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海外在住者がVPNを利用しても問題はないのか?
海外在住者の人は、インターーネットの日本のサービスを利用しているのは普通のことですよね。
そうすると気が付くのが、意外と日本国内に限定されていて、利用できないサービスが多いということです。
これは著作権などの権利保全のためなのですが、ネットの利点は場所の概念が関係ないのに、こちらから見るとナンセンスな話ですよね。
では、この手のサービスは全く使うことが出来ないかというと、そうではないんです。
VPNとは、簡単に言うと日本のルーターを中継させることで、日本からのアクセスに見せかける技術です。
そうなると誰もがこう思うんですよね”これってもしかして、違法なんじゃないないのかな?VPNは利用しても大丈夫なの?”
その答えは住んでいる国により異なるという事です。
今回は、VPNを利用することは違法なのかを知るためにどの国が合法で、どの国が違法なのかを見ていきたいと思います。
VPNを利用することは違法なのか?それは国ごとに違います
それでは具体的に、どの国がVPNを違法としているのかを見ていきましょう。
①VPNが違法の国
まず最初にはVPNを違法としている国です。
VPNを利用するかは自己判断ですが、利用するのであれば細心の注意が必要です。
ロシア
嘗ての社会主義国の盟主ロシアは、民主化が進んだとはいえ欧米諸国と比べると多くの点で非常に社会主義的な面がいまだに残っています。
プーチン首相が長年国のトップに君臨し続ける点だけ見ても分かることです。
それだけ独裁的な面を持ち合わせている国なので、情報規制に関しても厳しい姿勢を鮮明にしています。
2017年にインターネットに対する政府の管理を強化するために国内でのVPNの禁止とする法律を制定しました。
イラク
イラクは、国民の不自由をわかっていながらVPNの使用を完全に禁止しています。
これはISISとの闘争に関する事として、国民の権利と自由よりも優先してVPNの使用を禁止しているのです。
一般人として使用しているのであれば、VPNの利用が判明したとしても大きな問題にはならない可能性がありますが、現実は厳しいと思います。
アラブ首長国連邦
アラブ首長国連邦では、通信会社の利益保存の為にVPNの利用を禁止しています。
しかも犯罪になることを意味するだけでなく、アラブ首長国連邦ではサイバー犯罪に対して厳しい姿勢をとっており、VPNの使用に対しても多額の罰金が科せられることも定められています。
トルコ
トルコでは、 ソーシャルメディアに対する規制が厳しく、VPNサービスを提供するサービスなどを制限しています。
その為に国内でのVPNの使用をブロックされたりもしますので、事実上は違法という事になるでしょう。
この厳しい制限の検閲の中でVPNを利用するのは危険かもしれません。
北朝鮮
世界の悪名高き独裁国家の北朝鮮ですからね、インターネットだけでなく携帯電話や他の情報に関しても多くの規制を掛けています。
VPNに関しても国家としての姿勢は完全禁止となります。
国家としての情報収集を避けるようなことを良しとするような許容量が大きなトップではないですよね。
まぁ、余り北朝鮮でネットを使いたい人はいないと思いますが、、、、
ベラルーシ
ベラルーシは複雑な状況で、自由と権利を守る法律と政府の進めるデジタル規制のはざまにあると言えます。
ただ現実的には個別に規制が入ることも良くあるために、非力な外国人の立場からする完全期しいと考えておくのが良いでしょう。
基本的にはロシア追随の動きですから、リスクは避けるべきだと思います。
オマーン
オマーンは、インターネットに関する多くの内容で禁止するだけでなく、検閲もしています。
VPNを含めた通信におけるいかなる形式の暗号化も禁止しています。
SSLを使用するWebサイトさえ違法とする技術的には歪んだものとなっていますが、VPNも含まれているのは間違いなので、違法になるということには変わりあありません。
ウガンダ
ウガンダでは、部分的にインターネットアクセスをブロックしています。
基本的にはVPNの利用に関しての罰則規定などはあるのですが、罰金などの基準は低く違法と言える状況ではあるのですが、事実的に黙認という感じです。
実際に多くの国民が利用しているとも言われているので、この辺は自己判断かと思いますね。
トルクメニスタン
トルクメニスタンでは、ロシアに近い国家という事もあり、完全禁止というのが政府の姿勢です。
社会主義的な閉鎖的な社会構造であり、情報統制が強く行われています。
そして国内外のメディアも厳しく規制されており、 VPNの使用は完全に禁止されています。
②VPNに多くの規制がある国
