この記事の目次
スキミング犯罪は更に巧妙になりアジアのタイやバリなどで被害が増加傾向
このブログでも何度か説明しているスキミング犯罪ですが、最近は更に仕掛けが巧妙になり海外での被害が広がっています。
また最近はアジアへの海外旅行者の被害が増加していて、国で言えばタイ・中国・韓国・インドネシア、都市で言えば、バンコク・プーケット・北京・上海・ソウル・バリ島といったところでの被害が目立っています。
今回は、その巧妙になっているスキミング犯罪の手口と共にその対策を見ていきたいと思います。
被害が急増するスキミング犯罪とは?
スキミング犯罪とは、クレジットカードやキャッシュカードに入力されている個別の磁気記録情報を盗み出します。
スキミングカードリーダー呼ばれる装置を使って情報を抜き出し、クレジットカードやキャッシュカードを複製してキャッシングしたり品物を購入したりする行為です。
実際にスキミングで情報を盗むとは言っても、この時点では物理的な被害は何もありませんから、犯行者はカード自体はそのままに情報だけを盗むことになります。
その為に被害者はお金が引き出されたり買い物をされたりするまで、気づかないために発覚は遅くなるのが通例です。
ただしスキミングの最新情報を知り対策を心掛けることで被害にあう可能性を最小限にすることも可能ですし、スキミング犯罪が多いと言われる海外でも、被害にあわなくてすむ可能性を高くする方法はあります。
スキミング犯罪が行われる主な3つの方法
スキミングが行われるシチュエーションに関しては、主に下記のような状況があります。
- ATMにスキミングカードリーダーと盗撮カメラを付けてキャッシュカードやクレジットカードの情報をコピーをされてしまう
- ショッピングの支払いやレストランの支払いでキャッシュカードやクレジットカードを利用した時に情報をコピーされてしまう
- ホテルのセーフティボックスやロッカーに預けた時にキャッシュカードやクレジットカードの情報をコピーをされてしまう
このような状況が多いのです。
巧妙になっているスキミング犯罪
ATMにスキミングの機材が取り付けられるのを見てみましょう
そもそもATMのスキミングというのは、ATMにあるクレジットカードの挿入口に被せるようにして設置されているケースが多いんです。
◎ATMにスキミング機材の設置方法
下の写真で手に持っている部分が、スキミングのカードリーダーというクレジットカード情報を読み取る機械になります。下の写真がスキミングカードリーダー装着後です。
この写真は隠しカメラの写真で矢印のところがレンズで暗証番号を打ち込む指の動きを撮影します。
スキミングのカードリーダーで盗んだ情報でクレジットカードのコピーを複製すると暗証番号もオリジナルと同じになってしまうため、に暗証番号も盗み出さないといけないからです。こっちも設置されてしまったら見えないだけに分りにくいですね。 出典は、テキサス大学のサイトでのATM詐欺からとなります。
◎スキミングの手口を動画で見てみる
これはスキミングのその手口を説明した動画になります。
セブン銀行がスキミング機械を発見し注意を呼びかける
セブンイレブンのセブン銀行さんが、自行のATMにスキミングカードリーダーが取り付けられていたと発表したことがあります。
スキミング被害について
平成 25 年 3 月 11 日
平成25年2 月 28 日に発表しました当社 ATM でのキャッシュカードやクレジットカード情報の 不正取得被害(スキミング被害)について、平成25年3 月 11 日現在で判明している事実をお知らせ します。
【スキミング機・カメラ等が不正に取り付けられていた ATM 設置場所】
A セブン銀行 BIG BOX 高田馬場 ATM(東京都新宿区)
B セブン銀行東京メトロ副都心線西早稲田駅 ATM(東京都新宿区)
C セブン銀行西武池袋本店 ATM(東京都豊島区)
D セブン銀行豊島南池袋 1 丁目 ATM コーナー(東京都豊島区) E セブン銀行品川プリンスホテル ATM コーナー(東京都港区)
※現在判明分となります
出店 http://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2013/pdf/2013031101.pdf
更にスキミング機材が小型化されて巧妙化
そして最近はスキミング機材が更に改良されて、小型化も進み分り難くなっています。
下の写真のものは暗証番号をカメラで撮影するのではなく、入力ボタンに重ねておくことで暗証番号を記憶させるという機械です。
こっちの写真のものは従来と同じ暗証番号を盗み取りするカメラですが、ここまで小型化されています。
◆現在のスキミング犯罪は、高度なものになり分かりにくくなっています。
そしてこれからも更に機材の進歩は進みより巧妙な仕掛けになっていくと思います。特にアジアを中心とした海外では多くのスキミング被害が発生しています。
では、スキミング被害にあわない為の対策を紹介していきましょう。
スキミング被害にあわない為に出来る4つの心がけ
1.銀行の店内のATMを極力使う
