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タイ料理レストランでの食事のルールやマナーを学んでタイ旅行を充実させよう!
世界的に見てタイ料理というのは、それ程マナーに五月蠅い方の料理ではありません。
とは言え、やはり日本人が知らないマナーやルールがあるのも事実です。
決して難しいことはありませんので、基本的な事を覚えたら後は臨機応変に対応してください。
食事のルールを守って食べていれば、タイの習慣を大切にしているということでもありますからタイ人は喜んでくれますよ。
今回は、タイ料理を食べるときのルールやマナーそしてレストランでの会計やチップを説明したいと思います。
タイ料理を食べるときのマナーとルールについて
食器はフォークとスプーンが基本
●タイ料理で使う食器の基本は、フォークとスプーン
◆基本的なスプーンとフォークの使い方
●スプーンの使い方
スプーンで全て食べるイメージですが、それ以外にもナイフの代わりとしても使いお肉などをフォークで押さえてスプーンで切ったりします。
●フォークの使い方
左手のフォークは押さえたりスプーンに寄せたりするためで、フォークに刺して食べるような使い方は余りしません。
スープはレンゲかスプーンで飲みます。スープは1人分に取り分けることもありますし、大皿から直接レンゲで飲むこともあります。
田舎だと、そのレンゲが共有なんてこともあったりしますが、、、、、
タイでの御飯物の食べ方のルールとマナー
①食べる時に音は立てない
音を立てて食べないこと、これはタイでの食事のマナーの基本中の基本です。
しかも麺類に関しても例外ではありません。お蕎麦やラーメンの様に良い音を立てて食べるという概念はありません。
麺類に関しては、下で詳しく説明することにします。
まぁ日本も同じですが、 日本よりその軽蔑度は高いので、もし食べるときにくちゃくちゃ音を出して食べるクセがある人は気をつけたほうが良いですね。
タイ人はあまり口にはしないですが、白い目で見ていること間違いないです。気をつけましょう。
②お皿やドンブリは持って食事をしない
ご飯もスープも手で持ち上げることはありません。麺類のドンブリもそれ自体を持ち上げてスープを飲むことは禁止です。
③カオニャオ:もち米は手で食べる
タイの東北部イサーン地方の人達の主食は白米ではなくもち米です。
このもち米(カオニャオ)とイサーン料理を食べる時は、普通は手で食べます。
イサーン料理は基本的に手で食べます。1人1人にはもち米と取り皿が渡されておかずやスープは大皿で並べられてみんなでつつき合う様にして食べます。
④料理は小さいサイズにしてから一口づつ食べる
大きい肉や骨の付いた鶏肉などはフォークとスプーンで小さくしてから口に運びます。
手で食べる料理だったとしても小さくちぎって食べます。
イメージで言うと西洋料理のパンと同じですね。必ず小さくして口に運びますよね。
因みにケンタッキーフライドチキンも、タイ人はフォークとスプーンで上手に骨から肉を切り離して食べています。
⑤料理をほお張ったり、かき込んだりしない
料理やご飯を口に入れる時にはあまり多くは入れないようにしましょう。
当然ですがご飯をかきこむなんていうことは有り得ない行為です。(これは日本でもNGですね)
タイでの麺類の食べ方のルールとマナー
タイでも麺類に関してはハシとレンゲで食べます。
日本人からすると細かいものをつまむ時には少し使い難いかもしれません。
①麺はすすらない
タイでは食事の時に音を立てるのは厳禁なので、注意してくださいと書きました。
いやいや、それは日本だって同じだよって思うかもしれませんね。でもそうではありません。日本よりも厳しいんです。その分かりやすい例が麺類です。
だって日本ではおそばやラーメンをすすって食べるのは行儀が悪いとは言いませんよね。日本そばなんて江戸っ子は威勢の良い音を立てて食べるのがカッコイイなんて言いますからね。
タイでは、これは許されません。
男であっても、麺はレンゲにのせて口に運ぶか麺の端を咥えて下の部分をハシで口の中に入れるようにして、音をたてない様にして食べます。
②調味料を自分で入れて味は完成
タイの麺類はテーブルに出された状態では、味は完成して無いと言われています。
つまり自分で調味料を加えて自分の味にすることで本当の完成というわけです。
この光景を日本の頑固職人がみたら”出て行けっ!”ってどなり出すんじゃないのかなぁ。
◎少し話はそれるのですが、、、、
昔に私は営業で外回りをしていてお昼ご飯を食べることにして、目に付いたラーメン屋に入りました。
同僚とカウンターだけの席が空くのを仕事の話をしながら待っていたら、なんか混んでいるのに店内は無音、、、、、、、ふと見ると、リーゼントの職人さんが殺意のある目で睨んでました、、、、
実はこのお店は私語厳禁で、子供もお断りのお店だったんです!
