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空港でカバンが出てこない時のロストバッゲージに関する補償と対策
空港のイミグレーションで入国の作業を終えると最初にしなければいけないこととと言えば、航空会社に預けた荷物のピックアップです。
ガタゴト・ガタゴトと流されてくるスーツケースを、誰もが少し不安な気持ちで見つめて待っていますよね。
なかなか自分のカバンは出てこない、、、、周りの人はは重そうにカバンを持って去っていく、、、、、、
遂には新しいカバンはもう出て来ない、、、、、、、、、
あっ、あれ?なんか足元に木枯らしが吹くようなあの寂しさ、、、、、、
えー、着替えもないけど、、、、どうしよう!
帰国時ならまだ良いですが、これから異国を旅する場面だと予想以上に気分は下がります。
そこで今回は、ロストバッゲージに関しての補償や対策を説明したいと思います。
ロストバッゲージに関する説明と対策
今回は、ロストバッゲージに関する補償と対策を説明したいと思います。
2回とも無事に荷物が出てきましたので良かったのですが、これからも飛行機に乗る際に荷物を預けるのであれば、ロストバッゲージのリスクは無くなりません。
そのためにロストバッゲージに関する知識を持つようにして、その対策を知っておきましょう。
ロストバッゲージとはどういうことか?
到着地の空港での荷物 (その多くは搭乗時に預け入れたもの) の紛失のこと。正確にはロストバゲージ (荷物紛失) とディレイド・バッゲージ (荷物遅延) といった異なる2つの概念があるのは「手荷物が届かない・壊れた」に書かれているとおりだが、一般にはこの2つをまとめて「ロストバッゲージ」と言うことが多い
出典 http://wikitravel.org/ja
難しく書いてありますが、要は航空会社があなたに手荷物を渡せない状態にしてしまったという事です。
ロストバッゲージが起こる原因とは?
では、そもそもロストバッゲージはなぜ起こるのでしょうか?
◆ロストバッゲージが起こる原因
- 原因1:乗り継ぎの時にコンテナごと違う便の飛行機に載せてしまった。
- 原因2:コンテナごと、搭乗地か乗り継ぎの空港に置いてきてしまった。
- 原因3:荷物を預けた時に入力したタグの行き先の入力間違い・タグが外れ・読み込みエラー等が起きた。
- 原因4:他の乗務客が間違えて荷物を持って行ってしまった。
- 原因5:荷物が盗まれてしまった。
これらが主な原因です。航空会社の問題で、個人ではどうにもならないことも多いのですが、自分で出来る予防はすべきでしょう。
それは多くの人が考えるより、ロストバッゲージの補償は良くないということもあるからです。
ロストバッゲージで補償される内容とは?
ロストバッゲージは、航空会社のミスで起きたケースだったとしても、その補償は皆さんがイメージされるものより低い補償内容となることが多く、不満に思うかもしれません。
1.実際に掛かった被害分
これはバッグの中身が無いことにより購入しなければならなかった物の代金です。
日用品もそうですし着替えがなければ、下着や服、寒い地域ならコート等は購入すべきものです。バッグが届くまでの間に使用する常識的なものの購入であれば支払ってくれます。レシートを取って置き後で請求します。
ただし帰宅便の場合は家に洋服や日用品はあるということで、特別な理由が無ければ認めてもらうのは難しく実質的に何もないと言っていいかもしれません。
2.カバンが見つけられなかった時の補償
1ヶ月以上バッグが返送出来なかったら、ロストを確定して航空会社が補償をしてくれます。
その補償額は、預けた荷物の重量と乗っていた飛行機のクラスで決まります。
基本的にエコノミーでは、1キロ=2000円程度が標準で預かり荷物の重量分になりますから最大の20キロだとしても約4万円です。
ファーストクラスやビジネスクラスならもっと高くはなりますが、それでも最高で20万円程度です。
この中に高額な品物があったり大切な思い出の品があったとしても考慮はされません。
3.迷惑料・精神的損害
カバンがなくなってしまった時には、かなりショックですよね。手続きも面倒ですし時間も使います。
でも残念ながら、そんな迷惑料のような精神的な損害は認められません。
まぁこれは交通事故でさえ人身事故でないと出ませんから仕方ないですね。
残念ですが、これが現実です。
しかし、これは航空会社の規定によるもので、裁判でもしない限りはどうしようもありません。航空会社により多少は異なりますが、その条件を了承してチケットを買っていますので、基本的には従うしかないわけです。
飛行機には乗らないといけないわけですから、困ったことですよね。
実際にロストバッゲージが起きた際の行動は?
