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インドのマザーテレサの”死を待つ人の家”ってどんな所で何をするの?

公開日: : 最終更新日:2017/10/04 FPのコラムとニュース

インドのマザーテレサの”死を待つ人の家”でのボランティア

日本のテレビを見ているとインタビュー受けていた女性が”昔インドのマザーテレサのところで10ヵ月働いていて全て実費だったので貯金を使い果たした”という話をしていたんです。

えーーー!ビックリして声を出してしまいました。

だって貯金って、いくらだったんですかねぇ?

実は私も短期間ではありますが、インドのマザーテレサの施設でボランティアで働いていたことがあるんです。

今回はそんな当時のことを思い出してマザーテレサの所でのボランティアの話をちょっと書きたいと思います。

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物価の安いインド

マザーテレサのボランティアを受け付けている施設はランディーババン・シシィバハンといくつもあるんですが、私は”死を待つ人の家”で4ヶ月程働いていました。

ホテルは自分で自費で手配をして施設への通いのスタイルで当然ですが施設から補助が出る訳ではありませんでした。

でもインドは物価が安くバックパッパカーとして安いホテルにドミトリーに泊まり現地の人よりちょっと良いお店で食事するレベルの生活であれば、月に100ドルもあれば十分でした。

当時のレートでも約100ドルは、約1万円でした。つまり10ヶ月なら10万円ですよね?

テレビのインタビューを受けていた女性は、そんなに初めから貯金が少なかったんですかね?

物価の安いインドでそんなにお金を使っていたんでしょうか?っていうか、使うところもあまりないと思うのですが、、、、

 

マザーテレサの言葉

そんなことから当時のことを思い出したので記事にしてみることにしましたが、最初の切っ掛けは私はマザーテレサのある有名な言葉に驚かされたことでした。

”愛の反意語は、憎しみではなく無関心”

凄く有名な言葉なので知っている人も多くいるでしょう。

その言葉の意味は高校生の私にとって凄く衝撃的で物事の捉え方を考え直させられたものでした。

そして私は初めてインドに旅行に行った時にマザーテレサとはどんな人物なのだろうかと彼女の教会の朝のミサに行きました。

その当時はマザーテレサはまだ生きていましたので、マザーテレサの話を聞こうと多くの人が押しかけていました。私は混み込みの教会の状態を見て帰ろうかなぁと思って、外の門のところでどうするか悩んでました。

すると、中の混雑ぶりが嘘のようにガランとした教会の外の道路を年取ったシスターがヨボヨボした感じで掃除をしてるんです。

私は正直ガッカリしました。

それはマザーテレサは慈悲深い人のはずなのに”こんな死にそうな御婆さんに掃除させるんだ”そんな配慮も出来ない人なんだと。

それから更に多くの人がミサに集まってきてマザーテレサを見るために懸命に中に入ろうと押し合って頑張っていて、高齢なのに掃除させられているシスターになど気にしません。

まぁ見に来る人もこのレベルですか、、、、そして俺も同じ穴のムジナか、、、、、

そんなことを思いながら、ボーと眺めていたこの光景に私は更に落胆しました。

もう興ざめで帰ろうとした時に掃除をしていた年老いたシスターと目が合ってしまい、するとシスターが笑顔で”中にどうぞ”と案内してくれたんです。

笑顔で案内されて帰れなくなり白けた状態で最後方の離れた場所でミサになんとなく参加することになってしまいました。

ミサが始まりマザーテレサの挨拶となりマザーが登壇しました。

ここで私は本当に驚きましたっ!

マザーテレサと紹介されて前に出てきた女性は、外を掃除していて私を中に案内してくれたあの御婆さんだったんです。

えぇぇぇ!マザーテレサを一目見ようと必死になって中に入ろうとしていた連中は誰も気が付かないのかよ!って2重の驚きでしたね(まぁ自分もなんですけどね)

そんな経験もあり私はマザーテレサの創設した施設でボランティアをしてみたくなったのでした。

紙に書いてあることではなく、自分の目で見て感じてみたいと思ったからです。

マザーテレサの言葉が気になる方は本が何冊も発行されていますので読んでみると良いと思います。


マザー・テレサ 日々のことば

マザーテレサの施設の1つインドのカルカッタにある”死を待つ人の家”