国の姿勢としては、VPNなどの暗号化技術は歓迎していないですが、世界情勢などで完全には規制していない国もいくつかあります。
中国
中国でVPNを使用することは、ハッキリと法律上では違法ではありません。
ただ政府として良い事とは思っておらず、歓迎すべきものではないと認識しているのは間違いないです。
ご存じの通り中国はインターネットの規制に関して、世界的に見ても最も厳しく規制している国家であり、中国国内からアクセスできないサイトも多くありますしね。
その中でVPNに関しても違法となるという話も今まで何度も噂にはなってきましたが、今でもまだ違法とはなっていません。
現在でもVPNを利用していることが犯罪とはなりません。
ただVPNを使って違法行為をすることは、また別問題です。中国が規制していることをVPNで抜けるという事に関して、政府は検閲している可能性は大ですので、中国の法律に触れるようなことを行うことは絶対に避けて下さい。
インド
インドでのVPNの使用は、合法と言うことが出来ます。
しかし政府としてはVPNを中心としたインターネットの暗号化技術に関して、問題視をしているのは間違いなく、個別に多くの検閲や監視を行っているようです。
中国と並びインド政府も個人の自由や権利よりも国家の利益の方が優先される歴史があるので、細心の注意が必要です。
現時点で、VPNを利用する事だけでは罰せられることはありませんが、その利用方法は気を付ける様にしてください。
イラン
イランに関しては、VPNを規制するという話ではないのですが、全てのプロバイダは政府への情報開示が義務付けられていています。
そしてそのシステムの中で検閲されているということになります。
VPNによる暗号化が技術は事実上は黒と言われているのと同じなので、利用に関しては細心の注意が必要です。
③VPNの利用が特に問題のない国
最後はVPNの利用に関して全く問題のない国を見ていきましょう。
多くの人はこの国からのアクセスでVPNを利用したいと考えていると思います。
日本
日本のVPNの使用は合法であり、何も問題はありません。
日本は、自由と権利の国のアメリカとの同盟国ということもあり、アメリカと同じ判断となりVPNを合法としています。
この記事を読んでいる人のアクセス先としては多くが日本でしょうから、問題がないので安心してくださいね。
逆に日本に居る人はネットに関する規制はないので、VPNの利用は秘密保持などだと思います。
アメリカ
世界の大国アメリカは、VPNの利用は合法となります。
自由と権利の国ですから、VPNの利便性が優先されるのが当然の帰結なんのでしょうね。
アメリカが合法と判断していることで、多くの欧米諸国が追随しています。
ただし当然ですがVPNを利用して違法行為が行われれば罰せられることになります。
イギリス
イギリスでも、VPNは合法です。イギリスでは自由に使用できます。
ただしデジタル監視情報を実行して共有いてもいるので、その利用内容は注意が必要です。
ドイツ
VPNはドイツで合法となり、利用しても問題はありません。
14 Eyesアライアンスというものもある為に、利用内容に関してはある程度監視されていますので、注意する必要があります。
カナダ
カナダでVPNを使用することは合法であり、特に問題はありません。
欧米諸国の中でも自由度が高い国なので、自身で違法行為などを行わなければ問題となることはないでしょう。
フランス
フランスでもVPNは合法であり、普通に使用できます。
西欧の中では規制が行われやすいお国柄ですが、今のところ特に問題なく使用できますよ。
オーストラリア
オーストラリアでもVPNは合法で使用できます。
オーストラリアは、インターネットに関しては、他の国よりは寛大な姿勢を示しており、安心して利用していて問題はないと言えるでしょう。
インドネシア
インドネシアでもVPNは合法に使用することができます。しかし政府はインターーネットに関する監視は行っている方の国です。
その為に実際に多くの国民がVPNを利用していて、3割とも4割とも言われています。
検閲が厳しい国ほどVPNが求められるという現実を体現している国と言えますね。
フィリピン
フィリピンでのVPNの使用は今のところ合法です。
ただし政府の方針も変わりやすく、国民の自由や権利は軽視されやすい歴史があるだけに、方向転換から違法とされる可能性もある国だと言えるでしょうね。
サウジアラビア
サウジアラビアは、今のところはVPNの使用に関しては合法となっています。
国家としての姿勢は多くの規制があり、罰則も厳しいお国柄ですからVPNでの違法行為は絶対に避けるべきですし、これからも違法化されていないかを注意していく必要があると思います。
おススメのVPNサービスと見れる動画サービスは?
