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ホテルの鍵の種類と外出時に電気を使うベストな方法を解説
最近のホテルの鍵は、カードキーであることが普通になってきましたよね。
日本国内のホテルでも海外のホテルでも、高級なホテルでは既にデフォルトになっていて、中級のホテルでも普及が進んでいるようですね。
本来はカード式のカギと外出時の電源に関しては、必然的な関連性があるわけではないのですが、実際は殆どのケースでセットとなっているのが現状です。
困るんですよね、出掛けた時にエアコンやPCやガジェットの充電をしておきたい時には。
そこで今回は、ホテルの外出時の電気が停止する対策を見ていきたいと思います。
ホテルの鍵のタイプごとの不在時の対策の説明
最近のホテルはカードキータイプを中心に、上記の写真のように電源を入れるためには、カードキー自体などを差し込まないと電源は入らない仕掛けとなっていることが多いです。
ホテル経営を考えた時には、電気やエアコンがお客さんが不在時には切れることになりますから、劇的な電気の節約をもたらしたためにスタンダードになったものです。
しかしお客さんの側から見ると不都合があるのも事実で、特に2つの理由で不便を感じる人が多いです。
①PCやアイパッド・スマートフォン等ガジェットを充電したい
この時代はPCを持ち歩く人も多いですし、スマートフォンやタブレットも複数台もっている人も多くいます。
そうなると旅行では時間を見つけては充電をすることになりますから外出時に充電をしておきたい人も多くいます。
②外出中もエアコンを付けておきたい
外から部屋に帰ってきた際にも部屋のエアコンが動いていることで、部屋が冷えていたり暖かかったりして貰いたいのも本音のところです。
特にタイなどの暑い国で部屋に戻って、ムンと熱いとガッカリしますからね。
この様な理由から外出時でも電気を使いたいと思う人も多いと思います。
1.カードキーの種類を説明
現在は、従来の金属の鍵に対して、カード式の鍵の方が一般的になりました。
◎接触型カードキー
接触型カードキーは、挿入口にカードを差し込むことでロックの解除をおこないます。
◎非接触型カードキー
非接触型カードキーは、センサーにカードをかざすだけで認識が行われます。
この方式は、カードキー自体がICチップを持っていて、データー埋め込まれています。
これをドア側の端末が磁界を利用することで、接触する必要なくデーター交換を可能としているものです。
この様に大きく分けて2種類に分類されるカードタイプの鍵ですが、素材に関しても、ICチップタイプや磁気タイプで異なるだけでなく、使い捨て型や紙のモノ、厚さも5㎜もあるタイプもあれば、ポイントカードと同じ極薄のモノもあります。
そしてセキュリティー上から、最近はエレベーターもカードキーを差さないと使えなくなっていたり、最新のものは、宿泊フロアは自分の部屋にしか停止できない仕組みになっていることもありますね。
2.カードキーの不在時の具体的な対策
カードタイプキーは、基本的にカードキーをそのまま使用する”カード式電源コントローラー”にカードキーを差し込むことで使用します。
この一見同じように見える”カード式電源コントローラー”ですが、実は中身の仕組みはそれぞれ異なります。
その為に対策に関してもそれぞれ方法が異なります。
1.同じようなサイズのモノを差してみる
基本的にはクレジットカード・キャッシュカードのサイズを採用していることが多いです。
手持ちの会員証などで同じサイズのモノを差してみましょう。
最も簡単な遮断式のモノでは、名刺を差すだけで使えたりもします。
2.厚さを調整してみる
サイズがあっていても使えなかった時には、紙を2枚重ねるなどして、厚さの調整を試みて下さい。
カードキーと厚さが合うことで、カードキーと誤認識するケースがあるんです。
これにより対応可能な時があります。
3.IC埋め込みカード
ICの埋め込みカードが反応してくれることもあります。
昔の銀行キャッシュカードの様にICが目で良く分かるカードもあれば、スイカの様にICがどこに埋め込まれているかが分からないカードもあります。
キャッシュカードを差すわけにはいかないので、スイカやパスモを試してみるといいでしょうね。
4.ポイントカードを使う
ドラッグストアなどのメンバーズカードでポイントが貯まるものがありますよね。
そのカードを差してみて下さい。
磁気の方式により部屋のカードキーと誤認識して利用できることがあります。
実は順番にと言いましたが、カードキーのドアの施錠方式により、どの”カード式電源コントローラー”で、どの対策をすればいいのかは、大体の推察が出来るのですが、種類も多いので、考えるよりも色々試してしまう方が実際には早いと思います。
取り合えず同じサイズのモノが差されば使えるというシステムであることも多いですしね。
ただし最新式のカード式電源コントローラーでは、IC方式でも磁気方式でも誤認する確率が下がってきています。
この方法でも、結局電気が通らないこともあると思ってください。
3.通常キーのタイプと具体的な対策
カードキーではなく、通常の鍵でも”カード式電源コントローラー”が使われていることもあります。
カードプレート式
通常の鍵に、カードプレートが付いているタイプです。
これは基本的には同じサイズのモノを差し込めば使えることが多いです。
その際には鍵は無くしやすいので、何かのキーホルダーや家の鍵に付けるなりして無くさないように気を付けましょう。
もし外せないようになっていた時にはあきらめて、手間ですが同じサイズのモノを見つけて差し込むことになりますね。
スティック式
もっとも旧式の”カード式電源コントローラー”になります。
特に日本の古いホテルに多いですでね。
極まれにスティックの先に電子錠が埋め込まれているタイプがあり、このタイプでは残念ながら対応方法がありません。
最もおススメな対策方法とは何なのか?