スキミングの技術は進み巧妙になってはいますが、ATM自体にスキミングの機材を取り付けないといけないことには変わりません。
取り付けと機材回収を行う行為をリスクと考えると取り付けられるATMの傾向は人目に付きにくい場所においてあるATMである可能性が高いです。
銀行内に設置してあるATMを利用するのであれば、スキミングされない可能性はかなり高いです。
2.お店での利用時には最新の注意を
ATMでのスキミングと並んで、お店でキャッシュカードもしくはデビットカードを使って支払いをする際に、スキミングされてしまうのは多いです。
この場合はお店自体の犯行であったり店員がグルだったりすることが多く判別することはかなり難しいです。
3.暗証番号の変更
スキミングはカード内容をコピーされても、暗礁番号は入力しなければいけません。
そのためにクレジットカードが偽造されても暗礁番号が変更されていると簡単にお金を引き出されたりはしません。
4.口座の利用明細をマメにチェックする
スキミングはデータを盗まれたと時に判明することは、殆んどありません。
被害者はクレジットカード(キャッシュカード)の利用明細を見て気が付くことが殆んどです。
海外旅行でのスキミング被害にあわないための対策
海外旅行に行った時にスキミングが多いからと言って、多額の現金を持って行くのも盗難の危険があります。
そうすると現実問題カードで持っていくしかないと思います。
昔はトラベラーズチェックもあったんですけどね。
トラベラーズチェックは、トラベラーズチェックでメリットもデメリットもあったのですが、日本国内での販売を終了してしまいましたので、カードの1択になってしまっています。
プリペイド式のカードを活用しましょう!
スキミングの犯罪防止にも限界があるかもしれません。被害にあっても問題が無いようにしておくことも大切です。
このプリペイド式カードは、デビットカードの様なもので専用の口座にお金を入れておけば、海外でATMで現地通貨を引き出せますし、加盟店で買い物も出来てクレジットカードと同じように使えます。
クレジットカードと違うのはデビットカードの様に即時決済なので、口座に入金された日本円の金額までしか使えないということです。
これは入金の手間も掛かりますが、もしスキミングされても入金の残高までしか利用できませんから、高額な被害になることはないので安心です。
カードの発行には、年会費は無料ですから早めに申し込んで用意して持っていると良いと思います。
では私がおススメするカードの具体的な種類は?これが実はエポスカードです!!!
ん?クレジットカードではなく、海外専用のプリペイド式カードの話じゃなかった?そうなんですよね、ではその理由を説明していきます。
エポスカードがオススメな理由を解説
エポスカードは、裏技的な珍しいカードでもなんでもなく、皆さんが普通に知っている赤いカードのエポスカードです。
丸井としては、このクレジットカードを広めることで、現金が無くても丸井で買い物をする機会を増やし、また分割払いで利息分を儲けるというビジネスモデルのために、先ずはこのクレジットカードを持ってもらうことを重視した戦略なんだと思います。
そのために少しぐらいコストが増えても、海外旅行保険等のサービス内容を他のカードより良くして、魅力的なクレジットカードとしてアピールして加入者を増やすことを重視しているということです。
ではなぜここでそのエポスカードがおススメかというと実は、エポスカードではエポスVisaプリペイドカードというチャージ式のカードがあるんです。
オススメな理由①エポスVisaプリペイドカードを無料で発行
海外旅行におすすめのカードとしてエポスカードを上げる理由は、エポスVisaプリペイドカードが無料で発行できるからです。
海外旅行先で、通常の支払いなどの危険度の高いところでの使用はエポスVisaプリペイドカードを使い、現地通貨のキャッシングのみをクレジットカードで行います。
ただしクレジットカードを使う際は銀行の支店の前にあるような人眼が常にあるよな安全な場所で行えば、危険度は低いので安心です。
オススメな理由②年会費が無料
これは知られていることですが、エポスカードは入会費・年会費ともに永年無料です。
初年度の年会費だけが無料ではなく、ずっと永続的に無料です。
これは絶対条件ですね。
オススメな理由③カードの利用があるとメールで通知がある
実はエポスカードでは利用があると直ぐにメールで通知が来ます。これをチェックすることで違法利用を自分で確認が出来ます。
ネットで履歴を確認できるクレジットカードも多くなりましたが、クレジットカードの仕組み上ネットで確認ができるのは、利用があった時ではなく本請求が確定した時になるので、時差があるんです。
オススメな理由④疾病費用の補償額が付いている
海外旅行用のプリペイドカードよりエポスカードを私が推すその理由は海外旅行保険が無条件で付いてくるからです。
海外旅行用のプリペイドカードには海外旅行保険が付いているものはありません。
特にエポスカードでは自動付帯といって、クレジットカードの利用に関係なく利用可能となり保険期間も90日となります。
