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台湾の”九份”の風景は非常に幻想的で神秘的!
台湾にある”九份”という街を知っていますか?
千と千尋の神隠しの街並みのモデルになったとネットで噂になった街なのですが、非常に幻想的で美しい景観の街です。
ジブリ作品は独自の世界観があるので、街並みなども非常魅力的だったりしますよね。
あの神秘的な風景の中を、実際に歩けると思うと行ってみたいと思いませんか?
今回は、そんな千と千尋の神隠しのモデルと言われる台湾の九份について見ていきたいと思います。
千と千尋の神隠しのモデル
皆さんもご存知の”千と千尋の神隠し”は、2001年に公開されたスタジオジブリの宮崎駿監督の長編アニメーション映画です。
日本の神話のような世界に少女が迷い込んでしまい、神や妖怪とのやり取りの仲で両親を助け、人間のエゴに気づいていき成長していくというストーリーですね。
特にその幻想的な風景や街並みに多くの人が魅了されました。
日本の昔の街並みがベースでは勿論あるのですが中国っぽい要素がミックスされているようにも感じます。映像の雰囲気は黒澤明の”夢”を思い起こされた作品でした。
ストーリーも確かに面白かったのですが、その風景が折りなす独特の世界観がどこか懐かしさも感じて目が離せなくなりました。
色合い的にも日本のワビサビの文化ではなくて神社神道の色使いで、でもこれが凄く不思議な神掛かった雰囲気を出しているといえます。
もうおぼえてないよぉという方のための思い出すための予告になります。
台湾の”九份”
台湾にある”九份”という街は、台北からバスや電車で1時間から1時間半という街なのですが、この街が”千と千尋の神隠し”のモデルとなった街ではないかと騒がれました。
この噂が出たことで広く日本人に知れることとなり、多くの日本人観光客が来るようになったそうなんです。
先ずは昼間の街並みを見てみましょう!出典 https://guidetotaipei.com
出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com
この古い木造の建物と赤いちょうちん、そして漢字の看板などが幻想的です。まさに千と千尋の雰囲気そのままではないでしょうかね。
どうですか、この光と赤提灯の色合いのコントラスト!これはやばいです。映画の舞台かどうかを置いといてもこれは自分の目で見て歩たいですね。
こんな幻想的で夢の様な風景の街が、いまだに残っているんだ!出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com
普通の街並でもちょうちんが下がっているんですね。
まるで大きなテーマパークみたいですね。看板に普通に日本語が入っているのが、また不思議な印象です。出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com出典 https://guidetotaipei.com
九份の動画です。映像で見ると更に幻想的です。
千と千尋の神隠しのモデルとは嘘!?
こんなに幻想的な台湾の”九份”ですが、”千と千尋の神隠し”のモデルということで話題にはなりましたが 、どうやらそうではないようです。
それは宮崎駿監督自身が、台湾の”九份”をモデルにはしていないと言っていますので、正式には認められていません。
この噂は日本人観光客を呼ぶために意図的に流したのではないかと批判的に言う人もいるのですが、まぁ良いんじゃないですよね。スタジオジブリは正式に否定しているわけですし、悪質ではないですよね。
それに実際に歴史のあるこの街の雰囲気が、神秘的で魅力的なのは事実で、”千と千尋の神隠し”のモデルかどうかはたいした問題ではないですよね。
勝手に”千と千尋の神隠し”のモデルの街を造ったのなら問題でしょうが(笑)
実際のモデルは?
では実際の”千と千尋の神隠し”のモデルとなった街は何処なのでしょうか?
スタジオジブリの宮崎駿監督は、”千と千尋の神隠し”には特定のモデルはないと説明しています。いくつもの物件や場所を参考にしてジブリで作り上げたオリジナルの風景や建物であるといっています。
温泉地はいくつも参考としているようで、絵コンテにも名前が書かれている道後温泉の色合いは強いといわれているんです。
出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%BE%8C%E6%B8%A9%E6%B3%89%E6%9C%AC%E9%A4%A8
スタジオジブリの作品って参考にした場所などは、正式にはいつも公開しないんですよね。
ファンが押しかけたりして、悪影響がある可能性を考えて配慮しているのかもしれません。
”千と千尋の神隠し”のモデルと言うのは嘘だったのまとめ
もう”千と千尋の神隠し”のモデルかどうかではなく、兎に角行ってみたいって思っちゃいました。こんな幻想的な風景なかなかないですもんねぇ。
台湾なら日本からでもタイからでも遠い国(地域?)ではないですし、日本ータイを飛ぶときにトランジットでも行ける場所ですから近いうちに訪れてみたいです。
私もまだ台湾は行ったことがないので楽しみが増えました。アジアの近場でもまだまだこんなに良い場所があるんですね。
これからもブログでアジアを中心に、魅力的な観光地も紹介していこうと思います。