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タイの中古不動産のもつメリットとは何なのでしょうか
タイでの不動産物件の取得において中古物件が持つメリットとデメリットがあります。
日本でも中古物件というのはメリットがありますが、タイの物件はタイの物件で独特なメリットが存在しています。
この点を考慮して中古物件にするか新築物件にするかを比較検討する必要があります。
特に今回はタイの中古物件においての最大のメリットに関する話です。
タイの中古物件の不動産が持つ最大のメリットは現物が存在しているということです。
では、現物が存在していると何がメリットになるのか、1つ1つ見ていきましょう。
1.申し込みをすれば確実に物件が手に入る。
極当たり前のことのように聞こえますが、タイで新築のコンドミニアムにおいては基本的に未完成の状態から販売を開始します。それでも人気物件は数週間やあるいは1日で予約で埋まったなんてこともあります。その為完成までの数年間は予約金や契約金を払いながら待つことになるのですが、この期間中に会社が倒産や夜逃げしてしまうなんてことがあるのです。
実は新築を購入する上でこのリスクは怖いのですが、中古はこの様な最悪の事態はありませんので、大きなメリットになります。
2.実際の現物を確認することが出来る
新築はパンフレットや図面・ショウルームを見て購入を決めることになります。
ただお国柄というか細かいことは余り気にしない人達ですので部屋の構成など細部が異なる程度のことは良くあります。
この様なことが気になるようでしたら、中古物件なら買う得るそのものを見ることが出来るわけですから中古のほうがいいと思います。
3.隣や上下階の状態を見ることが出来る
集合住宅も戸建てもそうですが、隣などに住んでいる人が騒音などをたてるような人であった場合喧嘩になったもしますし、最悪引っ越すこともあり得ます。
また隣の家が綺麗にされているかが分かるのも大きいですね。
隣の家がゴミ屋敷のようでは目も当てられません。
4.管理体制をチェック出来る。
特にコンドミニアムにおいては、日本のマンションと同じように”管理を買う”と思っていて良いと思いますので、管理室やガードマンの対応・体制がどうか、郵便物の管理や共有部分の掃除やメンテナンスがされているかなどをチェック出来ます。
5.傷や汚れ・故障箇所などを考慮して値段交渉が出来る。
部屋の中の傷や汚れまた壊れているものが分かります。分かりさえすれば購入価格に反映させて自分で直せば良いだけですので把握できるかどうかが重要ということです。
6.直ぐに賃貸の出せ家賃収入を得ることも可能である。
新築は完成まで全額払わなくても良い代わりに貸し出すことは出来ません。
中古に関しては、買った当日からでも貸し出せます。
投資物件に関してはとても重要なことですね。
7.賃貸の状況を事前に知ることが出来る
同じコンドミニアムやビレッジ・ムーバーンの同じようや物件を見れば、借り手が付いているかいくらぐらいの賃料で貸せているか等の情報が掴めた上で購入を決めることが出来ます。
リスクヘッジするうえでとても参考になる情報が分かる可能性が高いです。
今回は中古の不動産物件のメリットにスポットを当てて説明してきました。
安心・安全という意味においては中古の不動産物件の方に軍配が上がるかもしれないですね。
どの道多くの要素を加味した上で判断をすべきだと思いますので、中古物件に関しても検討されてみても良いと思いますよ。
中古の不動産物件に関しては、また異なる切り口で記事にしたいと思います。