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コンプライアンスがサラリーマンの仕事を嫌いにした?=元保険会社勤務のFP

公開日: : 最終更新日:2016/10/06 FPのコラムとニュース

 

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コンプライアンスと保険業界

はじめに

今までのこのブログの趣向とは少し違うのですが、私の経験の話、バックパッカー時代やサラリーマン、起業した頃の話などもしてみたいと思います。

その頃の状況や想いなどを綴ってみたいと思います。

業界内部にいれば誰もが当然のように知っていたこともお客様には絶対言えないような事が多くありました。

流石に全部とは言えないですが、もう時効だったりもすると思うので書いてしまおうかと思います。

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ルール違反よりお客さまサービス?

もう10年以上前に世の中はコンプライアンスつまり法令順守がやたらと言われるようになりました。

保険業界は元々物を売るメーカーではなかったために商品は契約書のみとなり、その商品そのものに目を通すお客さまは多くはありませんでした。

そのためにお客様は何で判断しているかというと、簡単なパンフレットの説明と担当者の口頭説明またその担当者を信用出来るかということだったと思います。

現に内容の説明をしていても”大丈夫、信用してるからOKです”というケースも珍しくありませんでした。

そんな信用関係で仕事をしている業界ですから、金融の厳しいルールはお客様からクレームが来なければ問題ないという暗黙の了解がありました。

特に顕著だったのは、契約時にはお客さまから必ず押印もしくは自書(つまり本人のサイン)を貰うという絶対ルールでした。

当時はこのルール違反をしないで仕事をしている人などいませんでしたね。

基本的に訪問した時は当然お客さまから押印を貰いましたが、印を貰い忘れたり電話での契約(今は電話募集は押印は必要なくなりました)の場合はお客さまの了解を得てこちらで印鑑を押してしまってました。

これは当然保険業法違反です。

でも日常的に皆やってましたね。

隠れてではなく社内で公然としていました。

私自身もお客様の印鑑を買って整理して持っていた数は250人程度は持っていました。

自分が印鑑を買いに行く時には、社内で”印鑑買いに行きますけど、買ってきて欲しい名前の印鑑ありますか?”と親切に声を掛け合ってました。

ただし難しい名前は100円では買えない為、特注で500円から1000円ぐらいするので簡単には買えないので、その時は秘密兵器の登場です。

アブラトリガミです。

この紙で貰ってある印影にこの紙を重ねて上から丁寧に擦ることで朱肉が紙に写り、その朱肉をまた別の印の必要な箇所に付けるのです。

当然どちらも朱肉が薄くなりますので、これを細い棒で朱肉を足して色付けして完成!職人の世界です。

これって社内的にも暗黙の秘密だったので誰でも知っていることでしたが、私が1番驚いた支社は支社の倉庫の中に社員でお金を出し合った印鑑の販売用のセットが置いてあって全員で使っていたのを見たときですね。

あのクルクル回る印鑑の販売用セットですよ?

これって既に暗黙の了解の暗黙じゃねーだろって呆れました。

こんなことが有り得るぐらい普通のことでしたし支社長や支店長も誰もが知っていましたしまた一緒に使っていました。

えー、一応確認しますがこの時点でも保険業法的には印鑑を担当が押すことは違反で処罰の対象です。

見つかれば最悪首もありえる重大な違反でした(笑)

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コンプライアンスの遵守

これが世の中の風向きで変わります。

コンプライアンス違反と個人情報漏洩に対して厳しくなりました。

保健業界は金融庁からたび重なる指導と監査が入り法令によるルールを厳守させるようになります。

ただしそのルールは時代遅れだったので現場では矛盾が多く生じます。

長い間暗黙の了解で目をつぶり続けていたため、ルールは改正が行われておらず時代に合わなくなってたからです。

ハッキリ言いますがこれは経営の職務怠慢を現場に押し付けたということです。

しかも自分達は何も知らなかったような顔をしてコンプライアンスを声高に叫びます。

サラリーマン社会の性

まぁルール厳守は当然のことなので異存ありませんが、それを取り締まる上司の姿にサラリーマンの性を感じました。

この問題もルールが徹底されて古き悪習が腑印されるという話であれば何も問題は無かったんです。

ですが、全国でみると過去のコンプライアンス違反により首になる社員も出ていました。

そうなるとどうなのだろうかと悩みましたね。

だって本当は全員やってましたよ。

社員総コンプライアンス違反ですよ。

本当なら全員クビなわけです。

しかも取り締まっている支社長やその部下だって知っているというよりやっていたのですから。

そしてその支社長がコンプライアンス違反をしていたことを知られている部下の前で、部下の過去のコンプライアンス違反を見つけて処分していくのですから。

これを見たときに思いましたね。

サラリーマンって凄い世界だなって。

これがサラリーマンかって、、、、

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まとめ

今思えばあの支社長達もどんな思いだったのでしょうね。

この件は私にサラリーマンという世界の厳しさを教えられた最初の出来事でした。

お金を稼ぐって本当に大変なことなんですよね。

そう、今はコンプライアンスは徹底されています。

印鑑が必要であればお客様から必ず貰いますし、郵送で押印を貰うのも普通になりました。

電話募集は一定の条件が揃えば押印も必要なくなりました。

今は現実的なルールに改正されただけあってルールが厳守されてますね。

そう考えるとなぜ最初からそうしていなかったのでしょうか。

 

どうなんでしょう?

こんな感じのコラムは読者受けするんですかね?

公開してみて反応見てこのテーマを続けるか判断しようかな。

記事数を増やして色々な記事を試してみたいと思います。

 

旅をしていた頃の話は”世界の60国を旅したって、どこの国?”で書いていますので見てください。

いつもありがとうございます。

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  • 管理人:我楽
    タイ在住:嫁1人(笑)・子1人
    学生時代は1年の半分は海外旅行に行き1年の長期旅行も2回経験した元バックパッカーです。訪問国は60ヶ国を超えマザーテレサの死を待つ人の家などでボランティアもしていました。
    社会人としては保険会社に勤務した後に独立をして保険を中心としたリスクマネージメントや資産運用の会社を経営。
    現在はタイ在住で店舗の経営とファイナンシャルプランナーとしてネットでの情報発信やライフプラン・資産運用のコンサルを請け負っています。

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