この記事の目次
ご当地グルメなんつっ亭を海外のバンコクで!
海外にいると無性に日本で食べた料理を食べたくなることがありますよね。
最近は海外では買うことも難しかったものも、バンコクなどでは大分手に入るようになりました。
タイでは日本食ブームが起こり多くの日本のチェーン店が進出してきました。
それでもタイで日本のご当地ラーメンが食べれる時代が来るなんて驚きです。
今回紹介するのは、私の地元近くで食べに行っていた豚骨の黒マー油のらーめんの”なんつっ亭”です。
今回ご紹介するお店:秦野で人気店だったなんつっ亭
日本では東京に住んでいましたので、東京近郊の有名なラーメン屋は良く食べに行ってました。
神奈川方面で好きだったのは、その当時に人気爆発だった海老名の中村屋、春菊で有名な本厚木の本丸亭、トッピングが嬉しい相模原の壱発ラーメン、おばさんの作る町田の雷門、そして黒マー油で話題なった秦野のなんつっ亭でした。
当時はどこも開店と同時にお店の外に、10人・20人並んでいることも普通な人気店ばかり。
そんな地元の有名店というイメージのお店だったなんつっ亭が、バンコクのサイアムパラゴンにお店を出すと聞いたときは驚いたものです。
中村屋のオーナーは若き料理の天才と騒がれていたので国際的な活躍をしても不思議はない感じでしたが、なんつっ亭のオーナーはヤンキー上がりで根性でラーメンだけ無骨に作るイメージを持っていたので、多店舗展開して海外進出するなんて意外な話でした。
実際なんつっ亭の駐車場の車は、チバラギ仕様とまではいかなくてもVIP系の車が多かったですからね。
そんななんつっ亭が海外進出です、人生いろいろあるものです。
◆お店の名前:なんつっ亭
- お店の住所:Nantsuttei, Siam Paragon、Shopping Complex Ground Floor, 991 Rama1 Road, Pathumwan,Bangkok 10330
- お店の電話番号:+(66)2610-7635
- お店のサイト:http://www.nantsu.com/
- お店のフェイスブック:https://www.facebook.com/NantsutteiThailand/
- お店の営業日:年中無休
- お店の営業時間:10:00am-10:00pm
- メニュー表記:タイ語・英語・日本語
- 日本語対応:不可
なんつっ亭のサイアムパラゴン店の行き方
タイには現在サイアムパラゴンとというタイの最高級デパートの中というヤンキーのイメージには合わない場所にあります。
そのおかげでBTSの駅前になりますから、アクセスに関しては最高の立地と言えます。
地図で言うと下の場所になります。
サイアムパラゴンの行き方は下の記事で詳しく説明しています。
なんつっ亭のクオリティーは大丈夫か?
しかし気がかりも、、、、、実はタイには有名ラーメン店”桂花”も出店していました。
桂花は熊本ラーメンの雄で東京進出をしていて、私の好きなラーメン店・ベスト5に入るお店でした。
麺はゆるく、スープはぬるくてコクもあまり感じませんでした。
タイ人に味を教え込むのは簡単ではないので、この様なケースのお店は多くあります。
そしてそれ以上に難しいのはオープンの時の味を維持することです。
はたしてなんつっ亭のらーめんの味のクオリィーは大丈夫でしょうか、、、、、、
サイアムパラゴン店の内装
お店はサイアムパラゴンの1スペースを使うような感じですが、35席ということで席数は特に少ないということはありません。
バンコクにあるなんつっ亭のメニュー紹介
メニューは日本とは少し異なるようですね。
これがなんつっ亭の代表的ならーめんの黒ゴママー油の入ったとんこつらーめんです。スタンダードなラーメンが210Bです。こちらがもう一つの看板メニューは赤マー油のらーめんです。
これはカニのスープのらーめんなんですね。この価格はすごいな。
辛味噌らーめんは良いとして、ドラゴンらーめんとは如何に?
やけに水が高いなぁーと思っていたら、お茶が無料なんですね。
日系のレストランは水やお茶がフリーなのか、どうかが分かりにくいんですよね。
そしてこれが新メニューのつけ麺ですね。
バンコクにあるなんつっ亭の実食
では、なんつっ亭のらーめんの実食レポートといきましょう。
お通しのスナックが付いてます。コーラを頼んだ時もスナックが付いてました。
黒マー油とんこつらーめん
日本で食べていたラーメンが黒ラーメンで、ついに登場しました。
心配していた味は、、、、、、、、、
タイでこの味が食べれるなんて幸せです。とんこつスープはコクがあって濃厚で、でも飲みやすいんですよね。
そして黒マー油が香ばしくて、良いアクセントになっているんですよね。
黒マー油とんこつちゃーしゅうめん
ちゃーしゅうめんは、大きなちゃーしゅうが3枚のっています。
35バーツ高いだけなので、この価格差ならお得だと思いますね。 この黒い脂の液体が黒マー油です。
香ばしくコクがありらーめんの味を引き立ててくれています。
黄色いタマゴ麺ですが、九州系に味わいがある麵なんですよね。
赤マー油とんこつらーめん
赤マー油とんこつらーめんは、思っていた以上に辛いですね。
日本のメニューにも赤をテーマにした辛いラーメンがあると思うのですが、それと同じ商品なのでしょうか?
それともタイ人が好むラーメンを大将が考えて作ったラーメンが、この赤らーめんなんでしょうかね?
つけ麺
なんとなんつっ亭のメニューにつけ麺があります。
でも非常に心配です。人気ラーメン店とは言っても看板メニュー以外はたいして美味しくないことも良くあるからです。
ということで、食べてみることにしました。
そしてきたのがこのつけ麺ですっ!かなりの太麺でらーめんのものとは別物ですね。予想に反してこの太麺の茹で具合と言い悪くないですよね。
これは意外と美味しいかも。
つけ汁です。なんつっ亭らしさは黒マー油が入っている点ですね。具も中々多くのモノが入っています。
むむっ!これは本当に美味しいのでは?
食べてみるとこれは本当に美味しいです。
麺も太麺がコシがあり味わいもあり、ちょっと驚くほど美味しかったです。
これはバンコクのフジヤマ55とつけ麺城と同じレベルだと思います。
なんつっ亭の紹介TV動画
バンコクのなんつっ亭を訪問したテレビの紹介動画ですね。
大将が話すとこだけは日本語です。しかし大将のハチマキ?タオル?が相変わらず前過ぎです。
こちらはタイのテレビ大手のチャンネル3でも紹介されています。
バンコクのこの他のおススメのラーメン屋さんの記事
バンコクにはなんつっ亭以外にも美味しいラーメン屋が多くあります。
良ければ読んで訪問してみて下さいね。
タイのバンコクで懐かしいご当地ラーメン・なんつっ亭のまとめ
いやいや、大満足でした。タイでこのレベルのラーメンが食べられるようになるなんて感激ですね。
しかしつけ麺のレベルには驚きました。新商品なのですが、これも大将の作品なんでしょうか?黒マー、赤マーと並んで3枚看板となれるレベルだと思います。
ぜひ食べてみて下さい。
日本では並んで食べていましたから、ある意味バンコクですぐに食べれるのはお得なのかもしれないですね。
なんつっ亭は私もこれからも行きますので、後の心配は味が落ちないことを心から願います。