この記事の目次
海外移住者のタイの一戸建ての家は、基本的にはビレッジ:ムーバーンで探す
今回はタイの一戸建ての話をしたいと思います。
買う、借りる、貸す全てを含めた上で、一戸建ての基本的は話をざっくりと説明したいと思います。
タイの一戸建ては、大まかに2種類に分類されます。
普通の土地に立てられているものと、英語でビレッジ・タイ語でムーバーンと呼ばれる塀で囲まれて特定の入り口を作った区画のものです。
大きく異なる点はセキュリティーになり、普通の土地の場合は日本と同じように公道に面して誰でも家の前を通ることになります。
それに対してビレッジは、入口にセキュリティーが居て居住者か関係者以外は中に入れません、時間ごとに見回りをしたりもします。
日本のイメージで言うと、マンションの戸建て版と言う感じで、戸建てなのに管理がされているということになります。
ゲートの内は普通の住宅地になります。
写真はパタヤでは最も有名なビレッジの1つ”チョークチャイビレッジ”になります。
このビレッジは、戸建てとタイでは良くあるのですがツインハウスという2軒が壁で繋がったテラスハウスの2種類の建物があります。
下の写真の家がツインハウスで、ブルーとベージュの家の真ん中の壁が繋がっています。
このチョークチャイビレッジは、200軒ぐらいの規模になり、パタヤでは古いビレッジで10年以上経っています。
売値の価格帯で、200万Bぐらいから400万Bぐらいまで(650万円ぐらいから1350万円ぐらいまで)の価格帯になります。
賃貸料では、7,000Bぐらいから20,000Bぐらい(23,000円ぐらいから65,000円ぐらい)のイメージでしょうか。
タイのビレッジの特徴
住宅地が塀で囲われていて入るのにガードマンの許可が要る
居住者は、シールを張っていたりカードを持っていて確認が出来るようになっています。
居住者以外の人はガードマンに訪問理由を話し入ることになりますが、場所によってはIDや免許証などを預けないといけないこともあります。
ただ実際の運営体制はそのビレッジによってそれぞれで、1人1人厳しくチェックしているところもあれば、何も言われずに通れてしまう所もあります。
専用のプール・スポーツジムなどがある
高級なビレッジでなくてもプールやスポーツジムが完備されていることも珍しくはありませんし、プールの横に小さな売店があることも多くあります。
そのおかげで毎日ジムに行きプールで泳ぐなんて事を気軽に日課に出来てしまいます。
ビレッジ内の共用施設と道路の掃除
ビレッジ内の道路や噴水また公園・ジム・プールなどは、清掃員が掃除をします。
ゴミの収集はビレッジで
各家庭で出すゴミの収集に関しては、政府のシステムそのままというところもありますが、多くの場合はビレッジで頼んでいます。
管理組織が存在します。
そして上記のことを行う組織が存在します。
住宅を販売した会社が運営していることもありますし、住んでいる人たちで組合を作って運営されていることもあります。
その運営費は住んでいる人たちが管理費として支払っていきます。
運営内容や運営費も住んでいる人たちの決議で決めているケースも多いですが、日本と同じようにこの管理費の使用用途と管理は難しい問題を孕みます。
使い込みや個人的な使い方などで揉める事がタイでも良くありますから要注意です。
タイでは自分で訪問して自分の足で探すのが基本
では、賃貸にせよ売買(中古)にせよどのように探すのかと言うと、日本と同じように不動産屋で聞くか自分で見て周るかになります。
日本と同じように不動産やも仲介をしていますので、条件を言えば内覧させてくれたりします。
ただ安い物件ほど扱いは少なくなりますし、条件がいいものも大家は不動産屋に依頼しなかったりします。
そのため自分の住みたい地域を周って探していくこともされたほうが良いと思います。
そうすると家の前にボードで連絡先が書いてありますので。
これはこのビレッジの売却希望のボードが貼ってあるケースです。
こっちは賃貸のボードが貼ってあるものです。
この電話番号に電話をして条件交渉になります。
賃貸では、家具やテレビ、ベッドも備え付けられた状態で借りれるのが普通です。
その為、1ヶ月という短期の契約も嫌がりません。
借りる時も身元保証人のような煩いことは言わず、お金払ってくれたらOKみたいな簡単な話だったりします。
電話の相手はかなりの確率で英語は話せますし、駄目な時でも代わってくれたりもします。
家の中を見るのも大家は側に住んでいるか、近所の知人に鍵を頼んであることも多いので電話して数十分で鍵を持って来てくれたりもします。
割と気軽に連絡できるので、探す時には不動産屋と自分で周るのと両方されると良いと思いますよ。
海外に移住するなら安心・安全はお金で買うもの
自分で普通に土地を買って家を建てることは可能でしかも安いです。
ただしセキュリティーに関しては緩くなりますので、大型の番犬を飼うなどの注意が必要です。
外国人が暮すにはリスクは高すぎると思いますので、購入にせよ借りるにせよ割高でも安全性を優先してビレッジ:ムーバーンにされることをオススメします。
同じような建売が嫌だと言う方は、ビレッジによっては土地だけを売ってくれて家は自分で好きなハウスメーカーに頼むということも出来ますので聞いてみるのが良いでしょう。
タイのビレッジの物件を決められるときのポイント
日本ではマンションは管理を買うと良く言いますが、ビレッジは同じだと思ってください。
月々の管理費が安いから良いというわけではありません。
安すぎるところは管理されていなく、すぐに道も設備もボロボロで汚くなり価値も無くなってしまいます。
キチンと管理されているビレッジは10年以上経っていても綺麗で、人気があるため実際の売れ値も高くなります。
ご自身で周ってみると最初の価格とは関係なく綺麗なビレッジと汚らしいビレッジを目にされると思いますので、良い機会ですから周ってみるのも良いのではないでしょうか。
買う時も借りるときも、家自体を見るのは勿論ですがそのビレッジの状態を良くみて決めることが重要です。
海外からアクセスするとギャオやフールーなどが見れなくてガッカリしていません?私もそんな1人でした。
でも実際には国内限定サイトをみる方法はいくつもあるんですよ。
”海外から国内限定のサイト(GYAOやフールー・hulu等)を見る方法”で詳しく説明していますので読んでみて下さい。
海外だからこそ日本の動画やサイトを見たいと思うわけですからねぇ。