PREUKSA社が手掛けるタウンハウスのみのムーバーン(ビレッジ)
今回はタウンハウスの内見をしてきました。
タウンハウスとは2棟以上が繋がった長屋のようなスタイルの家を指します。
最近は2階建てが多く3階4階建てということもあります。
タウンホームともいうのですが、厳密に使い分けられてはいないようです。
ただし、ビジネス色の強い物件や1階がショップになっているものや3階4階のような物件はタウンホームと呼ぶ傾向があります。
売れ上げ実績のNO1をLAND AND HOUSE社と争うPREUKSA社がパタヤで手掛ける物件です。
このムーバーンの特徴はタウンハウスのみで構成されていることです。
普通は、戸建てとタウンハウス・ツインハウスが混在していたりもするのですが、ここはタウンハウスのみになります。
この隣に戸建てのみのビレッジを別に造るそうです。
場所は、カオタロ通りとカオノイ通りが丁度ぶつかるあたりで、静か過ぎず煩すぎず暮すには丁度良い場所で周りにも多数のムーバーンがあります。
丁度向かい側には他社が手掛けるマンションが建設中です。
ビーチに出るには渋滞なしなら車で10分程度かと思いますが、車かバイクは必ず必要な場所だと思います。
入り口のゲートとメイン道路が大きいですね。
ゲートからみて左手が公園になっていて、メインどうりは傾斜を下っているので広々と感じますね。
この開放感はかなりのプラスの印象です。
先ずは間取りをパンフレットで確認すると一応3LDKの2バスルームなのですが、面積を考えると3部屋は無理があるように思えます。
最近の物件は本当にキッチンが小さいですね。
それと元々部屋が広かったためにタイは収納スペースが殆どありません。
でそのまま、最近は部屋だけ小さくしてしまっていて収納スペースはないままですので、生活すると想像以上に不便になってきたりします。
タイのスタイルでは玄関もないので、靴の置き場所もないですからね。
日本人の感覚だと狭いのならトイレとバスルームは1つで良いと思うのですが、タイ人は2つのトイレに拘りますね。
実際に見てみると庭の部分に壁を作っていないので広く感じてしまいますが、ちょっとしたトリックみたいなものですね。
玄関はなく直接リビングから出入りします。
決して中が広いわけではないのに好印象ですね。
タイだとショールームの内装のセンスが悪くて良い印象を持てないことも良くありますから、流石に人気の会社なだけあるなという感じです。
キッチンスペースは小さめで、ファミリー層にはギリギリでしょう。
それにキッチンは付いてないので自分で造ることになるので、その分更にコストが掛かることを計算しておかないといけません。
トイレ・シャワーは簡単なものだけですね。
手すりも非常にシンプルです。
だた階段の板は木が引いてあるので良い点ですね。
これは良いですね。
日本人はどんなものでも木のものには安心します。
これは自分で交換したほうがいいかな。
部屋の広さは、メインのマスタールームは10畳以上なのでまぁまぁの広さですが、小さい2部屋は共に4畳半ぐらいでしょうか?
1つは物置にするとしても、もう1つの部屋は小さいベットを入れたら机も置けません。
これは狭すぎですね。
裏のスペースは結構重要で洗濯機を置いて洗濯物を干したり、荷物を置いたりします。
それにここに増築してキッチンやトイレを造ったりして部屋を広くしたりもします。
で、水のタンクは下に埋まっているのか聞いてみると、タンク自体ないので自分で置いてくれという話でした。
埋め込むことも話したのですがやらないよとのことでした。
これは結構なマイナスです。
タンク・ポンプ代とその施工費が掛かるのとスペースを取られてしまいます。
タンクがあったら増築は難しいですね。
値段は部屋自体はほぼ統一の規格になっていて角のために窓が多いかと土地の広さで価格の違いになっています。
例によって最安値の部屋は直ぐに完売でした。
ここの場合は、更に、水のタンクとポンプ・キッチンのセットとその施工費用は別に掛かります。
10万バーツぐらいでしょうか。
土地は狭いですからね、そうするとこの値段は微妙ですね。
貸し出すとすると新築時は、12,000Bぐらで、次からは10,000Bですかね。
もちろん貸すには、家具・電化製品は揃えないといけないので結構加算されてしまいます。
しかし土地が広いと言っても250万Bや300万Bの部屋はないですね。
それなら探せば戸建てが買えますから。
ファミリィーにはちょっと狭いかなぁというのが感想です。
でも1人か2人なら良いと思いますよ。
2人のマスタールームがあって、小さいけど客間と納戸があるわけですから。
安くはないと思いますが、今のタイ人はこんな感じの家がお洒落と思っていたりしますから、売れるんでしょうね。
40世帯ごとぐらいずつ売って資金を確保して工事を進めていくようです。
大きな会社だからなのでしょう、設計の変更は応じてくれませんでした。
タイでは建築前であれば無料・有料どちらにしても変更は結構臨機応変にしてくれるのですけどね。
後はこの規模のムーバーンなのに、ジムとプールはないそうです。
それはちょっと不思議でしたね。
ここは買うなら投資というより自分で住む感じですかね。
借りて住むなら賃料が高すぎなければ良いと思いますよ。
他のムーバーンの内見は”タイのムーバーンの家の内見 :タランワーとは?”でも紹介しています。
良ければ見てください。