タイのビジネスと不動産など

バンコクのマンションの需要と供給=海外移住の方法

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タイのバンコクの不動産事情(マンション)に関してブログしたいと思います

今年に入ってタイ経済の雲行きが怪しくなっていますが、マンションの建設は変わらず続いています。

土地神話も健在でタイ人はそこに疑問を感じてもいないように思えてしまうぐらいです。

そんな背景もあり今後の数年でかなりの戸数(7万とも8万とも言われている)のマンションが供給されると言われています。

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最近の特徴は、マンションの部屋の割合の多くがステディオタイプと1ベットルームが占めている点と各部屋の面積の小さい物件が増えている点です。

特にステディオタイプの部屋の供給量の多さと小型化は目立っています。

このどちらもコストが上がってしまっているがために販売価格を抑えるためと利益を確保するためではあるのですが、今後の需要を考えると疑問を感じます。

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この数年で急激に新規開拓地の開発が進む

新規開拓地とはBTSと地下鉄の新線を中心とした新ベッドタウン地域を指し現在最も活発にマンション開発が進んでいる地域です。

最近注目されたため土地の確保が難しくなかったため大型プロジェクトが多く見られるのも特徴のひとつです。

このプロジェクトが完成をむかえ、これからの数年間で数多くのマンションが供給されていきます。

投資物件としては今年も人気は衰えていないのですが、賃貸としての需要はどうでしょうか?

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バンコクの新規開拓地の小型のステディオタイプはリスクが高い

結論からいえば、新線や更に郊外の新規開拓の大型プロジェクトで小型のステディオタイプの物件はインカムゲインにおいて非常にリスクが高いといえます。

特に新線のBTSや地下鉄の駅から5分以上離れている物件はインカムゲインを含んだ投資物件としては価格が手ごろだったとしてもなかなか手が出せない物件ではないでしょうか。

確かに売買に関しては今年もそれほど意欲が落ちていないようですが、賃貸は売買のように意欲があれば1人で何戸もという訳にはいきません。

借りて住む家は確実に1世帯(または1人)1戸が通常です。

それは投資意欲に対してはビバレッジが効いていますが、賃貸では効いていないのです。

今、建設されている新規開拓地の大量の小型のマンションというのはあくまで投資物件としてのビバレッジが掛かった売買の需要と供給の都合で造られている異形の状態であり、今後これが賃貸のマーケットに出た時に受け入れられるとは考えがたいのです。

ただでさえ今のバンコクの不動産市場はマンションの価格上昇に家賃の上昇が追いつかずに利回りが低下してインカムゲインを期待することが厳しくなっているのですから。

タイ人はキャピタルゲインを考え土地神話を信じ多くの窓に明かりが灯らないマンションに不自然さを感じていないかもしれませんが、今の軍事政権は無理だと言われ続けてきた相続税の導入を可決しようとしています。

今後タイの近代化が進み相続税や固定資産税が導入されていき不動産は持っているだけでもコストが掛かるようになった時に、今大量に作っている小型のマンション郡が問題になってくるのではないかと心配されもします。

いずれにせよ、税金の問題が無かったとしてもバンコクの現状は売買のマーケットの供給サイドの都合でマンションの条件が決まっていますが、需要サイドの要求や賃貸マーケットとの調整により今の様なマンション開発は変更を余儀なくされるのは明らかだと思います。

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海外旅行FP ひつじ執事
海外旅行FP ひつじ執事
学生時代は1年の半分は海外旅行に行き1年の長期旅行も2回経験した元バックパッカーです。訪問国は60ヶ国を超えマザーテレサの死を待つ人の家などでボランティアもしていました。 社会人としては保険会社に勤務した後に独立をして保険を中心としたリスクマネージメントや資産運用の会社を経営。 現在はタイ在住で店舗の経営とファイナンシャルプランナーとしてネットでの情報発信やライフプラン・資産運用のコンサルを請け負っています。
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