各家庭に置いてある断水時用のタンクとは
今回は日本には無い給水の仕組みを説明したいと思います。
東南アジアでは全体にいえる事ですが、インフラの整備がまだまだ整っていなかったりもします。
タイでも停電は良くありますし、ガスもプロパンガスです。
なのでプロパンガスのボンベを車やバイクに積んで運んでいたりするのですが、バイクで運んでいたりして爆発したりしないんですかね。
水道もまだまだで断水したり少ししか水が出なかったりすることもしばしばあります。
水が使えないとトイレもシャワーも使えませんので大変な事態ですね。
そのために各家にはタンクを置いてあり汲み上げようのポンプも合ったりします。
こんな感じのタンクで、2,000Lぐらいから6,000Lぐらいのサイズのものです。
これを裏庭に置いていたり、庭などの地下に埋めていたりします。
普段からこのタンクに水を入れて置くことで数日間の断水であれば、不便なく水が使えます。
パタヤでも断水は良くありますし、水があまり出てこないということもあります。
庭の地下に埋め込まれてしまうと下のような感じになります。
そして数日して貯めてあった水が空になってしまうと、当然水が使えなくなってしまいます。
その時には水屋さんから水を買ってフォースで水をタンクに入れてもらいます。
水はバキュームカーで運んできますので、日本人から見るとちょっと引きますね、、、、、、
でもタイでは水屋は一般的な商売ですからこの車で水を運んでいるのも普通のことです。
昔は日本でバキュームカーだったなんてこと無いんでしょうね、、、大丈夫かなぁ、、、、、、
水圧が低い時のためにポンプも家の横に備え付けていることが多いです。
水圧が1度抜けるとモーターを動かしても水が出ませんので、先ずはカバーを開けて上の給水口から1定量の水を入れてから始動させます。
この手のポンプは普段もあまり長い期間使わないと調子が悪くなったりもするので、たまに動かさないといけなかったりもします。
家の購入や賃貸時にもタンクに関しては聞いておきましょう
家を購入する際には、このタンクやポンプも販売価格に含まれているのか?タンクの容量は?置き場所は裏庭か、地下に埋めこむのか?
これぐらいのことは聞いておきましょう。
無ければ日常生活で不便が生じるために自分で負担して取り付けることになりますので、その分コストが掛かります。
借りる際にもタンクが無ければ、断水の時にはいつも水が使えず不便で仕方ないですから必ず確認しましょう。
日本では必要の無いことですが、タイでは非常に大切なことです。
家を借りる時や買うときには必ず確認しておきましょう。