どうでしたか?今住んでいる国では、VPNは合法的に使える国でしたか?
ではここからは具体的にVPNを利用するならどのサービスが良いか私のおススメのVPNを説明したいと思います。
私がおススメするVPNサービスはNordVPN
私がおススメなのは、NordVPNですね。
Nord VPNは、パナマに所在地がある海外のVPNサービスですが、日本語対応をしているので、言語に関する不安は皆無です。
強力な暗号化と完全な匿名性を特徴としているので安全性が高く、アクセススピードも全VPNサービスの中でもトップレベルにあり、非常に評判の良いVPNサービスです。
そしてNordVPNを利用する多くの人が、動画配信サービスを見ることが出来ています。
NordVPNで見れるVOD/動画配信サービスを解説
フールーやネットフリックスなどの動画配信サービスは、著作権の利権の問題から国内向けのサービスとなっていて、海外からは見ることが出来ません。
それがVPNで日本のサーバーを経由させれば、動画配信サービスを見ることが出来たりもします。
VPNに寄っても見れる動画配信サイトが異なるんです。
その点で私がNordVPNをおススメする理由は、私が知っている限り最も多くの動画配信サイトが見れるVPNだからです。
正しVPNサービス側と動画配信サービス側の鼬ごっこなので、その時期によって見れる動画配信サービスは変化すると思ってくださいね。
フールー | 〇 |
ネットフリックス | 〇 |
アマゾンプライム | 〇 |
U-NEXT | 〇 |
アベマTV | 〇 |
TVER | 〇 |
FOD | △㊟ |
パラビ | 〇 |
TELASA(ビデオパス) | 〇 |
DAZN | 〇 |
Dアニメストア | ✖ |
DTV | 〇 |
GYAO | 〇 |
NHKオンデマンド | 〇 |
ツタヤTV | 〇 |
RADIKO | 〇 |
BANDAIチャンネル | 〇 |
㊟FODは、スマートフォンは見れますが、パソコンは見れない時もあり。
詳しくはこちら⇒日本公式サイト【Nord VPN】
NordVPNの料金体系
NordVPNの料金体系は、3つのコースから選択することになります。
料金体系のベースは、毎月支払いをする月払いプランの1,256円です。
最長の2年プランの料金を月払いに換算すると、実に69%も割引となり、約400円ですから、VPNサービスの中でも最安値の方になります。
◎コース①:2年プラン
- 2年毎に10,407円請求
- 月に換算すると385円
- 月払いに対して69%の割引
◎コース②:1年プラン
- 1年毎に6,202円の請求
- 月に換算すると517円
- 月払いに対して58%の割引
◎コース③:月払いプラン
- 毎月に1,256円請求
- 月に換算も同じ1,256円
- 月払いは割引なし
月払いで毎月払うのも良いですが、長期でVPNを利用する人は、2年契約で支払えばかなりお得です。この2年プランが凄すぎなんです!