これが細かい海外旅行保険の補償内容です。
この金額は年会費無料のクレジットカードの中では、エポスカードだけ唯一抜けて高く、次に高額なのは横浜インビテーションカードなどの200万円が数枚あるだけです。
海外旅行保険において大切なのは傷害治療費用と疾病治療費用ですので、この額でクレジットカードの良さが決まると思ってもらっても良いぐらいです。
つまり他のプリペイドカードとは異なり、年会費は同じ無料でも充実した内容の海外旅行保険が付いているカードが手に入るわけです。
これが私がエポスカードのプリペイドカード:エポスVisaプリペイドカードを推す理由です。
詳しくは公式サイトで見てくださいね⇒公式サイト エポスカード
海外旅行の基本的な知識に関する記事
海外旅行の基本的な知識に関する記事をまとめてみました。
海外旅行に持って行くべきクレジットカード
海外旅行に行く際には健康保険が使えない可能性があるために海外旅行保険に加入するのが常識ですよね。
でもハッキリ言って安い金額ではないですよねぇ。
そこでクレジットカードを利用して海外旅行保険を無料にする方法がありますので、下の記事をご覧になってみて下さい。
ロストバッゲージの補償と対策
海外旅行に行くときに飛行機に荷物を預けない人は少ないと思いますが、預けた荷物が出てこないことがたまに起こります。
これから楽しい旅行というときに水を差す話ですよね。
そんなロストバッゲージの対策などについて書かれた記事になります。
海外旅行の飛行機で気持ち良く寝るための3つのポイント
飛行機の中の過ごし方はいろいろありますが、これからの旅行を考えると体を休めるのは最も大切なことなのかもしれません。
この記事では飛行機の中で快適に寝るための準備に関しての記事になります。良ければご覧になって参考にして下さい。
海外のスキミングの手口とその対策のまとめ
私自身も海外でATMから現地通貨を出して使っています。
クレジットカードは海外旅行保険を無料で利用するために何枚も持っていますし、国際対応の新生銀行などのキャッシュカードも持っています。
クレジットカードは、ショッピング保険を適用したい商品の買い物と海外旅行保険の利用付帯条件を満たしたい時だけです。
先ずは海外プリペイドカードへの入金は、インターネットでしてからキャッシングをするという2度の手間が掛かるのですが、安全性を優先しています。
その手間も嫌ならオートチャージもありますしね。
だって上で見ましたよね?スキミングの機械の自然さを。私には見破る自信はまったくありません。
そうなるとクレジットカードで買い物をされたりするのを避けるためにはそうするしかないと考えているからです。
安全のためには手間隙を惜しんではいけないと思うからです。海外での基本は自分の身は自分で守るですからね。
海外旅行保険が無料になるお得なクレジットカード
海外旅行で病院に治療に行くと日本の健康保険は使えずに治療費が高額になることがあります。(注:日本に戻ってから返金請求の制度はあります)
海外では盲腸の手術が200万円って話を聞いたことがありませんか?
実は海外の大きな病院で手術すれば日本の健康保険が使えませんから200万は普通の金額です。
私もタイで代々木公園で騒ぎになったデング熱で入院しましたが、2週間の入院で治療費は約133万円でした!
治療費が驚くほど高いので、皆さん海外旅行保険に加入してるんです。
でも海外旅行保険の保険料って意外と高いですよね?1週間程度でも3,000円とか5,000円とか、、、、、
これがもし無料に出来るとしたら嬉しいですよね?
その方法とは、海外旅行保険の付いた年会費無料のクレジットカードを持てば良いだけです。
ひつじ執事裏技でもなんでもないんですよ、しかも無料で可能ですし。注意して欲しいのは、クレジットカードの保険内容には違いがかなりありますから内容や利用条件を調べないといけません。
そこで元保険会社社員でバックパッカーの私が1番おススメの無料クレジットカードをコッソリ?教えます。
そのクレジットカードとは、エポスカードです。
そうです、皆さんが普通に知っている丸井の赤いカードです。普通すぎて意外ですか?
エポスカードの海外旅行保険の内容を見てみましょう。
特に海外旅行保険で最も大切な治療費の保険金額が病気治療270万円・怪我治療200万円と無料のクレジットカードの中で最高額なのが特徴です。
その他の優れた特徴としては
- 海外に出た日から自動的に90日間保険が使える自動付帯
- 提携病院ではお金が必要ないキャッシュレス支払い
- 学生さんなども加入可能
そして何よりも年会費は無料なんです。
この補償内容が無料なんて素晴らしすぎますよねぇ。当然ですが、丸井のカードですから買い物等の支払いに使えますしポイントも貯まったりもします。
そんなおススメのクレジットカードはこちらから見て下さい⇒エポスカード
クレジットカードの海外旅行保険をもっと詳しく知りたい方は更に詳しく説明した記事を読んで下さい。
クレジットカードを複数持った時の注意点やおススメのクレジットカード等も説明していますので、興味のある人は是非!