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タイのコンセントと電源プラグの形状や電圧を解説
タイに旅行に行く人も、これから住む人も日本で使っている日本の電化製品が、タイで使えるのかが気になる人も多いと思います。
ノートパソコンが使えるのかもそうですし、スマートフォンや携帯電話やアイパッドなどのタブレットPCを問題なく充電出来るのかが気にならない人はいないですよね。
海外旅行において電気の規格というのは複雑で、世界各国でコンセントやプラグの形や電圧はそれぞれ違います。
当然、日本と同じ仕様の国もあれば、まったく異なる国もあります。
コンセントに関しては、形状が違いますので、差し込めないために使えないだけなので良いのですが、電圧に関しては使用できない電圧のコンセントに繋いでしまうと壊れてしまうこともあるので注意が必要です。
実際に、私もうっかり忘れて、日本のエレコムの外付け1テラのハードディスクを、タイのコンセントに刺してしまい、ボンっ!と音と煙が出てサヨナラしたことがあります(涙)
今回は、タイで日本の電気製品を使う上での注意点を具体的に見ていきましょう。
タイのコンセントとプラグの形状と電圧に関しての注意点
電化製品を海外で使う上で、注意しないといけないの2つの点です。
この2つの点で、国ごとに電化製品は異なっている為に、仕様が複雑になっているんです。
実は、日本国内でも関東と関西で電圧が異なっていたりもするんです。国内の場合は基本的にどちらでも使えるように電化製品が造られているので、知らなかったりもするんです。
それでは、ハード面となるコンセントとプラグ、そしてソフト面となる電圧と周波数をチェックしましょう。
◎コンセントとプラグの違いとは?
皆さんは何気なく言葉を使っていると思うのですが、コンセントとプラグの違いって明確に知ってました?
整理してその定義を下に書きますね。
- コンセント:受け手となる壁にある差し込まれる側です。
- プラグ:差し手となる電化製品のコードの先の差し込む側です。
誰もがそれほど気にせずに使っている言葉ですよね、知ってました?
ハード面の違いを解説:タイのプラグの形状
コンセントとプラグを見ていくうえで、プラグの方が見た目で分かりやすいので、プラグの方から見ていきましょう。
電気のコンセントの形状は世界的に見ると多くの形状・規格が存在します。その中でタイで使用されているのは主に3つの形状が使われています。
下の図は世界で使われているコンセントの主な形状になります。 日本はAタイプのみの1つの形状なので分かりやすくて良いですよね。
この3つのプラグの形状について、詳しく見ていきましょう!
タイのプラグの形状①Aタイプのプラグ
Aタイプのプラグは、下の写真の形状のモノなのです。
これは日本と同じものになります。
タイのプラグの形状②タイプCのプラグ
このタイプCはAと似ている2本タイプですが、その2本が円柱となっています。
タイでは、上のタイプAと並んで良くある形状のプラグになります。
タイのプラグの形状③タイプDのプラグ
タイプDは形状的には、三本の円柱が出ているタイプです。
日本人には見慣れない形状で、真ん中の円柱が少し太く これがヒューズの役割をしています。
ハード面の違いを解説:タイのコンセントの形状
では、コンセントはどの様になっているのでしょうか?
受け手の側のコンセントの形状は下の写真の様な形状になっていることが多いです。つまりA・C・D全てのプラグが使用できるコンセント形状になっているんです。
もしコンセントの形状が合わなくて使えないときは、変換のソケットを使います。
下の写真のソケットは、Aタイプしか使えないコンセントに、Dタイプのプラグを使うためのソケットになります。当然ソケットの裏のプラグのタイプはAになります。
ホテルのコンセントとしては、A・B・Dタイプ全てのプラグ形状が使えるコンセントが殆どです。このようにコンセントの形状を気にしながら使うことになります。
移住やロングステイ・駐在の人なら時間があるでしょうから、現地で安いのを購入するので良いと思います。
海外旅行に行く際には全てのプラグとコンセントに対応できるようになっているものがありますので、1つ持っていると大変便利ではありますね。
商品のイメージは下の様な製品となります。
ロードウォーリア RW101CR ゴーコンαレッド [海外旅行用 マルチ電源変換アダプター]
マルチ変換する方法は、ルービックキューブみたいな方法です。
これちらはさらに多くの国のプラグに対応ができるので、もうパズルの様ですね。
ソフト面の違いを解説:タイの電圧
電化製品を海外で使用するにあたっては、プラグやコンセントの形状以上に、気を付けないのは電圧です。
電圧に関しては、各国によりそのV(ボルト)数とHz(ヘルツ)数が異なります。
日本の場合でも東西で少し違い、東日本は100V・60Hz、西日本は100V・50Hzとなっています。
そして海外の国においては、日本より高い電圧を使っていることが多いんです。
タイでは電圧の220Vは、日本の2倍以上の強さで、感電するとかなり危険なので、本当に気を付けないといけないレベルです。
◎子供の頃にコンセントに何か突っ込んだ経験はないですか?
