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パタヤの美味しいタイ料理レストラン:デンダムがおすすめ
タイ旅行者の悩みでよく聞くのは、タイ料理が好きで地元の人が食べる料理を食べたいけど、屋台は衛生面で不安があるんですという話です。
そんな時にパタヤでおススメなのが、庶民的な料理を屋台よりも清潔な環境で食べれるタイ料理レストランのデンダムを紹介したいと思います。
デンダムは正にそんなお店でタイの庶民的な料理が多く基本的にどの料理も少しオリジナルのアレンジが加えてあるので、地元のタイ人にも大人気なお店です。
私は、このお店のマッサマンカレーやトムヤムクンラーメン,カオカームー(豚足の煮込みをご飯にのせた料理)が大好きです。
デンダムのカオカームーはオリジナルな味なので、ここの味が食べたくなった時にはどうしてもデンダムに食べに来ることになります。
今回の記事では、人気レストランのデンダムを紹介します。メニューも全て紹介してありますから、先に注文を決めてからお店に行くことも可能なので、活用してみて下さい。
今回ご紹介するお店:タイ料理レストラン・デンダム(DEANG DUM)
今回紹介するレストランの名前の”デンダム”は、タイ語で赤黒という意味になります。
デンダムの場所はパタヤには2店あるのですが、1店はパタヤセントラル通りで、もう1店はスクンビット通りのバンコク・パタヤ病院の向かい辺りになります。
タイ料理レストランは街中でも多くありますが、どこが美味しいのか逆に分からなくて困ってしまいますよね。
デンダムはタイ人にも人気のレストランなので、パタヤで気軽に食べれるタイ料理レストランとして安心していけるお店です。
一人で食事に行くのにも最適ですよ。
◎お店の名前:デンダム deang dum パタヤ中央支店
- お店の住所: 460/5-7 M.9 Central Pattaya Rd. Banglamung,Chonburi 20150
- お店の電話番号:038-426090
- お店の営業時間:年中無休 PM 06:00~AM 02:00
タイ料理レストラン・デンダム(DEANG DUM)の行き方
パタヤセントラル通りのセカンドロードとサードロードの交差点の間にあり、サードロード寄りになり、ソイブアッカオの反対側の北側になります。
地図でいうと下の辺りです。
立て看板もあります。
バイクはお店の前に停めてしまうのですが、車の時は裏に駐車場があるようです。
この通りの奥です。
タイ料理レストラン・デンダムの内装とキッチン
お店の雰囲気はこんな感じです。
決して高級なお店ではないですが、清潔で快適な店内です。屋台の衛生面に不安を憶える人もこのレストランなら問題ないでしょうね。
コロナ対策もしてあります。トイレです。こちらもやはり高級感はありませんが、キチンと掃除されていて綺麗にしてあります。
洗面台は意外とお洒落な感じです。
リゾートっぽいですね。
広く長いオープンキッチンがありブッカケ飯屋の屋台の様に、おかずが並べられています。作り置きの惣菜だけではなく、調理する料理も普通にメニューがあります。これだけキッチンが綺麗に磨かれているのは、タイでは珍しいです。
これは、クェッティオのキッチンですね。ここは食材も清潔に整理して置いてありますよね。
キッチンは、こんなに広いんです。 綺麗なキッチンでテキパキ働くタイ人がいます。
タイ料理レストラン・デンダムの全メニュー紹介
メニューはかなりの種類があり、タイ料理の一般的な料理はほぼカバーしてます。
では、デンダムの全メニューを見ていきましょう。
タイ料理の定番トートマンクンもあります。 本格的なタイ料理もあったりします。
屋台と比べると値段が高くはなりますが、具の練り物は数種類も入っていて豪華です。 ラッドナーやフライドヌードルのページです。
後は飲み物の注文です。ドリンクは料理メニューと比べると安いですねぇ。
タイ料理レストラン・デンダムの実食TIMEです!
あ!でもその前に、先ずはテーブル周りのチェックから!
テーブルセットは、タイ料理の定番調味料が並んでいます。
砂糖、唐辛子、お酢、そしてナンプラーがあります。
非常に綺麗に清潔にしてあり好感度が高いですね。 ミネラルウォーターは、専用のデンダムマークが印刷されたものでした。
カオ・カー・ムー
このデンダムで私が最もおすすめな料理を最初に紹介しちゃいましょう!
ここのカオカームーは他のお店で食べる一般的なものとは大分違います。逆に言うとここでしか食べれない味なので、食べたくなると通っています。
私は個人的にはかなりお気に入りの品です。
皆さんもカオカームーとは、別の料理ぐらいの認識で試してみて下さいね。写真でも見た目がほかで食べるカオカームーとは、違うのが分かりますかね?