もし月払いで1年加入した総支払い額は、合計15,072円です。これが2年契約だと10,407円です。
更にNordVPNが3か月無料などのサービスが時期によってあったりもします!
NordVPNの解約返金に関して
月払いプランを含むすべてのプランで、30日間返金保証が適用されます。
申し込み後に目的のVOD等を視聴しようとして見れなかった時は、30日間前に解約すれば、特に支払いは無くて済みます。
返金保証があるので、気軽に試せるのが良いですよね。
確かにグーグル翻訳を利用してなので、ちょっと変な表現があったりはしますが、意味は通じるので問題ないですよ。
NordVPNの申し込み方法
それでは、NordVPNの申し込み方法を解説したいと思います。
先ずは料金プランの所から、希望するコースを3つの中から選んでください。お試しでというのなら、月払いの1か月で良いと思います。お得なプランが良いなら2年ですね。
アカウントの詳細情報入力画面
アカウントの詳細情報入力画面に切り替わりましたね。では、ここからは上から1つ1つの詳細情報を入力していきましょう!
ステップ1
最初に選択したプランと、表示されているプランに違いがないかを確認してください。
ステップ2
最初に左側に表示されている支払い方法を選択します。
クレジットカード払いを選択すると、右側の画面が切り替わりクレジットカードの詳細情報の入力画面になります。
ここがNordVPNの最大の注意点になります。
実は、NordVPNの料金には、消費税が加算されます。
ご存じの通り消費税は、各国に寄り違いがあるために画面の”国”という項目でどの国を選ぶかによって変更となり、結果として合計の料金が変わってきます。
例えば国を日本で選んだ場合、消費税は10%ですから1,041円が、イギリスを選べば、消費税20%の2,081円が加算されることになります。
正し消費税が適応されない国もあるんです。
それがアメリカ・中国・タイなどになります。住んでいる国が消費税0%の国の方はラッキーという話ですね。
そして個人判断ですが、NordVPNには住所を入力することはありませんし、郵送物も来ません、、、、、
アカウントを作成する為に、メールアドレスも入力して下さい。
このアドレスに後程メールが届きますから、必ず利用可能なメールアドレスを使用して下さい。名前、苗字、カード番号、有効期限、CVV番号、そして珍しいのは、郵便番号の入力欄があります。
注意!、Postel Code(郵便番号)若しくはZip Codeの入力欄は、アメリカのクレカで郵便番号を確認するシステムです。
続けるを押すと、メールが届きますので、最初のメールを開いてください。
メールを開くとSET PASSWORD AND ACTIVATE ACCOUNTのボタンがあるので、クリックしてください。パスワードを入力する画面になります。アルファベット・数字を組み合わせて最低でも10文字以上で設定しましょう。
ここまでで申し込みは完了です。
NordVPNのパソコンのアプリのダウンロードと設定方法
パスワードを設定するとアプリのダウンロードが自動的に行われます。NEXTをクリックしてください。ダウロードされたNordVPNSetupを開いて、INSTALLを押して下さい。
LAUNCH NORDVPNに☑を付けて、FINSHをクリックして下さい。
ここでサインアップを行います。
最後にTURN CYBERSEC ONを押して完了です。お疲れさまでした。
VPNをは合法か違法かのまとめ
どうでしたか?VPNは便利だとは分かっても違法行為だったら大変な話ですからね。
違法の国に住んでいたら、運が悪かったとあきらめるべきかもしれませんね、、、、
最近はネットフリックスやアマゾンプライム・フールーと本当に動画配信サイトが充実していますからね。
しかもTVERの様に無料で日本のテレビを見ることも出来ますから、海外生活を充実できる大きなターニングポイントになるのでぜひ試してみて下さいね。
解約しても返金対応があるので、気軽に試せますしね。