母親から絶対しちゃ駄目って言われるんですが、男の子って駄目って言われるとやりたくなっちゃうんですよね。
で、やったらビックリです!ビリビリなんて生易しいものではありません。よくアニメで見る感電した時に骨が見えるあんな感じですよ!バチッ!って頭の中で音がしました。
、、、、、、、そう考えると日本の倍以上の電圧って、絶対死人が出てますって。
では日本とタイの電圧が異なるので、日本の電化製品はみんな使えないのかというと実はそうではありません。
電化製品がグローバル規格で開発されたモノだと、初めから付属のACアダプターや製品が内蔵するアダプターで、使用可能な電圧に幅が設けられています。
どの電圧で使えるかは電化製品に其々書いてありますので、使用する際にはチェックしてから使いましょう。
では、ここからはパソコンやアイフォン・アイパッドのアダプターを使って具体的にどこをチャックすれば良いのかを見ていきましょう。
パソコンのアダプター
パソコンは、世界中で売られるグローバルスタンダード製品の一つですね。パソコンも本体ではなく、ACアダプターを変更することで世界中で使えるようにしてあります。
国内のメーカーも海外のメーカーも、基本的には同じ様にACアダプターの性能を読み取ることができます。
◎ソニーパソコンのACアダプター
- 対応電圧:100V-240V
- 対応周波数:50Hz-60Hz
先ずはソニーのパソコンのACアダプターで、緑のラインにINPUT :100V-240Vと書いてありますね。
これが100ヴォルトから240ヴォルトで使えますよという意味です。
その右横の水色の枠の中には50-60Hzと書いてありますね?
これは周波数は50Hz(ヘルツ)-60Hz(ヘルツ)であれば使えますよという意味です。
ということは、220Vも50Hzもこのアダプターの範囲内となります。
◎東芝パソコンのACアダプター
- 対応電圧:100V-240V
- 対応周波数:50Hz-60Hz
◎パナソニックパソコンのACアダプター
- 対応電圧:100V-240V
- 対応周波数:50Hz-60Hz
◎DELLパソコンのACアダプター
- 対応電圧:100V-240V
- 対応周波数:50Hz-60Hz
◎サムソンパソコンのACアダプター
- 対応電圧:100V-240V
- 対応周波数:???
まぁ、、、周波数は基本的に大丈夫なんですけどね、実際に海外でも国内でも使っているし。
アイフォン・アイパッドの充電用プラグ
タイ旅行でも最も気にされる人が多い商品となるのは、アイフォンとアイパッドでしょう。
そのアダプターを見てみましょう。アップルのアダプターは2種類ありますので、両方とも写真を用意しました。
◎アイフォン・アイパッドの充電用プラグ①小型タイプ
先ずは小型のものを見てみましょう!
裏面に性能数字が書いてありますね。見にくいので拡大して写真を見てみましょう。
これもタイの電圧の220V・50Hzをカバーしていますから、使えますね。
◎アイフォン・アイパッドの充電用プラグ②大型タイプ
では、大型のアダプターもチェックしましょう!
これは側面部に書いてあります。
こちらも同じようにタイでも使えますね。
その他のタイの電化製品
では、この他の白物家電も見てみましょう!