それから私はマザーテレサの理念で作られた組織に興味がわき”死を待つ人の家”で4ヶ月ほどボランティアに参加しました。

”死を待つ人の家”はインドに何箇所かあるのですが、カルカッタで3ヶ月ヴァラナシーで1ヶ月働きました。

この施設は”せめて死ぬ時ぐらいは人間らしく”というコンセプトに作られた施設です。

街中で死にそうな人を連れてきて食事とベットを用意して元気になったら出て行ってもらいます。

ただし実際は入所して、2・3日で死んでしまう人が6割ぐらいになります。施設を出れる人は2割ぐらいで残りの2割は比較的長期で入所していて亡くなる人です。

ボランティアに関しては基本的に来るものは拒まずで1日でも受け入れていました。

でも実は1日だけのボランティアの人を受け入れるって大変なんですよ。

私も働いていた後半は教える側だったので分かりますが、結局数日は仕事を教えないといけないので手が掛かってしまい、初心者はいない方が効率的なんです。

アルバイトでもトレーニング期間って、そうですよね?

実際の”死を待つ人の家”では、毎日1日だけしか働かない人が30%ぐらいいるので作業効率を考えると明らかにマイナスでした。

ただそこには、もう1つの意図があるんだと思っていました。

それはより多くの人にボランティアを体験してもらうことです。ボランティアという行為自体のハードルを下げることが”死を待つ人の家”の役割なんだと思います。

現にシシュババンなどのほかの施設はすべて最低10日間や2週間以上働けることなどの条件が設けられていましたから。

1番知名度の高い”死を待つ人の家”で、冷やかしでも何でもボランティアを体験してもらい1人でも多くのボランティアに関わってくれる人を増やしていきたいという思いがあったんだと思います。

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あなたの出来ることをして

初日は患者さん30名から40名が寝ている大部屋に案内されて”じゃあ、あなたは彼の担当ね”と説明して”じゃあ、よろしく”って案内してくれた人は行ってしまおうとします。

、、、、、、って、”えぇ!ちょっとちょっと、何すれば良いのっ!”

”英語だって通じないのに”と聞くと”あなたが出来ることをして”という返事でした。

、、、、、、え?どうゆうこと?

”彼らは今日死ぬかもしれないの、お医者さんには見せないしね。マッサージでも肩を抱くのでも手を握るだけでも構わない。

英語?関係ないよ。日本語で良いから話しかけてあげて、彼らは人としての触れ合いが必要なのよ”

ということでした。

私は変に患者さんと思うことは止めにして、友人として対等に接することに心掛けました。

マッサージをしてあげたら、”ありがとうは?”と言ったり、自分で出来る人が”水くれ”と言えば、”自分で行ける人は自分で行ってねぇ”と言ったり、結構乱暴だったと思います。

でも患者さんとは割と仲が良かったですよ。

一緒にボランティアのリーダーの悪口言ったり、嫌な仕事があると患者さんが私を呼んでくれて”おれの用事をしてることにしろ!””サンキュー”なんて患者さんが気を使ってくれたりする関係でした、、、、、、、、うーーん、ボランティアとしては、これで良いのかなぁとは思いますが(笑)

実際、真面目なボランティアの人からは異端児として煙たがられてましたからね、私は(笑)

せめて死ぬ時ぐらいは人間らしく

この考え方には私も考えさせられました。なんせ目の前でどんど人が死んでいきますからね、まぁ誰でも考えちゃいますよね。

でもこれって少なくともマザーテレサの組織で今出来る精一杯なんですよ。

ある日私が知らない初めてボランティアにきた日本人の女性がリーダーと言い争いの喧嘩をしています。

スウェーデン人の若いこのリーダーはテキパキと指示を出していくのですが、結構口が悪くて怖いんです。誰もが睨まれたり怒鳴られたりしてました。

その彼と堂々と怒鳴りあっている日本人女性は看護婦さんらしくて患者さんの病気が分かるらしく医者に見せると主張しているんです。医者に診て貰えば治る病気ということらしいです。

しかしリーダーの答えは”NO!”、彼女は更に言います”私が治療費を出すから良いでしょ!”

リーダーの答えは”NO!”、でも彼女はがんがん攻めます。

リーダーは遂に本丸の正論を彼女に言い放ちました。

”君の考えは分かった、でもこの施設ではこの施設のルールに従ってもらう。自分の考えが正しいと思うのなら、その活動を自分でしろっ!”