今回は、ホテルの鍵のタイプごとの具体的な裏技的な対策を説明してきました。
じゃあ、この方法は問題はないのでしょうか?
鍵とカードプレートを外して使う方法は問題はありません。
しかし”カード式電源コントローラー”に別のモノを指しておく方法は、ケースに寄っては問題があると思います。
それは外出時に電気を使うことに問題があると言っているのではありません。電気の使用に関しては何ら問題はないでしょう。
しかし”カード式電源コントローラー”を、本来の利用法ではない形で使用することは問題になり得ます。
特に何もなければいいのですが、電気がショートしたり”カード式電源コントローラー”が故障したりした際には賠償しなければいけなかったりはするでしょうね。
もしもですが、、、、火事が起きてしまったりしたら、本来の使い方をしなかったお客様に過失責任があるとなるでしょう。
国内においては、失火責任法があり賠償責任が問われない可能性もありますが、このケースでは、重過失とみなされて賠償義務がある可能性も無いとは言えないと思いますよ。
問題があるか無いかの2択だとすれば、問題はあるということになります。
まぁ問題が起きなければ何もありませんから、裏技ということで飽くまで自己判断での自己責任ということです。
ホテルの不在時の電気対策のベストな方法
では、おススメするベストな方法はどの様なものなのでしょうか?
おススメな方法①カードキーを2枚貰う
ごめんなさい、ここまで引っ張っておいてこの答えはどうなのかとも思いますが、これが最もおススメです。
フロントで素直に外出時に電源を使いたいので予備のカードが欲しいと言ってください。
備え付けのカードキーのホテルの場合は、実際にカードがないことがあり物理的に無理だったりもすることはあります。
特にに3枚目の時には、貰えない確率が高いと言えます。
おススメな方法②使えるコンセントを使う
おススメな方法②は、使えるコンセントを使いましょうということです。
”カード式電源コントローラー”で外出時には部屋の電源が落ちますが、実は全部の電源を切っているわけではありません。
そうです、冷蔵庫は外出時でもきちんと冷えているでしょう?
冷蔵庫の電源を取っているコンセントは”カード式電源コントローラー”で遮断されないようになっているのが通常です。
その為にこのコンセントを使えば”カード式電源コントローラー”で対応しなくても電源が使えるんです。
ただし冷蔵庫用の1つもしくは2つのみとなります。その為に二股三股ソケットを事前に要してPCやスマートフォンも使えるように準備しておきましょう。
ただしこの方法にも致命的な点があります。
それはエアコンは使えないという問題点があるんです。
エアコンが使いたいから電源を落としたくないケースには対応できません。
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ホテルからの外出時に電気を使用する方法のまとめ
ホテルの外出時に電気を使う対策としては、残念ながら一長一短がある様な対策しかないのが現状です。
フロントで1枚カードを多く貰えるかは確かではありませんし、冷蔵庫のコンセントの活用ではエアコンは使えません。
”カード式電源コントローラー”に他のモノを差し込むのは、トラブルがあった際には賠償責任が発生するかもしれません。
皆さんもそれでも裏技的なことをするのか、自己責任の中で自分のベストと思える行動を決めてみて下さいね。
先ずは、素直にチェックインの時に複数枚のカードキーが貰えるかをフロントで聞いてみるのがベストなのは、間違いないです。
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