基本的に逆になりますが、タイの家電製品が日本の電圧・周波数に対応できるかをチェックします。
因みに電化製品の設定電圧より低い電圧で使用すると、爆発はしませんが、本来の性能よりも低くなって使用できません。
◎高性能扇風機
高性能扇風機?です。冷風が出ると嫁が買って来ましたが、、、、、、出ませんでした、、、、、、、意味不明な高性能扇風機です。
◎タイのドライヤー
このように製品により使用できる電圧は異なるために注意が必要になります。
上に私は外付けハードディスクを日本から持ってきたのですが、ウッカリ繋いで壊しましたと書きましたが、嫁はWiiを繋いでくれて、それもまた、ボンッ!と音がして煙が上がり終了となりました、、、、
変圧器は、因みにタイで買っても結構高いです。
下の様な旅行用のコンパクトな製品もありますし、プラグの変換も付いていますので、プラグ・電圧ともに対策は万全になると思います。
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電気製品で使えるものと使えないもの
あくまで目安として代表的な電気製品で、タイで利用可能な製品と利用できない製品を書き出しました。
- パソコン:グローバル商品ですからね。
- スマートフォン:日本以外は携帯も世界基準でしたからね。
- デジタルカメラ:これも世界企画商品です。
- ビデオカメラ:最近は動画カメラなのでゴープロとかですね。
基本的に高額の電化製品で、IT系のデジタル家電は使える可能性が高いですね。
- ガラパゴス携帯:最近のは海外対応になっています。
- 電気式髭剃り:これは普通の髭剃りを使うのでいいでしょうね。
- ドライヤー:海外旅行にドライヤーを持って行きたい人は多いですよね。しかし残念ながら普通のドライヤーは大抵使えません。
日用品の電化製品は使えないことも多いです。
変圧器を購入するしかないのですが、それより海外対応のドライヤーを買う方が安かったりもします。
アジア各国のコンセント・プラグの形状と電圧
海外旅行としても身近に出かけられるアジアの電圧とプラグの形状書き出してみました。
- 日本 100V Aタイプ
- 中国 220V A/B/Cタイプなど多数
- 台湾 110V A/Oタイプ
- 香港 220V BFタイプ
- 韓国 110・220V A/Cタイプ
- インド 220V B/Cタイプ
- インドネシア 220V Cタイプ
- シンガポール 230V BFタイプ
- ベトナム 220V A/Cタイプ
- カンボジア 220V A/Cタイプ
- マレーシア 220V BFタイプ
上記を見て分かる通り、実は日本よりも電圧の高い国しかないんです。
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タイのコンセントやプラグの形や電圧は?アイフォン等のスマホや日本の電化製品は使えるのかのまとめ
私の外付けハードディスクのように、一瞬でさよなら(涙)しないようにしてくださいね。
見方が分かれば、何Vが使える製品かどうかは、簡単に見分けられますから気を付けるにしましょう。
まぁ変圧器もそんなに高額ではないので、1個は買って持っていても損はないと思います。
充電に関しては、USBが使える製品であれば、パソコンを持っていればそこからUSBで充電することも出来ます。
パソコンの電源を入れていないといけないという条件がありますが、充電の選択肢が増えるのは嬉しいですね。
海外旅行の準備として電気製品のチェックをして備えて下さいね。
海外旅行保険が無料になるお得なクレジットカードを知っていますか?
海外旅行で病院に治療に行くと日本の健康保険は使えずに治療費が高額になることがあります。(注:日本に戻ってから返金請求の制度はあります)
海外では盲腸の手術が200万円って話を聞いたことがありませんか?
実は海外の大きな病院で手術すれば日本の健康保険が使えませんから200万は普通の金額です。
私もタイで代々木公園で騒ぎになったデング熱で入院しましたが、2週間の入院で治療費は約133万円でした!
ひつじ執事治療費が驚くほど高いので、皆さん海外旅行保険に加入してるんです。でも海外旅行保険の保険料って意外と高いですよね?1週間程度でも3,000円とか5,000円とか、、、、、
これがもし無料に出来るとしたら嬉しいですよね?
その方法とは、海外旅行保険の付いた年会費無料のクレジットカードを持てば良いだけです。
注意して欲しいのは、クレジットカードの保険内容には違いがかなりありますから内容や利用条件を調べないといけません。
そこで元保険会社社員でバックパッカーの私が1番おススメの無料クレジットカードをコッソリ?教えます。そのクレジットカードとは、エポスカードです。
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そして何よりも年会費は無料なんです。この補償内容が無料なんて素晴らしすぎますよねぇ。
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クレジットカードの海外旅行保険をもっと詳しく知りたい方は、更に詳しく説明した記事を読んで下さい。
クレジットカードを複数持った時の注意点やおススメのクレジットカード等も説明していますので、興味のある人は是非!