普通のカオカームーはトロトロに煮た豚足をゼラチン質の部分と肉の部分を潰してご飯の上に乗せてあります。
その柔らかいとろけた食感が美味しいんです。
このお店のカオカームーは沖縄の豚足に近い感じでトロトロの崩れるような柔らかい豚足ではないです。
それに味付けも少し違いタレも、黒砂糖の蜜を使ったような深い味がするんです。
肉の部分は意外とシッカリとしたものがのっています。
豚足のコラーゲンの部分もトロトロではなくぷりぷりしたものになっています。
これはカオカームーでは珍しいのですが、これも美味しいんです。カオカームーに付いてくる高菜の様な漬物も甘みにある独特のものになっています。
どこかで買えないかなぁ、この漬物だけでも、でもやっぱり自家製なんでしょうね。
薬味もお洒落ですね。 タレですが、私は使いませんね。
マッサマン・カレー
米国の情報サイト『CNN GO.com』の世界で最も美味しい50種類の食べ物(World’s 50 most delicious foods)ランキングで第1位を取って一躍有名となったタイ料理です。
タイに来る人なら今は誰もが知っていますよね。
肉厚な鶏肉と。
トマト・ポテト・インゲン・ニンジンがのっています。
鶏肉は柔らかくて美味しいです。
カオクルックガピ
新作メニューのカオクルックガピのタイ語の意味は、カオが、ごはん・グルックが、かき混ぜる・ガピが小エビの味噌という意味です。
基本は、豚肉・青いマンゴー・卵・きゅうり・玉ねぎ・揚げ唐辛子・海老を混ぜ合わせて、ライムを絞って出来上がりです。 こんな感じに混ぜ混ぜして食べてみて下さいね。唐辛子はお好みで好きな分量だけ入れれるのも良いですよ。
トムヤムらーめん(クェッティオ)
これがまた最高に美味しいんです。最近は何処の屋台でもトムヤム風のスープは既製品のタレを使って出すのですが、デンダムでは、自家製のオリジナルのかなり凝ったスープです。
辛く酸っぱいスープが病みつきになりますよ。 数種類入っているルークチン(魚などのつみれ)もデンダムでは自家製のオリジナルのもので風味が違います。
メンのクェッティオもコシがあって美味しい。日本のラーメンに近いバミーでも注文できます。
トムヤムクェッティオ・センヤイ
これは上のトムヤムスープに、クェッティオのセンヤイという平たい太麺を入れたものです。
実は私は余りセンヤイが好きではないのですが、デンダムでだけは注文するぐらいですからね(笑)
クェッティオ 魚のすり身入り
魚のすり身の入ったクリアースープのクェッティオになります。
センミー、センレック、センヤイと麺の太さを選んで注文します。デンダムにしてはスープと麺はオリジナリティーは余りなく、極普通に美味しい感じです。
それでも魚の練り物系はレストランで作っているので、美味しいです。
デンダムの麺類すべてに言えるのですが、兎に角量が少ない、、、、
スープは、クリアースープです。このクェッティオは普通に美味しいだけなので、デンダムで敢えて頼まなくてもいいかなと思いますね。
他のデンダムでしか食べれない美味しい料理が何品かありますからね。
酢豚風サワースイート炒めのご飯添え
タイでは割と目にする酢豚の様な料理です。何処で頼んでも辛いことはないので、辛いのが苦手な人にはおススメの料理です。ただ炒めている具材は、豚肉と玉ねぎは良いですが、トマト、キュウリ、パイナップル、ノビルと日本ではあまり炒め物には使わない野菜なので嫌な人もいるかも、、、
個人的にはデンダムの料理の中では評価は低いので、私はここではこれはまた頼まないかな。
プラー・パッ・クウン・チャイ
揚げた魚とクウン・チャイ(タイの野菜)の炒め物です。
これはまったく辛くないので、少し刺激的なタイ料理に疲れた時にはおススメの1品です。
イェン・ター・フォー
イェン・ター・フォーは、豆腐を紅麹で発酵させた紅腐乳が溶けてピンク色のスープが特徴の麺料理です。日本人は、そのピンクのスープの色に驚く料理です。
味の方も紅腐乳の味が出ているので、癖のある味でタイ人でも苦手な人がいる料理なので、発酵食品が苦手な人は避けた方が良いでしょうね。
デンダムは自家製紅腐乳を使っているので、えげつない程のピンクのスープではないですが、独特の風味とコクが癖になると思います。 デンダムでは、平麺のセンヤイを使っています。これがもちもちで最高に美味しいです。
パッタイ
タイの代表的な麺料理の1つであるパッタイも、デンダムを食べれます。
普通のお店より美味しいですが、他の料理の様にデンダムでしか食べれない料理という事ではないので、ここで頼まなくても良いかもしれません。
ラドナー
揚げ麺か、センヤイという平面に餡を掛けたメニューです。
