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パタヤの新しい不動産物件のムーバーンURAWAN PARK VIEWの内見
今、パタヤでは新しいムーバーンが続々と作られています。
ムーバーン:ビレッジとは何かは”タイのビレッジ:ムーバーンの一戸建ての家 海外移住のための不動産”で説明していますので見てください。
そんな活発な開発の1つにサイヤムカントリークラブ通りに面した地域があります。
元々パタヤではスクンビット通りの東側の地域はムーバーンが多くあり、外国人が多く住んでいます。
パタヤに住むようになってしまえば流石にいつも歓楽街のど真ん中に住んでいなくても良いと考える人も多いようです。
その為にビーチからはかなり離れたところであっても欧米人を見かけるのは珍しいことではありません。
その新しいムーバーンの1つであるURAWAN PARK VIEWを、時間が出来たので見てきました。
このムーバーンは新築で、1戸建てとツインハウスと言われる2種類です。
合計で30世帯ぐらいの小規模なものです。
1戸建て 2階建て 3LDK 50タワンワー 369万バーツ
ツインハウス 2階建て 3LDK 40タワンワー 299万バーツ
うーん、土地の広さを考えるとちょっと高い気がしますね。
この感じなら、1戸建てが300万バーツ、ツインハウスが230万バーツぐらいのイメージなのですが。
設備や内装の質が高いということなのかもしれません。
タランワーはタイの面積をあらわす単位で 1タランワー=2×2=4㎡(平方メートル)≒1坪です。
タランワーは1坪とほぼイコールで良いので日本人にはイメージがし易く助かります。
ツインハウスは2つの家が横の壁を共有するテラスハウスです。
下の写真を見てもらえば分かりやすいと思います。
通常は1戸建てよりコストを下げるためと土地が狭いために有効活用でするのですが、このツインハウスは戸建てで良いのではないかと思えるのですが、、、、
リビングにあるスライドドアから出入りするのが普通で靴箱もリビングに置いてあったりします。
50タランワーの土地にしては家が狭いような、、、、
うーん、ちょっと気になる点がいくつかあるのですが、先ずは見に行ってみたいと思います。
入り口はサイヤムカントリークラブロードに面しています。
やはり自由に使えるプールとジムはあり難いですね。
珍しい造りなのでツインハウスの方が見たかったのですが。
外から見る限り40タランワーにしては広く見えます。
うーん、やはり戸建てで良くないですか?
外からだと広く見えます。
日本の家に慣れた人からみたら十分広い家ですよね。
2階のベランダが広く取ってある設計は目面しく良いです。
ただ門や柵は安いものですね。
もう1クラスは高いものを使っていても良いような、、、、
凄く狭いです。
家の広さを考えたら、最低でも2倍はあるのが普通です。
家の値段からすると3倍広くても良いぐらいです。
これは、ちょっと不自然ですねーー。
トイレは普通です。
ただ床は1階と同じ普通のタイルです。
タイも最近はフローリングだったり木目調のタイルを使ったりするのですが、、、、
それと写真で分かりますか?
ベランダは並々と水が溜まってしまってます。
これって、、、、、、
それに狭すぎて写真が取れなかったので無いのですが、他の2部屋は4畳半ぐらいしかない狭い部屋です。
160万バーツぐらいのツインハウスじゃないんですから、4畳半の部屋造って3LDKはどうなんでしょう、、、、
外観的にはかなりモダンで綺麗な家なのですが、家自体の設計が理解できない点が多くありました。
それと内装に関して特別高品質なものはありませんでしたので、この価格設定はどうなんでしょうか?
とは言っても、タイでは完売してしますので問題ないのでしょうね。
タイに移住して借りる場合
タイの移住して借りたい方や不動産投資として貸したい方は賃料も気になると思います。
私が予想するには、ツインハウスが15,000バーツ・1戸建てが22,000バーツですかね。
ただしオーナーサイドの都合からの新築で場所や3LDKで庭の広さから考えて少し高めにしましたので、借り手からの家の設計を考えると同価格のもっと良い家はあるとは思いますね。
利回りはツインハウス約6% 1戸建て約7.1%ですね。
固定資産税はないので表面利回りとの差はありませんが、基本的にタイの賃貸は家具・電化製品完備ですから、この購入費と住宅購入の諸雑費が掛かりますので不動産投資としてはあまり魅力的ではないですね。
ご自身で借りられる場合は、新築でモダンなテイストが気に入れば良いかもしれませんね。
タイでは物件によって家の造りも品質も価格も大きく異なります
タイは施工主や物件によって質もそうですし、家自体の造りも大きく異なります。
日本のように正しい紙の書類が多く揃えられている事も少ないです。
仕様書や設計図さえムーバーンの中のどれか1軒のものがあっても自分が対象としている物件のものはないことも普通です。
なので先ずはご自身の目で確かめて見る事が重要になります。
あくまで私の個人的な感想ですが、今回のこのムーバーンのように家や土地に対して不自然な台所や2階の部屋のサイズなど無理のある設計は後に他の部分でも問題を引き起こしたりするものです。
日本のように細かい規定の中で標準を形成していないタイの業界ですので、細部に出てくる根本的な考え方は全体にも浸透していることが可能性として高いからです。
そういう部分が細部に見えたときには、他の積極的な理由がない限りは避けたほうが無難だと思います。
それと意外と最初の印象は当たっていることも多くありますね。
多分本人が意識していない人脳の奥に残っている記憶と照らし合わせた時に不自然を感じ取るのだと思います。
今回の物件はは余り良い印象ではなかったかもしれません。
これからも時間を見つけて、家・マンションそして賃貸のアパートなども自分で見に行ってブログにアップしていきたいと思います。