彼女は怒ったまま帰って行きましたね。

彼女がその素晴らしい施設を創ったことを私は信じています、、、、、、

でも死を待つ人の家では人間らしく死なせてあげることしか出来ません。私達にはそれ以上の権限はないんです、これはマザーテレサの私達に対する優しさでもあると思います。

残念ながら自分の力では全ての人を助けられないという現実があるわけです。その現実に私たちが押しつぶされないようにマザーが1番辛い決断を背負うことで守ってくれているのですから。

元気になった患者さん

多くはありませんが、元気になる患者さんもいます。私の仲の良かった患者さんも元気になり出所しましたね。その時は元々の彼の持ち物を返して服とお金を少し渡して街に帰してあげるんです。

まぁ実際みんな乞食なので元気に乞食に戻るということです、、、、、

なんか元気になって乞食というのもなんだかなぁとは思うんのですが、これが現実です。

何度か元患者さんに街で会ったこともあって、やってましたよ元気に乞食を。”あぁ久しぶり!”なんて言って走ってきて抱きついてきたりします、けっこう子供っぽい人が多いんですよね。その姿をみて私も涙が少し。

でも周りのインド人は引いてますね、、、、、、乞食と抱き合う外国人!なんなんだこいつは?

インドはカーストが残る階級社会なので、乞食と抱き合うなんて考えられないんですよね。

<死を待つ人の家が映っている動画です>

”インドのマザーテレサの”死を待つ人の家”ってどんな所で何をするの”のまとめ

ある日私は例の怖いリーダーに呼ばれました”君って日本人だよなぁ、日本のツアーが見学に来るから案内役よろしく”

”へーそうなんだぁ”って俺?だって”なんかボランティアしてる人って真面目な感じの人がイメージだから向いてないでしょっ”て言ったんだけど、意見は聞かないスウェーデン人のリーダーが決めてしまいました。

それは10人ぐらいのツアーだったんですが、当時の髪が長かったり染めてたりする若気の至りの私が案内役で申し訳なかったなぁーと今でも思います。

この”死を待つ人の家”でボランティアしている人って真面目過ぎたりプライドが高かったりしてクセのある人が多いんですよね。でも色々学べたような気がします。

これもマザーテレサが与えてくれたものなんでしょうね。

カリスマ性の強いリーダーが亡くなってしまうと求心力が落ちて組織は厳しい状況になってしまう可能性が高いのは事実です。

それでもマザーテレサの創設した組織では、マザーの教えがこれからも引き継がれて継続・発展していくことを強く願いますね。

因みにボランティアに参加するツアーがあったりするのですが、自分で行けば誰でもボランティアに参加出来ますよ。

業者にお金払ってボランティアをするって少し歪んだ気がしますので、そこは自助努力でどうにかすべきだと思いますね。

だってボランティアってそもそも自発的なものですからねぇ。

日本人も日本とは全く異なる社会の片りんだけでも体感すれば何か感じることがあるのだと思います。死を待つ人の家をマザーテレサが設立したもう一つの理由がそこにありますから、少しでも興味があればドンドン体験だけでもしてみると良いと思いますよ。

海外旅行保険が無料になるお得なクレジットカードを知っていますか?

海外旅行で病院に治療に行くと日本の健康保険は使えずに治療費が高額になることがあります。

(注:日本に戻ってから返金請求の制度はあります)

海外では盲腸の手術が200万円って話を聞いたことがありませんか?

実は海外の大きな病院で手術すれば日本の健康保険が使えませんから200万は普通の金額です。

私もタイで代々木公園で騒ぎになったデング熱で入院しましたが、2週間の入院で治療費は約133万円でした!

治療費が驚くほど高いので、皆さん海外旅行保険に加入してるんです。

でも海外旅行保険の保険料って意外と高いですよね?1週間程度でも3,000円とか5,000円とか、、、、、

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そこで元保険会社社員でバックパッカーの私が1番おススメの無料クレジットカードをコッソリ?教えます。

そのクレジットカードとは、エポスカードです。

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そんなおススメのエポスカードと海外旅行保険をもっと詳しく知りたい方は↓の記事を読んで下さい。

”クレカの保険は使えない?海外旅行に持って行くクレジットカード最強のベスト3”

クレジットカードを複数持った時の注意点やおススメのクレジットカード等も説明していますので、興味のある人は是非!

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  • 管理人:我楽
    タイ在住:嫁1人(笑)・子1人
    学生時代は1年の半分は海外旅行に行き1年の長期旅行も2回経験した元バックパッカーです。訪問国は60ヶ国を超えマザーテレサの死を待つ人の家などでボランティアもしていました。
    社会人としては保険会社に勤務した後に独立をして保険を中心としたリスクマネージメントや資産運用の会社を経営。
    現在はタイ在住で店舗の経営とファイナンシャルプランナーとしてネットでの情報発信やライフプラン・資産運用のコンサルを請け負っています。

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