カノンパン・ナー・ムー
タイ料理が好きな人だと知っている人もいる、海老のすり身揚げトーストをブタの挽肉に変えたものです。
ぎゃうざの餡をパンにのせて揚げたような感じです。
サクサクな食感で非常に美味しいです。
何処にでもある料理でもないので、ぜひデンダムで頼んで貰いたいです。
ただしパンを揚げてますからカロリーは恐ろしいことになっているかもしれません。
このタレをつけて食べます。
ポーピア
そしてこれは揚げ春巻きです。
これも中々美味しいです。 甘いタレをつけて食べます。え?ご飯物なのに甘いソースゥーって思いません?でも意外とこれが合うんです。
トート・マン・プラー
タイ料理の中でも代表的な料理の一つですね。
魚のすり身を揚げたさつま揚げの様な料理ですが、ハーブが入っていたり唐辛子が入っているタイ仕様です。
玉ねぎや葉の揚げたのものっています。
デンダムでは薄いて固めのタイプですね。 断面にすると、薄いですねぇ。
揚げワンタン
ワンタンを油で揚げたものです。
揚げ具合と餡の肉の感じが良いですね。サクサクした触感がグッドです。
意外とジューシーな餡です。
魚のつくね
魚の練り物の揚げたモノで、さつま揚げの一種の様な一品です。
これを油で揚げてタイの甘辛ソースで食べます。
これがタイでは好まれる甘いチリソースです。
キュウリが付いています。キュウリがソースに良く合います。
カポップラー
FISH MAW SOUPといいますが、乾燥させたり揚げた魚の浮き袋を煮込んであんかけスープにしたものです。
イメージの味としては、フカヒレスープの魚の浮き袋版というスープです。
フカヒレスープじゃなくて良いんじゃないかと思えるほど、コクと深みが出ていて最高ですよ。
これが魚の浮袋です。
このスープにウズラの卵って本当に合うんですよね。カニも少しのっています。
中華系スープの出汁の一つシイタケも勿論入っています。
もう最高に美味しいので、ぜひ頼んでみて下さいね、フライドライスと一緒に食べると最高ですよ。
デンダムのデザートメニュー
ゼリーの黒糖蜜がけ
タイのスィーツを代表するもので、チャオクワイというコーヒーゼリーの様な食べ物です。
ゼリーに黒砂糖の蜜をかけて、その上にかき氷をのせて黒糖を塗しています。
氷の下にはゼリーがあります。
ココナッツのアイスクリーム
タイのココナッツアイスの食べ方のスタイルで、アイスにピーナッツや干しブドウなどを載せて食べます。黄色いのは銀杏でタイではおやつとして食べられることが多いですね。白い透明なのは、ルークシットと呼ばれる椰子の一種のフルーツです。
サラ味のかき氷
かき氷とパンに、サラというイチゴの様な味のシロップと練乳をかけたタイスタイルのかき氷になります。
サラは”サラクヤシ”と呼ばれるヤシ科のフルーツで、その皮が蛇の皮の様に見えるためスネークフルーツとも言います。
そのシロップの方がタイではイチゴよりも愛されています。このかき氷も普通に美味しいですが、他のメニューの様な凝った部分は無いので、デンダムで食べなくても良いと思います。
タイの昔ながらのかき氷
タイの昔からあるかき氷を使った冷たいデザートです。
パタヤのおススメのレストラン記事3選
ここではおススメのレストランを選んでみましたので、合わせて読んでみて下さいね。
伝統タイ料理レストラン:ルアンタイ
パタヤでタイ舞踊を見ながら食事が出来る、少し高級なお店ならルアンタイがおススメですよ。
昔から有名でハズレのないレストランだと思います。
中華料理&タイ料理レストラン:リンキー
タイ中華料理でパタヤでは最も有名なレストランで、美味しいだけでなく24時間営業なので非常に使いやすいお店です。
場所もパタヤセントラル通りですから、行きやすい場所ですからね。
シーフードレストラン:ムンアロイ
パタヤにはシーフードレストランは良いお店が多くありますが、最も地元の人が知っている名店と言ったらムンアロイですね。
美味しいうえにウォーキングストリートのレストランと比べるとリーズナブルです。
パタヤのタイ料理レストラン・デンダムのまとめ
どうでしたか?気軽にタイ料理を食べようかなって思った時に重宝するお店ですよ。
この価格帯で美味しい本格的なタイ料理のレストランって意外と少ないんですよね。
デンダムならタイ料理はどれもレベルが高くて何を食べてもハズレのないお店です。
特にカオカームーはこのレストランのオリジナルな味ですから試してみて下さい。デンダムのカオカームーにはまったら、もうこのお店に通うしかなくなってしまいますからね。
クェッティオのトムヤム風味スープやカポップラー(魚の浮袋のスープ)も最高に美味しいですよ。
パタヤに来た際には、ぜひ食べに行ってみて下さいね。