × |
Netflix(ネットフレックス) | 〇 | × |
U-NEXT(ユーネクスト) | 〇 | 〇 |
Amazonプライム | 〇 | 〇 |
dTV(ディーティ―ビー) | 〇 | 〇 |
FOD(フジテレビオンデマンド) | 〇 | 〇 |
Paravi(パナビ) | 〇 | × |
DAZN(ダゾーン) | 〇 | × |
TVER(ティーバー) | 〇 | 〇 |
AbemaTV(アベマTV) | 〇 | 〇 |
GYAO(ギャオ) | 〇 | 〇 |
dアニメストア | 〇 | 〇 |
この様にセカイVPNでは、現在はHulu(フールー)だけでなく、他のVODでもアクセス出来ないようになってきています。
しかも困ったことに技術的には、全てのサービスで拒否することは可能ですから、後は各社の判断次第で、セカイVPNは使えなくなる可能性があるということです。
逆に言えばマイIPを拒否しているサービスはありませんから、Hulu(フールー)も見れます。そしてマイIPはサービスの性質上これからも拒否されることはないでしょう。

マイIPとセカイVPNで海外規制のサービスを使う
ちょっと話がずれますが、その国ごとに規制を掛けてインターネットサービスが使えなくしてあるケースもあります。
GoogleやfacebookやTwitter等もありますし、YouTubeや2チャンネル(5チャンネル)の書き込みなども該当することがあります。
アクセススピードに関しては、セカイVANの方が接続の可能性は良いようですが、マイIPが使えないわけではなりません。
その状況はそれぞれの国や環境により異なります。実際に使用してみた私や友人の利用状況を見てもケースバイケースなんです。
マイIPが快適な人もいれば、セカイVPNが使えないという人もいます。
ひつじ執事” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]どちらが良いとは一概には言えないのが実情の様です。
どちらも2か月間という異常に長い無料のテスト期間がありますから、試してみて駄目なら無料期間内に解約してもう一方のサービスを試してみて下さい。

マイIPとセカイVPNで海外のIPアドレスを使う
日本のIPアドレスではなく、海外のIPアドレスを使いたい人もいるでしょう。
セカイVPNでは、日本以外のアメリカ、ドイツ、台湾、韓国のIPアドレスも使えますからそれらの国の国内限定サイトやサービスを見ることが可能です。
例えばアメリカ在住の人が、アメリカのフールー契約していて旅行先のアジアでも見たい時にも使えます。
また日本にいる人でも韓国の限定サイトなどを見たい人はいるようですね。
マイIPとセカイVPNで固定IPアドレスを使う
IPアドレスが変わると困る人もいるので、マイIPとセカイVPNでは、固定IPアドレスはどちらも使えるのでしょうか?
この点が大きな違いとなるのですが、固定IPアドレスはマイIPしか使えません。
元々マイIPは固定IPアドレスを使いたい人向けのサービスだから当然ですね。
そもそも固定IPアドレスを使う理由とは何でしょうか?
アドレスは、変動アドレスというアクセスごとに住所となるアドレスが変更となって割り当てられているケースと、常に同じアドレスを使っている固定IPアドレスがあります。
固定IPアドレスを使えば、サーバーやパソコンなどが固定されているので、自宅にあるパソコンをインターネットでアクセスしてリモートで操作して自宅のパソコン内の動画やファイルを外からでも見ることができます。
またセキュリティーやペットを見るために自宅やお店に設置したカメラの映像を外から見ることも出来ますが、これも固定IPアドレスとすることで可能となっています。
自分でサーバー構築してWebサイトやメールサーバーをカスタマイズする人も固定IPアドレスが必須です。

マイIPとセカイVANの接続方法は?
マイIPとセカイVPN共に接続方法に関しては、数種類用意されています。
PPTPは通信速度が速く、L2TPはセキュリティが厳重など一応それぞれの特徴があります。
マイIPはPPTPとL2TPの2種類で、セカイVPNはPPTP・L2TP・OpenVPN・IKEV2の4種類が選択可能で、種類という意味ではセカイVPNの方がおススメとなります。
ただし海外から国内限定のサイトを見るという意味では大きな違いは無いと言えます。
接続方法の違いから選択する場面は普通の人ではないと思います。

実際に使ってみて、結局どっちがおススメなの?
海外からアクセス制限で見れないサイトを見るという目的に限った意味で、最もおススメなインターリンクのVPNサービスは、どれになるのでしょうか?
その理由は、VOD(動画配信サイト)から接続拒否にあう可能性が低いからです。
確かにセカイVPNの方が通信速度が早いので、接続が出来るなら快適に利用できるかもしれません。しかしセカイVPNはその用途が海外から接続できないサイトを見るためのサービスであり、それを問題視してフールーは対策をしてきました。
今後も他の動画配信サービスが追随する可能性は十分あり得ますから注意が必要です。
それに対してマイIPは、固定IPアドレスを使う為のサービスであり、もし海外から利用すれば固定IPアドレスが日本にある為に、結果として日本のIPアドレスとしてアクセスすることになるわけです。
そうなると固定アドレスを使うためのマイIPユーザーは国内にも多くいるわけですから、動画配信サービスとしてもアクセス拒否をするわけにはいかないわけです。
詳しくは公式サイトで⇒インターリンク社のマイIP
ただしマイIP全体を規制することは出来ないのですが、使用しているIPアドレスを個別に指定して拒否する可能性があります。
もし使用していてある日アクセス出来なくなった時には、新しいIPアドレスに変更してもらうか、加入し直してください。

VPNサービスでは、マイIPと世界VPNではどちらがおススメか?のまとめ
今回はインターリンクのVPNサービスを利用するうえで、どちらがおススメかを見てきました。結論としてマイIPがおススメと出しましたよね。
でも、歯切れの悪い部分があります、、、、
それはパソコンやインターネットの世界は未知の部分というか、様々な細かい要因から不具合が良く起こるんです。これを良く相性が悪いなんて表現をしますが、まぁ実際は良く分んないんですよね。
特に今回の話は、皆さんの住んでいる国も違いますし、プロバイダーも違いますし、ガジェットもOSも違うわけです。
実際インターリンク社としてもそれを理解しているから、2か月間という非常に長い無料のテスト期間を設けているんだと思います。
そのことからもマイIPとセカイVPNのどちらが良いか?といだけでなく、どちらが使えるかというレベルで試してもらうしかない部分があります。
マイIPの方が確率的におススメですから、マイIPから試して貰って良いのですが、使えなかった時には、無料期間中に解約をしてセカイVPNを試してみて下さい。
マイIPは使えないけど、セカイVPNは快適なんてこともあったりしますからね。
詳しくは公式サイトで⇒インターリンク社のマイIP
詳しくは公式サイトで⇒インターリンク社のセカイVPN
皆さんも、ちょっと手間は掛かりますが、VPNを利用して海外生活をより快適に過ごせるように環境を整えて下さいね。
有料動画サービスが使えるだけでも、家の中では日本と変わらない豊かな生活が楽しめますよ。
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