実際に運悪くロストバッゲージが起きてしまった時には、どのように行動したらいいのでしょうか?
そして航空会社が用意した書類に、連絡先や出てきた時の荷物の送り先を記入します。
荷物の特徴も伝えますが、下に書きましたが、写真を撮っておくと伝えるのは簡単です。後は荷物が出て来たかどうかの連絡を待つのみとなります。
ロストバッゲージへの事前の対策とは?
では、ロストバッゲージに合わないために個人的に出来ることを考えてみたいと思います。
個人的な対策では、どうしようもないこともありますが、確率を少しでも下げたりロスト後に荷物が見つかりやすい様にすべきこともあります。
下に書き出しました6つの対策をして備えましょう。楽しい旅行が台無しにならないように出来るだけ努力をしましょうね。
1.カバン・スーツケースの写真を撮る
ロストバッゲージとなった場合には、航空会社にそのバッグの特徴を伝える必要があります。
日本語ならそれ程問題ないかもしれませんが、海外旅行であれば英語の対応を求められることもあるでしょう。
2.カバン・スーツケースを預けた時のタグを確認する
荷物を預けると預かりのシールやタグが渡されます。
ボーディングパスや航空券にシールとして貼られていることも多いですね。
3.カバン・スーツケースにネームタグを付けておく
ネームタグ・ネームプレートを付けている人をたまに見ると思います。
目立つ色にするなどをすれば自分のバッグか見分けやすいという面もあります。
4.カバンやスーツケースは人とは違う色や形を選ぶ
ロストバッゲージの理由に間違えて他のバッグを持っていってしまうことがあります。
特に黒いスーツケースって本当に多いですよね。盗難に関しても間違えたことを装うので特徴の無いものを狙いますから注意が必要です。
対してオレンジのスーツケースを使う時には気楽ですね。オレンジのスーツケースは殆んど見ないですからね。
間違えられないように変わった色を選ぶのは思っているよりも効果がありますよ。
5.カバン・スーツケースにステッカーやベルトを貼っておく
自分のスーツケースか分かりやすいものにするために、買い換えれる人ばかりではありませんよね。
②スーツケースベルト
スーツケースベルトを使うのもバッグが間違って開いてしまうのを防止するのと同時に目印にもなります。
最近はスーツケースベルトもロックが出来る物もあります。盗難対策にもなりますね。
スーツケースベルトを付けてみた写真です。意外と目立つでしょ。
6.昔のフライトで貼ったシールやタグは剥がしておく
旅行が終わったら預け入れの時に貼られた古いタグは剥がしましょう。
旅行に良く行くんですよアピールの人もいるかもしれませんが、百害あって一利なしです。
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ロストバッゲージの補償と対策のまとめ
どうでしたか?ロストバッゲージの事は大分理解出来たとして、6つの対策はいくつ出来そうですか?
でも、残念ながら今回紹介した対策を全て行ったとしても運しだいでロストバッゲージは起きてしまいます。
いえいえありますよ。たった1つだけ、絶対にロストバッゲージが起きない対策が。
それは、、、、、、
荷物を預けないことですっ!(キリ)
ん?、、、、、引いてます?
いえいえ、実際に私の知人では何人もいるんですよ。
まぁ流石にそれは、ちょっと極端ですけど、要は預け入れ荷物にはロストバッゲージされても良いものしか入れないようにする訳です。
最小限ではなく最大限です。
手荷物が少ないと楽ですから少なくしてしまいますが、これは考えを改めた方が良いと思います。
ロストバッゲージになって旅行が楽しめなくなるのだけは避けたいですからね。
事前に出来る対策をして、もしロストバッゲージになっても問題が最小限に抑えれるように準備しておきましょう。
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