なんか気分悪く帰りましたよ。
でもこの町田のお店は雑誌で全国1位にも選ばれる超有名店となったんですよね、まぁロックン、、、、何とかいううのですが(笑)
タイのテーブルには必ず調味料4点セットがあります。
味を見て入れるのではなく、誰もが食べる前に必ず入れます。砂糖も?って思いますよね?でもタイでは普通に入れるんですよねぇ。
皆さんもタイ流にしたがって、この4つの調味料を入れて本場のタイの味を楽しんで下さい。
タイのレストランでの支払いとチップのルール
日本ではチップのルールがありませんので、どうすべきか戸惑う人が多いですよね。
ですが、それ程難しい話ではありません。
①支払いのルール
中・高級のレストランでは、基本的に自分の席で会計をします。”チェッ(ク)ビン”や”ケップタン”というと会計をお願いという意味になり、レシートを持ってきます。
レストランにより、”料理の代金”に”サービスチャージ””消費税(VAT)”の2項目が更に請求されることがあります。
◆支払い料金の基本
◎サービスチャージの項目
”サービスチャージ”チップを料金として請求しています。
10%であることが多いです。
◎VATの項目
”消費税(VAT)” 消費税を外税として請求しています。
これは7%で確定です。
”サービスチャージ”と”消費税(VAT)”はレストランにより請求されたり無かったりします。
”サービスチャージ”か”消費税(VAT)”のどちらかだけ請求されることもあります。
屋台や庶民的なお店では、”サービスチャージ””消費税(VAT)”はありませんし、ファーストフードは内税になっているのが、普通なのでメニューの料金のみになります。
②チップのルール
タイは元々はチップの習慣はなかったのですが、今は中・高級店ではチップを渡すのが普通です。
屋台と冷房の無いお店ではチップは必要ありません。マクドナルドやスターバックス等のファーストフードのお店も当然ですが、チップも必要ありません。
会計のレシートをチェックしてサービスチャージも請求されている場合には、基本的にチップは不要です。
それでもおつりの中のコインはそのまま受け取らず渡してあげるのがスマートです。最近はサービスチャージとして請求してくるお店が多くなりました。サービスチャージの請求の無いレストランの場合は、中流店で20~50バーツ・高級店で50~100バーツ程度が無難な額です。
気持ち良いサービスが受けれた時は、100Bほど渡してあげましょう。チップの額に関しては飽くまで目安なので厳格に考えなくてもOKです。
ただし日本のように中・高級店でコインまで全て受け取っていると店員達は”まったく日本人はケチでカッコ悪い”と呆れていたりします。気をつけましょう。
もし特定の誰かが良いサービスをしてくれた時には、会計のお皿にチップを置くのではなく本人に渡してあげて下さい。
お皿に置いたチップは全部を合計して従業員全員で割りますが、直接個人で受け取ったチップは本人のものになるので喜んでくれますよ。
タイ旅行に関する参考になりそうな記事2選
タイ旅行や海外旅行で参考となる記事を選んでみました。
バンコクのトイレ事情を解説
タイ旅行では、日本とはトイレ事情が異なり困る人が少なからずいます。それは日本ではトイレがある場所にトイレがないからとトイレの使用方法が異なるからなんです。
ここではその点について詳しく説明しています。
海外やタイのATMでカードキャッシングする方法を解説
海外旅行では現地通貨を得る為に今はクレジットカードやキャッシュカードを使いATMで引き出すのが常識的になってきましたね。
この記事では写真を使ってATMの利用法を詳しく説明しています。
タイ料理レストランのマナーとチップを解説のまとめ
どうでしたか?確かに日本とは異なる面もありはしますが、基本的な部分を注意しておけば難しいということはないでしょう?
◆タイ料理とイサーン料理のマナーの基本
●タイ料理はタイ米でフォークとスプーンを使って食べます。
●イサーン料理はもち米で手で食べるのが基本です。
慣れてくるとどちらの料理か違いも分かりますが、初めの頃は分からないとと思いますので、もち米で手で食べたときはイサーン料理と思っていいです。
タイの食事のマナーが完璧に出来れば1番良いのですが、慣れないうちは周りの人の食べているのを真似て食べても良いと思いますよ。
あまり緊張しないで美味しいタイでの食事を楽しんでくださいね。
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